出演:福山雅治、柴咲コウ、北村一輝、檀れい、椎名桔平、飯尾和樹、戸田菜穂、田口浩正、吉田羊
監督:西谷弘
原作:東野圭吾
上映時間:130分
劇場版第3作。期待していなかったけど予想通りだった。なかなか1作の「容疑者Xの献身」は超えられない。
まず、殺された少女の復讐のため、少女の両親を周囲が庇うあたり、そこまでの義理があるのだろうか?と疑問に思う。
だって殺人だよ、いくら父親が幼馴染だとか少女が生徒だったとか、ちょっと理解不能。
トリックも複雑すぎてよくわからん。湯川教授を出すためだけのトリックとしか思えない。もう湯川教授いらないじゃんって。
だいたい、最近連ドラの「ガリレオ」を見たから特に思うんだけど、老けたね。もうただの教授だね。いままでの湯川教授って頭脳+αだったけど、今作の湯川教授はただの教授だね。
殺された歌手志望の少女、お腹に子供がデキてデビューを辞めたいってのは百歩譲って納得しよう(本当は納得いかないけど)、今までお世話になったあの奥さんにあの暴言は人としてどうかと思うよ。そうすると、復讐を手助けする周囲の動機が薄弱な気がする。
もしかしたら、原作はここまで酷くはないのかもしれない。
映画としては、もう2度と観なくてもいい。しっかり記憶しておこう。
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