天山の春
六十年の昔話になりますが、今と違って四季がハッキリしていました。夏はどうしようもなく暑く、冬は寒く冷たく、隙間だらけの荒ら家で震えて過ごしたものです。
確か半世紀程前には大雪が降って、私方近辺の唯一の通勤・通学手段の「乗り合いバス」が止まってしまって、相応の混乱があったと聞きました。この年には就職して大阪にいましたので、家族に聞いた話です。
三月には一回か二回は雪が降り、天山は冠雪します。其れに決まったように月末近くに降った雪には「天山の忘れ雪」 と言って子ども乍ら親しみました。此の雪は四月の初旬迄は熔けず天山颪となった冷たい風は「大麦・小麦を」育みました。
変わった文字?(物かな?) を見つけました、珍しいので御紹介します。書いた方に何と読む?何と言う文字?を問うてからとも考えましたが、未確認ですが紹介です。
良く視ると鉛筆で枠線が書かれています、其の枠内に収まるかどうかの確認用かも・・・・・
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