難しいことはわかりませんが。

実は、主夫からアルバイトに成長しました。

ハンチバック/市川沙央

2024年11月20日 16時46分48秒 | 
芥川賞は敬遠していますが、著者が身体障害者というのが上回り読んでみました。
まぁ、合わなかったです。
よくわからない今どきの単語が次から次へと出てきて、中年でこの単語理解できる人ってどれほどいるのかな?不親切だな、なんて思いながら読みました。なんか著者は荒れているなと言う感想も持ちました。
専門用語で武装して、物語については逸らしている感じ、最後の引用もなんなのかわからなかった。
高齢処女重度障害者の書いた意味のないひらがなが画面の向こうの読者の「蜜壺」をひくつかせて小銭が回るエコシステム
なんて独創的な文章もあるからよくわからない。
96ページなので早く読み終えれたのがよかった。




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容疑者 室井慎次

2024年11月19日 10時18分00秒 | 映画
出演:柳葉敏郎、田中麗奈、哀川翔、八嶋智人、筧利夫、真矢みき
上映時間:117分

踊る大捜査線のスピンオフ。
そもそも、踊る大捜査線がそこまで好きじゃないから、この作品もそれほど刺さらなかった。
雰囲気は面白そうなんだけど・・・。

なんで刑事があんな大勢で一人の警察官を追っかけてるの?
北新宿署の前のあの火はなんの意味があるの?北新宿署を映すときってなぜあんな大風?
シリアスなのかふざけたいのかよくわからない。
哀川翔は何言ってるのか半分以上わからないし。

ストーリーもなんだかなって感じで、室井がちょっと調べて神村と黒木の接点の赤い栞を見つけるけど、あれじゃ他の奴らは何調べてたんだろうってなってしまう。室井を引き立たせるために他の刑事犠牲にしすぎ。
だいたい警察庁と警視庁のポストも取り合いってのもどうかと思う。
灰島って弁護士が崩れるのも簡単すぎて面白みに欠けたし。
小原弁護士に警察が嫌いと大声で叫ばせるくらいなら、もう少しふくらませればいいのに。最後までほったらかしでなんだったのかと。


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ちばアクアラインマラソンを走ってみた

2024年11月13日 15時36分27秒 | マラソン
2024年11月10日、ちばアクアラインマラソンに出場しましたので、その感想を記しておきます。

まず、木更津駅から更衣室まで遠い!
遠いのは我慢できるとして(人によっては疲れてマラソンどころではないらしい)、人の渋滞が発生していて前に進めないのは辛い。疲れるは時間かかるはで良いとこなしですね。あの直線の片側だけでも自動車の侵入を止めてくれればなんですが。

次に、トイレ少ないのはあるあるなんですが、荷物預けてからスタートラインまでの距離が長いので、そこに分散すればトイレ渋滞は少なかったかなと思います。駅から更衣室まで遠いんですが、荷物預け所からスタート地点までも(感覚として)同じくらい遠い。

私は横浜マラソンで経験してますが、万を超す大会は実際号砲が鳴ってからスタートを切れるまで時間がかかります。
10㎞過ぎまでは手を伸ばせば人にぶつかるような混雑が続きます。

エイドは最低でしたね。
水とスポドリは合格ですが、給食が何もなかったです。クッキーとチョコとせんべいだったかな?そんなもんです。「この先、バナナありま~す」とスタッフの方が大声でおっしゃってましたが、その情報古いです!もうなくなってます!スタッフの方に悪気はないのはわかってますが、どこにあるのだろうと、結構な距離を探してしまいました。〇〇ベーカリーと書かれた段ボールがいくつも片付けられていましたが、アレはなんだったんだろう?
25㎞過ぎにブッセやら羊羹やらが出てきましたが、人によってはその時点で食欲ないと思います。私はブッセをのどに詰まらせて死にかけました。

景色は悪くなかったです。富士山が観れた横浜は素晴らしかったけど、アクアラインは風を感じられたし、橋の下の海が近く感じられました。
・・・というのも、高速上でのトイレって何か所かあったんですが、1カ所に付き1個しかないんです。7人待っていたら1人2分掛かったとしても15分くらいは待たされました。1カ所に2つは置いて欲しかったかな。
どうせトイレは待たされるだろうとおもったので、私はアクアラインのを選びました。

子供たちの応援は元気をもらいました。あの応援がなかったら完走はできなかったかもしれません。
あの子たちから、未来のオリンピアンが出たら素晴らしいな。

次出るかどうかは微妙ですね。
出場料が16500円と高額ですし、どうやら運営側は過去の出場者の感想などを活かしてないような様子です。2年に1度ですねので運営側も、どうせ2年前の事だからランナーも忘れてるだろうと高を括ってるのでしょうか。
それとゲストってそんなにいらないな。そこにお金をかけてるんだとしたら残念だな。


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プリンセス駅伝2024

2024年10月22日 10時27分58秒 | スポーツ
【大会結果】第10回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津/10月20日、6区間42.195km:福岡・宗像ユリックス発着)
●総合成績
1位 ユニクロ    2時間19分16秒
2位 三井住友海上  2時間19分23秒(樺沢和佳奈6区1位)
3位 エディオン   2時間19分52秒(矢田みくに3区1位)
4位 シスメックス  2時間19分54秒
5位 豊田自動織機  2時間20分16秒
6位 大塚製薬    2時間20分31秒(小林香菜3区2位)
7位 しまむら    2時間20分37秒(安藤友香3区9位)
8位 日立      2時間20分44秒
9位 肥後銀行    2時間21分08秒
10位 京セラ     2時間21分20秒 
11位 東京メトロ   2時間21分57秒(上杉真穂3区8位)
12位 ニトリ     2時間22分00秒
13位 ルートインホテルズ 2時間22分02秒
14位 ベアーズ    2時間22分09秒
15位 スターツ    2時間22分17秒
16位 デンソー     2時間22分29秒(岩出玲亜3区18位)
—–以上、クイーンズ駅伝出場権—-
17位 ダイソー    2時間23分05秒
18位 十八親和銀行  2時間24分06秒
19位 埼玉医科大G   2時間24分18秒
20位 ユニバーサルエンターテインメント 2時間24分36秒 (和久夢来 5区25位)
21位 ノーリツ    2時間24分55秒
22位 メモリード   2時間24分56秒
23位 センコー    2時間24分58秒
24位 鹿児島銀行   2時間25分00秒
25位 愛媛銀行    2時間25分25秒
26位 キヤノン    2時間26分19秒
27位 TOTO      2時間29分19秒
28位 ワコール    2時間29分44秒
29位 愛知電機    2時間31分41秒
30位 新日本住設G   2時間39分09秒
九電工 DNS 

●区間賞
1区 伊澤菜々花(スターツ)  22分33秒
2区 後藤夢(ユニクロ)    11分13秒
3区 矢田みくに(エディオン) 34分15秒
4区 アグネス・ムカリ(京セラ)11分19秒=区間タイ
5区 棚池穂乃香(大塚製薬)  35分21秒
6区 樺沢和佳奈(三井住友海上)21分29秒

【コース】 第1区 宗像ユリックス~宗像大社 7.0km 第2区 宗像大社~勝浦浜 3.6km 第3区 勝浦浜~宮地浜 10.7km 第4区 宮地浜~福津市複合文化センター 3.8km 第5区 福津市複合文化センター~宗像大社 10.4km 第6区 宗像大社~宗像ユリックス 6.695km 合計 42.195km


去年と比べ16位と17位の差が36秒(去年は4秒差)と大きかったので盛り上がりに欠けた。17位は去年同様ダイソー。
東京メトロとベアーズが初めてクイーンズ駅伝に出場。全員が多くを望まず12位くらいで走れれば、自然とクイーンズ駅伝に進める。
それにしても、上杉が東京メトロに移籍しているとは知らなかった。安藤がしまむらにいるのも驚いた。
ワコールユニバーサルエンターテインメントのクイーンズ駅伝連続出場が途絶えた。何回連続かは忘れた。
ワコールの監督が大塚製薬に移った記事を読んでたので大塚製薬を注視していたが、やはり監督の力は大きいことを知る。その記事は福士加代子が指導者の資格を取ってワコールの監督になろうというものだったので、もし実現すれば選手が再び集まるかもしれない。
時価総額が愛媛銀行と2桁違うキヤノン、世間体で部を持っているのかな?力入れてないよね。




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家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった

2024年10月15日 09時29分10秒 | ドラマ
出演:河合優実、坂井真紀、福地桃子、美保純、錦戸亮
全10話

前半は、主人公が置かれた環境にも屈せずに笑いに転嫁して立ち向かっていく様子が健気で良かった。
中盤は、主人公の今までの努力が報われ、軌道に乗り、この家族を微笑ましく観ていられた。
終盤は、祖母が認知症を患ったあたりから雰囲気が変わり、
最終回は、なんだかよくわからない、ホラー?的な感覚に襲われた。ちょっと意味が良くわからない。

個人的には、認知症の前で終わってくれて、認知症は後日談として、もしくは続編を匂わせるような終わりにしたほうが良かったんじゃないかと。
もしくは、連ドラではなく映画の方が無駄がそぎ落とされ良かったんじゃないかと思う。
ただ、原作の岸田奈美さんのエッセイは読んでみようと思う。
本当はこの原作を読んでから感想を書きたかったんだけど、日に日にこのドラマの記憶が薄れていくので載せてしまいました。老化って怖いです。



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GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜

2024年10月10日 09時23分58秒 | ドラマ
出演:小芝風花、大島優子、吉田鋼太郎、戸次重幸、高島礼子、阿部亮平
全10話

全ての話しが及第点でした。
ただ、おじさんとしては、若い娘に説得されて、「ハイそうですか」と言えるほどおじさんになりきれてないから、
観ていてしんどかったかな。

背負っていた悩みや、突然起こった身内の事件など、意外と軽く解決させるのは今どきの流行りなのだろうか?
なかなかの肩透かしだった。
逆に簡単に仲間を殺すなんて短絡的ですね。
その彼が、警察官になりたいばかりに事情により身元を隠していたって設定もどうかな。

8話目なんかは身元不明人の趣旨を逸脱しすぎてて考えさせられた。
というのは、大島優子の可愛さで見始めたけど、観るドラマ選ばなきゃいけないなぁと反省。
全ての話しが及第点なんですが、裏を返せばそれほど面白くなかったとも言えます。

せっかく着眼点は良かったのに、緩いというか温いというか、
なんか惜しかったな。
素朴な疑問なんだけど、最近、業界全体で小芝風花は推してるのかな?
onというブランドの攻勢は凄いと感じてる。(ジムで二人が来ていた服)

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虎に翼

2024年10月05日 04時03分44秒 | ドラマ
第110作目の連続テレビ小説。

個人的には非常につまらなかった。
というよりも重かった。重すぎた。連続テレビ小説で取り上げるテーマだろうか?

女性初の弁護士ということだったけど、この主人公が弁護士になるまでの過程は非常に楽しかった。
ただ、主人公が恩師である穂高氏への態度に大きな違和感を感じ、「はて?」。
そして正論の波状攻撃、理屈っぽいというか杓子定規と言うか、なんか辟易するシーンがかなり増えていった。

そして場を和ませてくれていた主人公の父や兄や夫が次々と亡くなり、私の中で心和むシーンが少なくなり、次から次へと問題が現れ私に逃げ場がなくなりました。戦争だけでも重いのに、同性愛から尊属殺人・・・それ以外にも。
最後は裁判官で終わったが、テーマが多すぎて私の頭の中は処理不能。何を伝えたかったのかよくわかりません。

連続テレビ小説に求めるのが明るさなので、エライ作品に引っかかってしまったなと後半になるにつれ後悔が大きくなるという展開。半年頑張った自分を褒めてあげたい。
妻はまあまあ面白かったと言ってるので、私個人が面白くなかったのかもしれません。
主演は伊藤沙莉でしたが、別の女優だったらとずーと夢想してました。彼女がいくら熱弁を振るおうと心に響かない、残念ながら伊藤沙莉の演技が自分のキャラ(イメージ)を超えられてないなと映りました。とは言え、女優としての彼女は好きですしこのブログに何度も登場していると思いますので頑張って欲しいです。

「ブギウギ」が面白かったので今回観ました。
今回つまらなかったので次回の「おむすび」は観ません。


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記憶にございません!

2024年10月01日 09時19分22秒 | 映画
監督:三谷幸喜
出演:中井貴一、ディーンフジオカ、小池栄子、草刈正雄、佐藤浩市、石田ゆり子、吉田羊、木村佳乃
上映時間:127分

記憶にございません!、本当に記憶にございませんでした。
2021年1月にこの映画を観たことになってますが、記憶にございません。

そんな感じの映画です。
前回観たときは期待が大きすぎて低評価になりました。
今回は期待が小さかった分、評価は多少上向いたようです。個人的にですが。

最低最悪の総理が国民に石をぶつけられ、記憶を失うという始まりです。
記憶が戻った総理は昔の悪に戻ることもできたが、国民に愛される総理を目指そうと味方をも欺くという展開。

三谷ワールド全開でしたね。ベースは田村正和主演のドラマ「総理と呼ばないで」かな。
そこに「古畑任三郎」ネタを盛り込んだ感じです。
小池栄子に踊らせていた踊りって西村雅彦でも見た記憶があるし、甘いものの次に塩っ辛いものを要求するのも古畑で笑福亭鶴瓶の幡随院の回だった。

あまり重くなり過ぎず、K2プランは国会議事堂の横にスーパー銭湯のついた第二国会議事堂を作るという同級生への見栄だったり、官房長官の辞意の決め手がゴルフのズルだったりと軽いのが良い。
官房長官の辞意の会見は軽すぎていまいちだったかな。
それとゴルフクラブの振り方を忘れるっていうのもかなり無理があったような気もする。子供の頃の記憶が残ってる前提なんだから見たことあるでしょ。
レストランで家族での食事のシーンは、しつこいかなと思ったけど、聡子をナツコと呼び間違えるラストなんて笑ってしまった。

最後の作文でのネタばらしなんか温かみがあって本当に良かった。これが三谷ワールドですね。
さて、総理はどのタイミングで記憶がもどったのでしょう?私にはまったくわかりません。額の裏に隠しておいた写真を偶然見つけるシーンがありましたが、あそこまでは記憶が戻ってないことになりますね。



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あぶない刑事

2024年09月19日 10時27分43秒 | ドラマ
1986年10月5日から1987年9月27日に日本テレビで放送された「あぶない刑事」、2024年のいつだったか思い出せませんが、BS日テレにて再放送が始まりました。私は明け方の布団の中でこの再放送を知り、飛び起きて予約録画しました。最終回は6月11日です。
全51話。
私があぶない刑事を観てたのは35年くらい前で、日テレの夕方の再放送だったと思います。大好きで当時はテープでしたね、2時間のテープを3倍で録画して、何本にもなったのを覚えています。
今回は35年後の今、「おっ」と思わせる、当時は無名だったんでしょうね、そんなゲストを記しておきたいと思います。

第1話「暴走」第2話「救出」(山田隆夫)第3話「挑発」
第4話「逆転」(河合美智子)第5話「襲撃」第6話「誘惑」
第7話「標的」第8話「偽装」(中島陽典、河原さぶ)第9話「迎撃」(少年課の松村課長こと木の実ナナ最後)
第10話「激突」(柴田恭兵のランニングショット)第11話「奇襲」第12話「衝動」(苅谷俊介)
第13話「追跡」(宍戸錠)第14話「死闘」第15話「説得」(永瀬正敏)
第16話「誤算」第17話「不信」女風呂というサービス回第18話「興奮」(余貴美子)
第19話「潜入」(一色彩子)第20話「奪還」(赤座美代子、伊藤智恵理、伊武雅刀)第21話「決着」浅野温子バニーガールの衣装
第22話「動揺」第23話「策略」(内藤剛志)第24話「感傷」

第25話「受難」第26話「予感」第27話「魔性」(勝俣州和)
第28話「決断」(高杉亘)第29話「追撃」(中野英雄、遠藤憲一)第30話「黙認」
第31話「不覚」(平泉成、山田辰夫)第32話「迷路」(萩原聖人)第33話(放送なし)
第34話「変身」(原日出子)第35話「錯覚」(余貴美子)第36話「疑惑」
第37話「暴発」第38話「独断」(竹内力、高城淳一)第39話「迷走」(斉藤暁)
第40話「温情」第41話「仰天」(木場勝己)第42話「恐怖」(団時朗)
第43話「脱線」(別所哲也)第44話「苦杯」第45話「謹慎」(中村あずさ、中島陽典、小沢一義)
第46話「脱出」(螢雪次郎)第47話「報復」(内藤剛志)第48話「無謀」(中丸新将)
第49話「乱調」第50話「狙撃」(室田日出男)第51話「悪夢」

これ、パソコンで入力するの大変とお思いかもしれませんが、その回その回を思い出しながらなので結構楽しかったです。
今でも惚れ惚れする舘ひろしと柴田恭兵のスタイリッシュな演技に感動しました。よくW主演って見るじゃないですか、本当のW主演の強力さをまざまざと見せつけられます。

ここまでは仲村トオル演じる捜査課のトオルよりも、御木裕演じる少年課の鈴江の方が出番が多かったんですね。
浅野温子は綺麗です、可愛いです、バニーガールの衣装など着て頑張ってました。さすがにガリガリで驚きましたが、女優やモデルは大変だなと今はそう思います。私の知る浅野温子はこのあぶない刑事の浅野温子なのです。
ウィキペディアで気づきましたが、「瞳ちゃん、お茶」の瞳ちゃんって、長谷部安春監督の娘さんだったんですね。

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マネー・ショート 華麗なる大逆転

2024年09月13日 13時47分47秒 | 映画
出演:クリスチャン・ベール、スティーヴ・ガレル、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリング
上映時間:130分

めちゃくちゃ面白い映画でした。マイケル・ルイス原作「世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち」の映画化です。原作も大好きで所有しています。その映画化がいつまでたってもテレビで放送されないのでレンタルしました。

3つのグループが住宅市場破綻に気付き、下がる方に賭ける。
住宅市場の好景気を疑わない投資銀行が彼らの賭けの相手となる。
住宅市場は大暴落、投資銀行は次々と潰れ、3つのグループは大儲け。
端的に表すとこんな感じです。

下がる方に賭けた3つのグループは、自分たちの読み通りに動かない市場に苛立ち、投資家から訴えられ、親会社からはその賭けを止めろと命令され、保証金額は膨れ上がり、と散々な状況に追い込まれる。
保証金とは銀行に払うものですね。私たちが事故にあった際に保険が降りるために払ってるのと同じでしょうか。

で、ようやく住宅市場は破綻するわけです。
3つのグループはそれぞれ保有していたCDSをそれぞれのタイミングで売却して現金を手に入れます。
もちろんそれぞれにはそれぞれのドラマがあるわけですが。
蛇足かもしれませんが、それぞれの利益です。
・サイオン・キャピタル26億9000万ドル
・フロント・ポイント10億ドル
・チャーリーとジェイミー8000万ドル
・フロント・ポイントに話を持ち掛けたドイツ銀行のジャレット・ベネット4700万ドル
メモしたのがゴチャゴチャでわからなくなりましたが、投資した額はサイオン・キャピタルは13億ドル、フロント・ポイントはドイツ銀行のベネットから5000万ドル+会食した"あのクソ野郎"から5億ドル、チャーリーとジェイミーは1500万ドル。
サイオン・キャピタルが支払っていた保証金は年8000~9000万ドル。
チャーリーとジェイミーの利益率が一番良かったですね。これは彼らが映画内で自慢してたように保証金の少ないAAを空売りしてたからだと思います。

1番ドラマチックだったのが、投資家に訴えられたサイオン・キャピタルのマイケル・バーリです。彼は今回の件で投資家が信じられなくなりファンドを閉めてしまいます。ただ最後に、訴えた相手に利益の4億8000万ドルを「遠慮しなくていい」と決め台詞とともに支払いました。
儲け過ぎたせいでFBIから尋問を受けてるという悲しいオチがありますが。


日本での興行収入は5億8000万円と振るわなかったですね。
内容が難しいですよね、私もここに書くにあたりもう一度見直しました。
どこか間違ってるとこがあるかもしれませんがご勘弁ください。
ただ、監督か誰かが日本好きなのか、サイオン・キャピタルのマイケル・バーリの部屋には「恐欲」なんて日本語や(意味はなんとなくわかるが・・・)、村上春樹の「1Q84」から引用したり、フロント・ポイントのマーク・バウムが1対1で会食した店には徳永英明の「最後の言い訳」という曲が流れてました。



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プリティ・リーグ

2024年09月09日 20時16分09秒 | 映画
出演:ジーナ・デイヴィス、ロリ・ペティ、マドンナ、トム・ハンクス
上映時間:128分

この映画の存在は知ってたんですが、初めて観ました。
1943年~54年まで存在した全米女子プロ野球リーグをノンフィクションとフィクションを織り交ぜ、
この映画は1年目(1943年)のシーズンが舞台。
なかなか面白かったです。あの「メジャーリーグ」という映画くらいに。

ただ、わかりづらいところが何点か。
確か発足時は4チームだったはずだけど、それなのにワールドシリーズがあるの?
それとトム・ハンクス演じる飲んだくれ監督ジミーがなんで突然やる気を出したのか?
マーラは結婚、ベティは夫の戦死でチームを去るのだが、ここはわかりづらいというよりも雑だった。

良かったのはワールドシリーズの結果が予想外の展開に転んだこと。
それが意外と清々しく、悪い気がしなかった。
あのままピーチズが優勝してしまったらあの姉妹はどうなっちゃうんだろ。
そう、この姉妹が主人公なんだけど、映画冒頭のシーンで姉が妹に高めを振るなと言ってたのは最後の伏線だったのか。
思い返すと、この伏線も姉のあのクールなキャラのわりに、妹にしつこかったので雑だったかな。

で、舞台は1943年から現代(1998年)に戻って老婆たちが現れるんだけど、よく似た女性を探し出したなと感心してしまった。



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笑うマトリョーシカ

2024年09月07日 12時03分47秒 | ドラマ
出演:水川あさみ、櫻井翔、玉山鉄二、高岡早紀、丸山智己
全11話

まず率直に面白くなかった。
ただ、最後まで見ることができたので及第点。

水川あさみ主演でドラマ作った勇気は立派。この人って演技は良いけど主演って感じじゃないでしょ。
出演陣が微妙なだけに、頑張ったと思う。
ちょっと老けた櫻井翔には驚いたけど。

ストーリー的には・・・櫻井翔演じる政治家・清家一郎を操ってるのは誰か、ジャーナリストの水川あさみ演じる道上香苗が暴こうってことみたい。
この道上は「あなたが操ってるんでしょ」と問い詰める相手がことごとくハズレで、しかも謝らずに「じゃあ、誰が?」なんて逆切れを起こす始末。結局誰にも操られてなかったって、そんな結末かい。

最後に(突然5年後とかになってるんですけど)、道上が総理大臣になった清家一郎の本を出したんだけど、しかもその本がバカ売れって、ずいぶん雑なまとめ方で、いままで11話付き合ってきたのはなんだったんだ?って展開だけど、
こんな間違いだらけのジャーナリストが書いた本なんて読みたくない。

救われたのは、清家一郎の秘書をしていた玉山鉄二演じる鈴木俊哉が、政治家への一歩を踏み出したシーンかな。あのシーンがなければ玉山鉄二の無駄遣いだった。
あと、高校時代のシーンは全般に良くできてたと思う。


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一軒家賃貸とマンスリーマンションの比較

2024年09月06日 13時49分59秒 | お金のこと
リフォーム中につき"なんちゃってマンスリーマンション"を借りてます。
なんちゃってマンスリーマンションとは、マンスリーマンションではないけど、マンスリーマンションのような契約?よくわかりませんが。

一軒家を探してたんですが見つからず、マンスリーマンションがあるのを思い出し、探して、契約しました。


問い合わせた一軒家(貸してはいないけど客を釣るためネットに載せてた情報)
賃料68000円/月
仲介手数料(1.1か月分)73666円
早期解約違約金68000円
退去時清掃費60000円
火災保険料20000円
合計289666円

なんちゃってマンスリーマンション(ちょっとアバウト)
賃料(52000円)+共益費(5000円)+環境維持費(550円)+インターネット+駐車場=66114円/月
礼金26500円
スマートロック登録手数料16500円
保証委託料65590円
退去時清掃費49500円
火災保険料19890円
合計244094円

このような感じです。
一軒家の場合、駐車場は敷地内に止められるのでタダです。逆にインターネットは付いてないので自分でどうにかするしかありません。ゴミ捨て場なども探す必要が出てきます。

マンスリーは確かに楽です。ただ、契約が全て電話とネットだったのでブチ切れそうになりました。かなりのストレスでした。相手はあまり理解してないようですし、こちらは全く初めてなのでわからない者同士がやりあってる感じです。もう二度と会話したくありません。
そして壁が薄いです。私の選んだマンスリーがわるかったのでしょう、丸聞こえとまでは言いませんが、音はかなり響きますし、移動すれば振動が伝わってくるかんじです。
さらに湿気が凄いです。これも私の選んだマンスリーがわるかったのでしょう、台風が2つ来たのも悪かったかもしれませんが、食材にカビが生えてるのには驚きましたし、革製品もカビが凄いです。
ここまでくるとこの仲介業者を通り越して大家に怒りがこみ上げてきます。大家も結局、欠陥住宅としてショックを受けたでしょうけど・・・だって窓も開けてないのに害虫が入ってくるんですよ、よくよく見ると隙間だらけなんですから。写真撮って載せたいくらいです。
あと、部屋ではないんですが、いろんな番組(U-NEXTとか?)が見放題みたいなんですが、見方が全く分かりません。もう見せないようにしてるとしか思えないので諦めました。
良い面はエアコンが2台付いていたことでしょうか、一軒家の場合は自分で用意しなければならず、取り付けには業者に依頼しなければならなかったでしょう。この夏はエアコンなしでは乗り切れませんでした。細かく言えば電気契約も40アンペアで一軒家なら50アンペアでしたでしょう。基本料が少ないと思います。
あと・・・ゴミ捨て場がこのアパート専用のゴミ捨て場です。

あとは解約時にトラブルが起こらないことを祈ります。
自分が契約したように書きましたが、実は妻が契約しました。解約も妻がやる予定です。


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夜のピクニック / 恩田陸

2024年08月23日 10時25分57秒 | 
私としては、あまり面白くなかったなというのが率直な感想です。

高校の行事、歩行祭を通し、訳ありな西脇融と甲田貴子の感情の変化を、二人の親友も絡めて進めていく。
こんな感じでした。
修学旅行のかわりに80㎞(だったかな?)の歩行を行事にしたという設定はとても良かった。100㎞ウルトラマラソンを経験している私にはわかる、走るんじゃなく歩くのがどれだけ大変か。

読み進めて思ってたのは、いつ事件は起こるのだろう?ということ。
あっ、このまま何もなくこの二人の感情が融和して終わるのかと予想できた瞬間に飽た。
そして貴子の親友で今はアメリカにいる榊杏奈の弟とかいうのが現れた際に、おいおい無理があるだろうと心の中で突っ込んでしまった。

融や貴子の友人が話す、雑音やタイミングの箇所はすごく同意できた。これを高校生の口から言わせるって、ずいぶん大人びた高校生だなと思ったが、受験を乗り切るための恋人作りなど私の想像しない現実があるみたいなので、今の高校生は大人なのかも。

「蜜蜂と遠雷」が良かったので別の作品もと、第2回本屋大賞受賞作の本作を手にしましたが、
これで恩田陸さんの作品はとうぶんいいかな。

貴子が前半に一緒に歩いてた梨香と千秋は、後半に美和子を選んだ貴子に対してどう思ってるんだろう?
そんなどうでもいいことを考えてしまう。

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蜜蜂と遠雷 / 恩田陸

2024年08月18日 10時54分15秒 | 
4人の若きピアニストの群像劇。それと審査員や記者の視点も加わる。
ピアノコンクールが舞台。

初めて読む小説家なので心配だったが、とても面白かった。
調べ方が半端なく、文字数も半端なかったが、私の場合、反田恭平さんが出場したショパンコンクールのドキュメンタリーや、ピアノを提供する側の「もう一つのショパンコンクール」だったかな?のドキュメンタリーや、「のだめカンタービレ」を観ていたので簡単に入ってきた。
クラシックも嫌いじゃないので、この作品に出てきた曲をそのうちユーチューブで聞こうと思う。
文章で高揚していくとは思わなかった。映像には敵わないだろうが、それでも凄いなと思った。ずいぶん私を豊かにしてくれたと思う。感謝を込めて次は「夜のピクニック」読もうと思う。
それにしても本のタイトル「蜜蜂と遠雷」はどういう意味なのだろう。



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