我輩は凛太郎である/そしてその母紗夢猫(しゃむねこ)である+ワン!

凛太郎♂(18歳)ミニチュアダックスとハク♂(13歳)和犬雑種+その飼い主ニンゲンの皮を被ったネコ婆♀が繰り広げる日常

2019 大事件(中)

2019-12-25 21:43:49 | そしてその母紗夢猫である

事前の検査を終えて、呼吸器内科から呼吸器外科へと受診科が変わりました。

本来ならば検査の手順で呼吸器内科受診中に、気管支鏡で生検を受けるということだったのですが、この検査は麻酔なしでは無理ということで、呼吸器外科で入院後、全身麻酔の胸腔鏡下で生検をし、その結果を手術室で待って、悪い場合は続いて手術ということになりました。

私は歯医者さんで2回、外科で1回、局所麻酔でショック症状を起こしたことがあります。なので、局所麻酔が非常に怖い。検査で麻酔ショックで死亡なんてことになったら、わんこはどうなる?
ということで、全身麻酔下の胸腔鏡下で生検から手術という方法になりました。

呼吸器外科の先生も「肺がんの疑い」と口では言いながらも「肺がんに間違いない」というのが見え見えでございました。

早期胃癌を経験している、喫煙歴が47年ある。という私の人生経験が重んじられてしまったようです。

肺がんという前提で右肺下葉摘出、リンパ節郭清の説明を受け、手術時間は約5時間、内訳は生検の結果待ち1時間、手術時間3時間、麻酔から覚めるのに約1時間ということでした。

10月24日に入院、25日に手術ということになりました。
24日に担当医から術前説明を受けました。

呼吸器外科で初診の先生が担当医と思っていたら違う先生で、この先生も「がん確定」の上での説明でした。
3D画像で「がん」だろう画像を出してくれて「扁平上皮癌の可能性があり、手術できるギリギリの状態、5年生存率は20%」という説明でした。

ちょっとショックだったけれど、今回不思議なほどメンタルが健全で、すぐに平常心に戻ることができました。
そして、まだ「逆転満塁ホームランがある」と思っていました。
もちろん、あまり信じ込みすぎるとダメだったときのダメージが大きすぎるかもなので、多分大丈夫と「多分」をつけるのも忘れてはいませんでした。

翌日、手術で、終わって、時間を聞いたら3時間しか経っていません!

先生の説明では
「肺がんじゃないみたいでした。でもとても変なものでした。多分リンパ腫だと思います。リンパ腫のほうが治りやすいです。全部取ったから大丈夫」
悪性という言葉はありませんでしたが、ほんまに生検してくれたん?と今も疑問が残ったままです。

入院は10日間で、11月2日に退院しました。
切り取った「がん」の生検結果の判明までには2週間かかるということで、次回受診日にはわかるということでした。
やっぱり生検なかった?

退院後の11月12日に悪性でないことを聞きました。
「私はきっと大丈夫、逆転満塁ホームランがある」とは思っていたものの、正式な結果を聞くとやっぱり嬉しくてまいあがりました。
切除したものは何だったのか?先生に聞いたのか聞かなかったのか、不明。舞い上がっていた証拠です。何も思い出せません。
翌週受診した時にしっかり聞きました。

そして、「ほな先生、別に取らんでも良かったんちゃいます」と聞いてしまいました。
先生は即座に「取らないと、何かわからんやろ。確定までに時間かかったみたいやし」と。

まあ、大きく育っていたみたいなので、良性でも取られる運命だったのかもしれません。

術式は胸腔鏡下右下葉切除+リンパ節郭清術、病名は良性のリンパ増殖性疾患 でした。

入院中、愛犬二匹は凛太郎の生家で預かっていただきました。

続きます。

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