「人生は学校である。そこでは幸福より不幸のほうがよい教師である。」フリーチェ/露文学史家
今日のジムは午前中はのんびりした感じだったけど、午後過ぎてから多くの方が来てくれて、けっして広くはないジムのフロアに全員で12人。。
けっこうな感じでいっぱいいっぱいだったので少し焦りました(^^;)
途中からはリング上でただただひたすらミットを持ち続けていました。
そして腰だる~ってなったところでバランスボールに背中で乗りブリッジ。
これがかなり気持ちよすです☆ ちょっと病みつきになりそうです。
しかし4年近く前に何かの縁でバイクで片道40分以上は掛けてマンツーマン、たった一人からはじまったこの空間もこんなに来てもらえるようになるなんて当初は想像もしていなかった事です。
一人でも多くの人にボクシングの面白さ、楽しさが伝わっていくのが嬉しいですね。
そして今日は金曜日にも試してもらいましたが、午前中に来られた会員さんにこのボディバッグ
↓
を試してもらいました。
びっくりする位しんどがっていました。(笑)
そうなんです、これは地獄のバッグです。
また、こういうしんどい練習をした事ない人にボクシングやってましたって言って欲しくないですよね、と言ってられましたが、その通りだとも思いました。
どこまでしんどい練習をする、どこまで深く知る、のも全てその人次第!
どうせなら深く知って欲しいですね。
こういう練習も興味あり、我こそはと思う方はぜひこういったトレーニングにもチャレンジしてみてください☆
世間ではよく「意志は固いほうがいい」と
思われているようだが、私の考えでは逆である。
意志が固いために、たった一つの箇所を
突かれただけで、コロンとひっくり返ってしまう。
そして自分のプライドを崩されたような気になり、
「こんな仕事は辞めてやる」と会社を飛び出し、
引きこもりになったり、街中で暴力を振るったりしてしまう。
「柔よく剛を制す」という言葉があるが、
人間は心身ともに柔らかくあるべきというのが私の持論である。
体や心を強固にして力ずくで相手に向かっていくと、
反射神経が鈍り、柔軟な対応を取ることなど到底できない。
建物を例にとってみても、
コンクリートは頑強にできてはいるが、
外部からの衝撃には非常に弱い。
反面、木造建築は当たりが柔らかく、
強い風がきても吸収して受け止めることができる。
人間は最終的に体が固くなって死ぬように、
若い子の体はお年寄りに比べるとずっと柔らかい。
その柔らかさを十分に活用し、
行動に移していってくれたなら、
いい世の中を取り戻してくれるように私は感じている。
また、心の柔らかさというものは、
教わったことが入りやすいタイプと、
入りにくいタイプとも関係している。
まずは心を開き、精神を柔らかくしなければ
教えは入ってこない。
一つのことに囚われると、その考えにつかまってしまう。
そうすると、その教えこそ絶対だと思い込み、
他の考えをすべて否定してしまうようなことになるのである。
桜井章一