新海誠監督の長編アニメーション「すずめの戸締まり」のモチーフは東日本大震災。NHKが監督にインタビューした番組がおもしろくてこれは是非とも観ないとって思った。今日はもう冬休みに入ったのか、グランベリー109シネマのシアター6には小学生たちがたくさんいてちょっと驚いた。11年まえのことをこの子たちは憶えているのだろうか。彼らがどう観たのかわからないが、ぼくはヒロインが大震災の悲しみやトラウマに向 . . . 本文を読む
このところ金曜日はグランベリー109でシネマディ。先週は「ラーゲリより愛をこめて」、今日は「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」。ラーゲリはソ連の不当なジュネーブ条約、国際法違反も甚だしい60万人ものシベリヤ抑留の話。過酷な絶望的な状況下でもなお人間らしく生きようとした人々の感動的な実話で泣いたし、北川景子がとっても美しくて。けど、半年後にうちでwowow で見ても同じように泣けただろう。でも . . . 本文を読む
NHKがBS3で「英国王のスピーチ(2010)」を放映することを決めたのはいつなんだろう?ぼくは2010年当時見ていた、はずだけどまったく覚えていなかった。エリザベス女王の父親のジョージ6世が吃りで、こういう苦難を乗り越えて、王位についたのだと。ヒトラーがヨーロッパを支配し始めていたあの時代に。アカデミー賞4部門受賞も頷ける素晴らしい映画で心を揺さぶられた。が、エリザベス女王の死の十何年か前と . . . 本文を読む
金曜日のAMはだいたい何も予定がないので積んどいた本をパラパラ。是枝裕和氏「映画を撮りながら考えたこと」。自分の作品について語ることはあまり好きでもないし得意でもない、という是枝氏がご自分の歩みを振り返り、何を思ってその作品を撮ったか書いている。世界の映画祭やテレビ、映画のビジネス実情、俳優や監督たちの素顔、311やコロナの時代などなど率直に。読んでいるうちに作品を見たくなって「そして父になる . . . 本文を読む
濱口竜介監督作品を3本WOWOW が続けて放映した。ドライブマイカーを109シネマで見たのは4月なのにもうやるとは。それは見てないのだけど、昨晩「寝ても覚めても」(2015)と今晩「ハッピーアワー」(2015)を見た。濱口監督が芥川賞作家・柴崎友香による原作「寝ても覚めても」に惚れ込んで創った商業映画デビュー作品。東出昌大が共演の唐田えりかと不倫して離婚することになった記念碑的作品(笑)やけど . . . 本文を読む
「そして、バトンは渡された」をやっと観た。前半は笑わせられ、後半は泣かされた。たっぷり。2019年第16回本屋大賞を受賞したから読もうと思っていたけど読んでない。ぼくは小説を読んで泣いたってことはないんだけど、世の本好きのひとたちはどうなんだろう。この原作を読みながら感情移入して泣いたひとっているんのかなぁ。ちょっとそんなことを思った。(第46回報知映画賞)監督賞、主演女優賞(第45回日本アカ . . . 本文を読む
今日は猛暑が凄まじく、おまけに節電要請がテレビや町田市から繰り返しアナウンスされるので、午後はグランベリー109シネマに避難するのがいいかと。でチョイスしたのは「トップガン・マーヴェリック」よかったぁ。映画の価値って、ストーリーとかアクターとかってことよりなにより映像だ、って言いたくなる。すごいよ、こんなシーン現実にはありえないことだけど、固唾をのんで見入ってしまう。今月109で見た「峠 最後 . . . 本文を読む
今日はテニスがないのでグランベリーパーク109シネマで「太陽とボレロ」。アマチュアオケ、弥生交響楽団の存続をめぐるドラマだが。良かった。音楽好きにはたまらない。泣いちゃったよ。オケが経営的に行き詰まるってどこにでもありそうな話だが、監督・脚本の水谷豊はうまく膨らませていたね。マエストロ西本智実を実在の人物としてドラマに組み込むなんてちょっとズルいけど笑笑笑見た後で水谷豊のメーキングを読んだけど . . . 本文を読む
今日は朝テニスをして、午後はグランベリーパークのスタバでダーク モカ チップ フラペチーノとケーキ。これマジうめえ。それから109シネマで「大河への道」。とっても面白かったのだが、この原作は立川志の輔の新作落語「大河への道-伊能忠敬物語-」って驚いた。志の輔が伊能忠敬記念館を訪れた際、伊能忠敬が製作した正確無比な日本地図を観て感動して創作したのだと。それが2011年の初演以来、“落語を超えた究 . . . 本文を読む
今日グランベリー109シネマで「コーダ あいのうた」をやっと観た。素晴らしかった。泣けたし、明るくポジティブな気持ちになれた。決して豊かではない漁師の一家の中でたった⼀⼈“聴者”である高校生ルビーが、家族を助けなければならないという呪縛を克服し、自分の夢、進む道を見つけて歩み始める物語。耳の聞こえない人たちのこと、悩みや抱える問題等々について考えたことはほとんどなかったから、ストーリーがとても . . . 本文を読む