俺たちは天使じゃない

出演：ロバート・デ・ニーロ、ショーン・ペン、デミ・ムーア

こういう風に考える。

この映画が日本で公開されたのは32年前の1990年。

ということは初見は20年以上前ってことになる。(たぶんその時から今回まで一度も観てない)

その際は面白いと感想を持った。

そのまま20年以上の月日が流れ、いつしか、「あぁ、あの映画、もう一度見たいな」なんて思う。

今回、約30年ぶりくらいにそのチャンスが巡ってきた。

どうして今日までこの映画を観る機会がなかったのか、なんとなく気づく。

そんな感じです。

つまらなくはないけど、テレビ局も再放送するほど面白くないという認識なのかな？僕が気づかなかっただけで再放送はたくさんしてたのかもしれないけど、なんか合致しなかったな。そんなわけで、もう観ることはないと思います。スリリングとは言えないまでも、ドタバタ感は嫌いじゃないけど。

それにしても、デミ・ムーア。当時(撮影中は知らないが)27歳くらい？

すんごい綺麗！タイプ！

そして気づいたんだけど、声が少しはスキーでそそられる。基本的に吹き替え大好きの自分ですが今回は思わぬ掘り出し物を見つけた感じ。あー、だったら「ゴースト/ニューヨークの幻」の再放送も録画すればよかった・・・「チャーリーズ・エンジェル」の時は逆の意味で度肝を抜かれたけど。

五十音の「か」

超長期企画

五十音別のミュージシャンの音楽を聴き、上位数曲を選ぶことにしました。2021年のクリスマススタートでいつ終わるか？よくランニングしながら音楽を聴くので暇つぶし企画です。

「か」はThe Carpentersにしました。

もちろん脚本家である野島伸司氏からの影響です。

昔は彼の書いたドラマを釘付けになって見てましたが、最近は聞きませんね。

1,  Top Of The World

2，Yesterday Once More

3，I Need To Be In Love

4，(They Long To Be) Close To You

5,  Rainy Days And Mondays

昔、まだ二十歳を少し過ぎたころですが、このカーペンターズのベストアルバムを持っていまして、夜勤終わりで朝に寝るんですが、よくこのベストアルバムを聴きながら寝ました。1枚のアルバムを聞いた回数ではこのカーペンターズのベストアルバムが1番です。

そのベストアルバムは売ってしまい、十数年後にまた聞きたくなり、レンタルするというなんともお粗末な行動でした。

[残り]　

　　く　

　　　せそ

　ちつ　

　にぬねの

はひ　へほ

ま　むめ

ら　　　

わ

奥様は、取り扱い注意

主演：綾瀬はるか、西島秀俊

内容は忘れたけど、綾瀬はるか主演映画では「僕の彼女はサイボーグ」と並ぶくらいつまらなかった。

どこにでもありそうな町の、どこにでもありそうな主婦の悩みやトラブルを、超がつくほどエリートであった女性の元特殊工作員が解決しちゃうから面白かったんだよ。ドラマの良い部分を全部取っ払っちゃって何がしたかったんだろう？

なんか空っぽすぎて残念。

綾瀬はるかは仕事選んだ方がいいよ。

妻、小学生になる。

出演：堤真一、石田ゆり子他

久しぶりに面白い民放ドラマだったと思う。

妻が小学生になって生き返るというファンタジーで、小学生役の子の演技が素晴らしい。妻役の石田ゆり子が重なって見えてくるほど。

何にしてもゴチャゴチャと長引かせず、周りが妻である新島貴恵(石田ゆり子)が小学生になって戻ってきたのを受け入れたのは良かった。その都度感情が盛り上がる。逆に言えば、妻の弟の古賀友利(神木隆之介)が認めた時点で最大の盛り上がりは終わったような気がする。

ラスト3話は流れが停滞した感じがする。もったいない。

主題歌「灯火」がまたシーンを盛り上げた。

ザ・ロック

出演：ショーン・コネリー、ニコラス・ケイジ、エド・ハリス

感想らしい感想はないけど、とても面白かったです。

カーアクションあり、ドンパチあり、ストーリーは単純だけどそれなりにハラハラドキドキさせてくれた。できればもう少しお色気シーンが欲しかったかな。

「ワイルド・スピード」とクエンティン・タランティーノのドンパチ映画と、「インディ・ジョーンズ」を足して割ったような映画って感じですがどうでしょう。

それにしても主要出演者が全員カッコよく映ってるのが珍しい。何気にあまり出番のないデヴィッド・モースすらカッコよかった。

ショーン・コネリー演じるメイソンが元イギリス情報局秘密情報部員って設定なんか洒落てて良いんじゃない。

前からこの映画を観たかったんだけど、なぜか「コン・エアー」と間違えて覚えるというね、ニコラス・ケイジ絶頂期ですか。なんかいろんなのに出まくって借金返したってウィキペディアには書いてある。

ついでにウィキペディアにはアーノルド・シュワルツェネッガーがこの映画への出演を断って後悔したとあるが、いったいどの役だったのだろう。

戦争はもちろんいけないけど、

あんなミサイル使っちゃもっといけないよね。

ずっとあなたが好きだった

1992年、TBSの作品。

主演、賀来千香子、布施博

30年前の作品ということでツッコミどころ満載だが一々突っ込んでたら再放送なんてやってられなくなる。

結論から言うと面白くない。今観ると当時騒いだほどセンセーショナルではない。この程度で騒いでたとは時代を感じる。

ただ、君塚良一脚本、生野慈朗演出、貴島誠一郎プロデュース、ながいことドラマや映画を観てきたら必ず目にしたことのある名前がずらりと。

主役の賀来千香子と布施博って当時は人気あったの？

わからないけど主役ってイメージないな。賀来千香子のぶりっ子さが笑えて笑えて、自分がその場にいたら間違いなく騙されるなと。なんか男女7人夏物語の印象が強いんだな。

布施博なんて北の国からでチラッとみたくらいで、この作品の前にも後にも見たことないかもしれない。

布施博の同僚に小沢仁志出演。この人はやくざモノでしか見たことないから一見の価値あり。それとこれは声で偶然気が付いたんだけど、賀来千香子の後輩役の坂井真紀の恋人役に田辺誠一(当時は別の役者名)が出演していた。よく気づいたなと自分に感心した。

やっぱ佐野史郎の冬彦さんは怪演だった。ストーリーに対しては今更だけど、この人の演技は、当たり役キターって心の叫びが聞こえてきそうな、まぁ結果的にだけど。この演技に視聴率が引っ張られた感じで、個人の演技でこれだけ視聴率が上がった例って今まで見たことないかもしれない。

第5話で明石家さんまがゲスト出演してたけど、セリフ何言ってるのかまったくわからなかった。

ドラマ主題歌にサザンオールスターズの涙のキッス。初のミリオンセラーだそうで、ドラマの影響って凄いな。だって曲がドラマと全然合わないんだもの、それなのにヒットって。

ハスラー

主演：ポール・ニューマン

十数年ぶりに鑑賞。ブログに書く前提なので真剣に観た・・・っていつも真剣。

ポール・ニューマン演じるエディが最強のビリヤードプレーヤーファッツを破るため奮闘する話し。一言で書けばこんな感じです。

134分という上映時間のわりには早く感じたのでそれだけ面白かったといこと。

映画自体は淡々と進んでゆく。主人公が成長するというよりも自分の弱さに気付く感じ。その前提にたくさんの犠牲を払う。

ところどころ疑問に思う点がある。

なんでルイビルであの状況から勝てたのさ？それまでの流れだと勝てないはずじゃないですか。

エディの恋人サラはなぜバートに抱かれたか？いくらアルコール中毒とはいえそれはちょっと不自然すぎる。

再戦に勝ったエディに対しバートは分け前を要求する。その際にファッツは払うようエディに助言するが、ファッツはエディを心配してなのかバートの一味としてなのかこの辺がよくわからない。もしエディを心配してならファッツはなんて良い人なんだろうってことになるけど、そんな風には見えなかった。だいたい1回目の勝負のときにファッツはバートを呼びつけてるからやはり一味の線が有力。勝負の最初っから呼んでれば勝負するにはバート監視の下でってことで納得だけど、確かファッツは掛け金が200ドルから1000ドルに上がってから呼んでたので、ほぼほぼ一味と解釈。

結構大切なところで理解できなかったので消化不良。

それでも面白かったのでまた観たいです。

五十音の「ふ」

超長期企画

五十音別のミュージシャンの音楽を聴き、上位数曲を選ぶことにしました。2021年のクリスマススタートでいつ終わるか？よくランニングしながら音楽を聴くので暇つぶし企画です。

「ふ」は４つくらい選択肢があったんですが福山雅治にしました。

福山雅治は芸能界最強ですね。作詞作曲ができ、それがスーパーヒット、映画に出れば興行収入は数十億は間違いなし、ドラマに出れば視聴率は数十%(今の時代では無理ですが)とどれを取っても文句なしの成績です。本人出演なしで主題歌に使われるのは大したもんです。

芸能界最強でいったらキムタクが双璧ですが、福山雅治は作詞作曲ができて振る舞いが紳士な分キムタクよりも上だと思います。

バラード

1,  家族になろうよ

2，誕生日には真白な百合を

3，道標

4，最愛

5,  東京にもあったんだ

非バラード

1,  fighting pose

2,  旅人

3,  HELLO

4,  All My Loving

5,  I am a HERO

今回はバラードとそうでない曲に分けてランキングしてみました。それだけどっちにも強くて素晴らしい曲が多いということですね。ほぼほぼ主題歌か何かに使われてるでしょう。選に漏れた曲にも良い欲がいっぱいあります。これらを選ぶにあたって数十曲を10回近く聞いてます。いくら聞いても飽きません。

はっきり言って絶賛です。

[残り]　

か　く　

　　　せそ

　ちつ　

　にぬねの

はひ　へほ

ま　むめ

ら　　　

わ

ビリギャル

出演：有村架純、伊藤淳史

2016年12月に鑑賞して以来5年ぶり。

さすが2回目ともなると結末知っちゃってるだけにね、と思ったけどやっぱり楽しめた。

学年ビリのギャルが慶応義塾大学目指すって話なんだけど、いまって「頑張れ」って言っちゃいけない風潮じゃない、この作品には頑張れってセリフがふんだんに入ってて清々しい。

それとあまり縁がない(僕の見る番組に彼女はでないし、彼女を見たくて番組を見ることもない)のでよく知らないんだけど、有村架純はこの作品が一番いいのかな。やけにかわいく映ってる。SPECってドラマにちょこちょこ出てたのは可愛かったのでよく覚えてる。

それにしても、人生は誰に出会うかで大きく変わるね。

実話だそうなのでこの塾の講師も実在したんでしょう。その講師を演じた伊藤淳史は素晴らしい。相手を元気づけさせたら一番の役者だ。このブログでは「あぽやん」でも取り上げたけど、むかしならチーム・バチスタシリーズの田口先生役が良かった。

なんにしても、人が頑張って何かに打ち込む姿は美しいし感動を呼ぶ。

五十音の「す」

超長期企画

五十音別のミュージシャンの音楽を聴き、上位数曲を選ぶことにしました。2021年のクリスマススタートでいつ終わるか？よくランニングしながら音楽を聴くので暇つぶし企画です。

「す」の選択はスピッツか悩んだんですがスガシカオに決めました。スピッツには素敵な曲が多く決められないだろうとスガシカオにしたんですが、スガシカオも良い曲が多く決められません。

1,  Progress<Family Sugar Version>

2，光の川

3，June

4，夜明けまえ

5,  アシンメトリー

6,  ストーリー

7,  Go! Go!

8,  青空

9,  愛について

10,  あまい果実

ProgressはNHKのテレビ番組の主題歌ですね。もう僕の知ってる全ての曲の中でもベスト10に入るくらい好きです。

全体にそうですが2と7は特に歌詞に親近感が湧きます。経験あるわけじゃないのに。

8～10はもう意識が朦朧としていて順位は自信ありません。

[残り]　

か　く　

　　　せそ

　ちつ　

　にぬねの

はひふへほ

ま　むめ

ら　　　

わ

ツインズ

監督：アイヴァン・ライトマン

出演：アーノルド・シュワルツェネッガー、ダニー・デヴィート

3月7日にNHK BSプレミアムで放送されてたものです。

結婚して20年経つけど、その間は観たことないなぁ。たぶんその前も10年以上は記憶にないので30年ぶりくらいです。

エリート男性6人の精液を混合し、それを別の女性に受精させて子供を作ったら、できの良い子とできの悪い子の双子だったというお話。

できの良い兄が弟を探し、今度は弟とともに母を探し、その最中に父が見つかり、教授が見つかりとドタバタ的な。都会へ来た時の兄がちょっとクロコダイル・ダンディーとか星の王子ニューヨークへ行くっぽく、当時の流行りだったのかな？

たいしたストーリーじゃないよね、それでも先駆的であるかもしれない。昔の映画って単純で物足りないと思ってしまうけど、人によっては、ウチの妻なんだけど、これくらい単純な方が良かったらしい。

30年以上観なかった映画ですので、この先30年は観ないとして、そうなるともう生きてないな。ということで、今回が最後となるでしょう。

愛犬日記

亡くなってから昨日で1か月。

やけに早いなぁと思ったら2月は28日しかなく、通常より2日くらい短かった。

ちょっと前に骨壺を買ってきました。

一つ2680円でした。

ネットでチェックし、この田舎から都内まで買いに行きましたよ。

って、親の墓参りのついでです。

親の墓参りは毎年行ってるんですが、去年はわんこの調子が悪くって行けませんでした。

毎年行ってるからと言って親孝行ではありません。ちょっと思惑があるわけです。例えば一昨年は川崎の三井住友銀行に眠ってる口座があって、そこには8千円以上の現金が眠ってるので取り戻しに＆箱根駅伝のコースを日比谷公園から川崎まで走るという。

今年は明治神宮参拝、代々木公園ラン、将棋会館と鳩森八幡、今年からわんこがいないから遅くまで出歩けるようになりました。

話がそれましたが二つ買ったのは割っても大丈夫！ってわけではありません。

2015年にオスのわんこが10歳という若さで死んじゃって、そのわんこのお骨は綺麗なガラスの入れ物に入れてたんだけど、今回それほど良い入れ物が見つからなくって、どうせなら(仲良くなかったけど)お揃いにするかってことで二つ買いました。

はっきり言ってうちのわんこたちはお金がかからなかった、なので何かしてやりたいけど何があるのかわからない・・・とは言えムリヤリ何かやるのも変だし。

手製の祭壇を作って思ったのは、チーンって鳴らすのも買えばよかったと。妻には僕たちのどちらかが死んだときに使いまわせるよと言って互いに笑いましたけど。

まぁ、1か月経つと笑えるようになりますかな。

海辺のカフカ 読了

村上春樹さんですね。

はっきり言って全然意味が分からなかった。

根強いファンが多そうだからあまり言うの悪いけど、結局どの小説を読んでもそれほど面白くないか意味が分からないかのどっちか。何百万部売れようが、アカデミーでノミネートされようが面白くないものは面白くないのだ。

仮に読むとしたら苦行の一つとして読むか、次に読む本を楽しいと思わせるスパイスとして読むかかな。ただ悲しいかな、僕は何百万部とかノミネートとかに弱いのです。

内緒にしたいのは、ウチの本棚に「ノルウェーの森」が並んでるってこと。

装丁が綺麗だし、話も面白い。

以前にアナザーストーリーという番組で村上春樹を放送していた。

装丁に拘っていたが、今回の「海辺のカフカ」の紙質もなんか普通のと違ってたね。

本当ならこのまま「騎士団長殺し」を読む予定だったけど、「海辺のカフカ」が思いのほか疲れたので中止しました。もう「騎士団長殺し」は来年だね。それかこのまま読まないかもしれないです。

雲霧仁左衛門5

雲霧もシーズン5ですね。

今回は面白かった。前回のシーズン4も確か面白かったけど、今回はパワーアップした感じ。

まずシーズン最初は個人技的な活躍が多かった。ここで駒を使い果たしたか次のシーズンでは組織犯罪に移行した。

いろいろ洗練されたどり着いたのが今作。

今回はもう雲霧仁左衛門(中井貴一)対火付盗賊改の安部式部(國村隼)は置いといてって感じでのびのびというか、ひろびろというか縛られずに自由な展開に持って行けてた。

まず、安部式部だけでなくもう一人藤巻(榎木孝明)も増やす大胆さ。この藤巻はあっさり捨ててちょっと狂気じみた山川(早乙女太一)を持ってくる。榎木孝明の使い方もったいなさすぎる。

この山川と安部を争わせる。安部は乗らない。そして雲霧仁左衛門に踊らされる。この辺の頭脳戦も面白かった。

大奥の隠し財産。それを持ち逃げしようと企む総取締役の滝山(ともさかりえ)、それを狙う若年寄の三好(筧利夫)。もちろん雲霧一党だって狙ってる。

この滝山と山川が兄弟だってところの意外性や、滝山と三好の丁々発止はこの作品の見せ場となった。

人に勧めるほどではないが、個人的に好きなタイプです。

ブルージャスミン

ウディ・アレン監督

ケイト・ブランシェット主演

ウディ・アレンの作品は放送ごとにチャレンジする。ウディ・アレンの作品について語れたらなんか知的っぽいから。しかしどの作品を観ても跳ね返される。僕にはこの手のコメディはわからないらしい。ドンパチするか車をバァーと飛ばす方が向いてる。

そんなわけでこのブルージャスミンも4年前に観たのにまったく忘れてました。

逆上して通報するってオチですが、怖いですね、通報して司法取引したってことかな？夫が悪いようにしないって言ってたんだから弁護士雇って条件すり合わせればあんな生活を送らなくて済んだのに、プライドがあるんでしょうか、十代のフランス人女性に取られるという惨めさが邪魔したんですかね。

特に何も心に残りませんでした。

暇つぶしに観る分にはいいけど、気合い入れて期待して観る映画じゃないと思うな。