雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

やっとわかる母の気持ち、そして、今度は義父の心配

2019-01-16 12:33:58 | 日記

母とは3月にハンドメイドフェスタに行ったが、大きな変化はなし。
帰り際、私の手を握って、「嬉しかった。ありがとう。またね。」と涙ぐむ母を見ても、あーそうかという感じだった。
以前の私だったら、きっと泣いていただろうに。
そういえば、私が結婚してから精霊流しを1回も見てないので見に行きたいけど、なかなかね…という話をしていたら、
母が今度みんなで行こうと言い出す。ほんと勘弁して欲しい。母だけならまだしも父親がついてくると思ったら絶対無理。
あの時、どんだけ嫌な思いして、縁を切ろうと思ったか。
こうして会ってるのも親孝行というより、症状が進んでこっちに負担がかかるのが嫌だからなんだよ。
4月は長女の引っ越しの後片付けもあったりとバタバタしていて、まだ会っていないな。5月にまた会いに行くか。

今まで自分が母になったからと言って、親のありがたみや母の気持ちがわかるということはほとんどなかったのだけれど、
最近ふと思うのはやっぱり我が子の顔を見れるのは嬉しいのだということ。
長女が7年ぶりに家に帰って来るのは嬉しかったけれどは思っていた以上で、張り合いも出てくる。
そんな我が子に、いずれは一人暮らしするつもりだと言われ想像以上の衝撃受け、そんな自分にびっくりする。
やっぱり子供はいつまで経っても子供で、できることならそばに置いておきたいものなんだよ。
やっと今頃になって母の気持ちわかる。

やっぱり定期的に会ってあげないとな。
でも、また新たな事案発生で、この後どうなるのか。

というのも、昨日夫の父が食道がんの手術を受けたが、今日「家に帰ると言って聞かない」と病院から夫に連絡があったらしい。
昨日私たちが行った時は(1時間くらいいたが)、時折目を開ける程度で(寝ぼけているのか、要領を得ない感じではあったが)、
私は先に帰ったのだが。その時、夫の妹からいろいろ父の天然エピソードを聞かされて笑ったりもしていたのだが。
目が覚めた後は普通にしていたらしい。ふふっと笑い、「笑っとかんとなあ」とか「やっと酒が飲めるな」とか言っていたらしい。

しかし、今日になって周りの話を聞かず、「家に帰る」と言って聞かず、病院側も手を焼いているらしい。認知症か…。
調べてみると、入院がきっかけで認知症を発症したり(実はそれらしき症状が事前に出ていたりすることもあるらしい)、
症状が重くなることはよくあることらしい。一時的なもので、退院して改善することもあるらしいが。

今になってみれば、天然エピソードも認知症の症状だったのかもしれないと思う。
大学病院に入院するも本人は検査入院だと言っていたが、
入院計画書には、「食道がん」としっかり書かれており、目的も「切除手術」となっていたらしく、
妹さんは前の病院でもう診断が下っていたのではないかと。
でも、夫婦揃って聞いていないという。義母は耳が遠いので聞き取れなかったのかもしれないが、
でも、口頭だけでなくそういう時文書等でも説明しないのか。
そもそも今思えば胃カメラ飲まなかったのか?といろんな疑問湧き出て来る。

今飲んでいる薬も持ってきていますか?と薬剤師さんに聞かれ、もう飲み切ったと答えたという。
でも、お薬手帳を見て、まだあるはずですよと言われ、あったかもなーという感じだったらしい。
元々天然っぽい性格だったので、ちょっととぼけただけなのかと思っていたが、もしかして認知症の症状だったのか。
他にも食道癌の「癌」の字が読めず、妹さんに聞いて「がん」とフリガナを振ったとか。
その時は笑って聞いていたけれど…。

うちの夫も時々天然かまして、そんなんじゃほんとにぼけた時わからんよ…と冗談を言ったりしていたが、
他人事ではないかもとぞっとする。

とりあえず妹さんが病院に行って落ち着いたらしいが、どうなることやら。
義母もちょっと様子がおかしい時があるらしく、これは夫婦まとめて認知症の検査をしてもらった方がいいのかも。