退院後は、いそいそと二人を迎えに行きました。
熱烈歓迎があるかなと思いましたが、二人はフツー。
家族がいるお家で、フリーにしてもらっていたので、新しい家族ができたと思っていたのかも。
二人共、シニアになっているので混合ワクチンは打っていませんので、ホテルには預けることが難しいのと、凛太郎が人年齢では80歳で大分ぼーっとしていますので、あん摩の先生のじーちゃんのところが飼い主にとっては一番安心。
私も退院直後で、車を運転というちょっとした緊張感があったせいか、家に帰り着くまでは元気でした。
家に帰ってから、3,4日はワンズの散歩にも行けていたのですが、だんだんと歩くのさえ皮膚が痛くてたまらないという状況になってきて、終いには乳房が千切れそうに痛くなりました。
下着のシャツも着られない、ヒートテックもシルクも木綿もみんなダメ。
皮膚に布が触れただけで我慢できないヒリヒリ痛。手術跡以外のところで痛みが発生。みぞおち右側、肋骨の前後ろ、乳房全体。ブラも痛い。
我慢してブラをすると、乳房のちぎれるような痛みは軽減しますが、ブラをはずした後の痛さが尋常じゃない。
受診のたびに「痛くてたまらない」と主治医に訴えるも「そのうち必ず治ります」という返事だけ。
咳もよく出ると訴えると「下葉を切除した場所に、上葉と中葉が収まろうとして気管支が変形するから、そのせいで咳が出ます。長い人では半年。これも絶対治りますから。」
「そんなん退院する時に言うてくれへんかったし」とちょっと文句。
咳は2ヶ月たった今も出ています。
で、あんまり痛いので、昔の市民ランナー仲間の肺がん経験者さんに連絡を取り、これこれしかじかと相談に乗ってもらいました。
一人で悩んでいるのでなく、聞いてもらえるところがあるのは非常にありがたいことでした。
乳がん用のブラを買ったり、汗をかいても痛いからワセリンを塗ってみたり、一番良かったのは赤ちゃん用のシッカロールでした。
いろいろ工夫はしたものの、なかなか痛みはおさまらず、11月中は、ワンズの散歩もほとんど行けませんでした。
自分のご飯とワンズのご飯とワンズのシッコに庭に出るくらいで、後はひたすらTVのお守りか寝るか。
何をする気もおこりませんでした。
寝床に横になる時に、傷跡と皮膚が痛くて声が出ます。
咳も出ます。咳はしばらくするとおさまるので、咳だけに関して言えば寝ていたほうが楽です。
「そのうち治る」と言われても、ヒリヒリした痛みがあまりに辛いので、この痛みはなんだろうと検索をしまくったら、帯状疱疹後神経痛、神経性疼痛、肋間神経痛とかが出てきました。
肺切除の術後に起こることもあると書いてありました。
これに違いない!
あんまり痛いので「行きつけのお医者さん」に行き、涙ながらに「これこれ云々」と訴えたら、リリカという痛み止めを処方してくださったのですが、これは世界がまわるお薬でした。
めまいというのではないのですが、フラツきがすごい。そういう副作用があるお薬でした。
問い合わせたら「量を少なくしてみてください」ということでしたので、半量にして、朝と夜の2回服用なのですが、朝は飲まずに夜だけにしました。
骨粗鬆症もあるので、コケて骨折でもしたら一大事。ワンズのためにも骨なんか折ってられませんしね。
3日飲んだら、お乳の痛みが消え、下着もつけられるようになりました。
これが12月12日のことです。
同時に水素生成器 お風呂用 高濃度水素バスというのも購入(5000円くらい)して使用していたので、お風呂での温めが効いたのかもしれません。あるいは日にち薬だったのかもしれません。
ようやく、わんこの散歩も行けるようになりました。
と喜んでいたのも束の間、22日から、咳をすると肋骨あたりの皮膚がめちゃくちゃ痛くて、咳が出るとカラダを二つ折りにして耐えています。
咳が出ない時は、ちょっと痛いくらいなのですが、咳が出るとたまらなく痛い。22日までは咳が出ても痛みは全く感じなかったのに!どういうこと?!です。
ということで、またもや散歩が行けていません。
ワンズには申し訳ないことをしていますが、天気も良くない日が多いので、文句も言わずに食っちゃ寝をしてくれています。
今日は26日で、痛みが始まって5日目、咳が出ても痛みは少しはマシになってきています。
早く咳が止まればいいのに ということもつい思ってしまいますが・・・。
こんなふうに、少し良くなっては停滞や後戻りみたいな感じで、ちょっとずつ快復していくのかもしれません。
そんなこんなで、2019年の年末を過ごしています。
ではまた
読んでいただいてありがとうございました。
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