雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

母とランチ

2019-02-20 12:31:32 | 日記

先日、母とドライブ&ランチ。
まぁ、思ったよりしっかりしているというか普通。でも、やっぱり記憶が不確かな部分も。

例えば、
通帳を父が管理するようになったと言うが、なぜそうなったかを言わない。
忘れているのか、言いたくないのか。

車の中では他愛もない話。
最近の娘たちの様子や、スマホの話から昔は家に電話がなかった話まで。

目的のカフェはお休み。
電気がついてないから休みだよねと言ったら、ちょっと見て来るとさっさと車を降りて確認しに行く。
こういうとこ意外とてきぱきしていて驚く。

別のカフェへ行ってみると、見覚えがあると。以前父親と来たらしい。
女性が好きそうな古民家カフェ。意外。近くに父の好きそうな公園(宮本武蔵所縁の?)とかあるから、
そのついでに来たのかもな。

リゾットセットを頼み(玄米、おいしかったけどお腹いっぱい)
食べ終わってしばらくしたら、「これで終わり?」と母。
注文の時に紅茶もお願いしたのに、忘れたか。
「紅茶とケーキが来るよ」覚えているのかいないのか、わからない。

いろいろ話して、お隣のテーブルの赤ちゃんを見て「かわいい」と言ったり、
私の話を聞いて笑ったり、こういうところはいたって普通。
しかし、下駄箱の番号を忘れて、全然違うところを開ける。
日付もなかなか覚えられないし、数字が覚えにくいのか。

買い物に寄ってみたが、よく来るところなので迷ったりするわけでもなく、普通に買い物もしていた。

意外とまだまだ大丈夫かも…と思い、病院に行くのはいいかな…と。
とりあえず、持ってきたアマニ油と鯖(レトルト)を置いて帰る。
そういえば、付箋紙も買ったのに置いてくるの忘れた(私も忘れっぽい)

妹には、とりあえず病院は今回はいいと伝える。
案外ほっとしたんじゃないかな。私もだけど。
いよいよとなれば、私も病院に呼ばれるかもしれない。その時は覚悟しないといけないのか。

翌朝、父から電話が入ってるのに気づかず。
仕事だったので、折り返しできず。後でかけるも出ない。
わざわざかけてくるなんて、何かあったかと思いながらも何があったならすぐかけなおして来そうだし。
夕方かかってくるも、お母さんが喜んでいた。ありがとう…と言う電話だった。
肩透かしというか、なんというか。
とりえあず何もなかったので、一安心。

この調子で月一くらいで母とどこかに出かけるか。
全く先が読めないけれど、今できることをやるしかない。

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認知症

2019-02-09 12:22:49 | 日記

家から帰って来て、ふと次女がお年玉をもらってないと言う。
そういえば…、私もうっかりしていた。
数日待ったが電話ないので、こちらから電話をしてみると、
泊まった夜に翌朝おじいちゃんから渡してもらうからねと言っていたのに
すっかり忘れていたと(そこは次女の話と合っている。)
送ると言う。

送って来なかったら催促してと言うので、2週間くらいしてからだろうか。
電話して、「何か忘れてない」と聞くと「お年玉」と。覚えてるやん。
送るからと言った後、また電話がかかってきて、とりあえず立て替えてくれと言う。
そんなことより、ちゃんと送れるかどうか試したいんだけど。

で、数日経ってもまた送って来ないので、
電話すると、立て替えてもらったから後で会った時に渡すつもりだったと。
そういうことになっていたのか。
思わず「送るって言ったよね。送って来なかったら催促してって言ったよね」と。
もしかして、私の記憶もやばいのか。
それから、今現在まだお年玉は送られてきていない。
別にお金が欲しいわけじゃないけどっていうか、欲しいけど。
今からどんだけ学費がかかることか。

そうこうしている内に父からハガキが届く。
支援センターの人に母のことで相談しているらしく、

将来のこともあるので、私にも話をしておきたいということらしい。
まるで私が何も知らないような文面だけど、夏に泊まった時に
少しそのことについては話しだんだけどな。ま、いいけど。

今すぐどうこうというわけではないけど、将来的に介護申請とかデイサービスとか
後は現状説明といった感じ。
とにかく夫婦とも高齢なので、何があるかわからないからとういことで、
私の連絡先も教えておく。
父の話では、物をしまい込んで思い出せないことがあるらしい。(認知症の症状らしい)
通帳をなくして、再発行。今は父が管理しているらしい。
資源ごみの当番も忘れていたらしく、近所の人に話した方がいいのかと相談。迷惑をかけたらと。
支援センターの方は、物忘れがひどくなっているので、迷惑をかけるかもしれない、
もし何かあったら言って欲しいと伝えておいたらと言われる。

そういえば、父が急に、病院に行って認知症のテストを受けさせたんだけど…と
言い出した時の緊迫感。
1年前は21点だったけど、今回は22点で、先生も薬の効果が出ているんじゃないかと
おっしゃったらしい。
妙な空気醸し出すから、とんでもない結果が出たんじゃないかと不安になったわ。

でも、現状を見る限り、進行しているのは確かだと思う。ゆっくりではあるにしても。

支援センターの方がやはり 閉じこもるのはよくないと。
父が週に3~4回はあちこち連れだすと言うと、それはいいことだとおっしゃっていたけど、
父との時間が長いのも問題だ。ストレスがかかる時間が長くなる…、とその場では言えず。
夫婦関係、親子関係についても話しておいた方がいいと思ったが、
父の前では言えない。
私は当たり障りのない話しかせず、こちらから質問とかもすることはなかったので、
どう思われたかな。何考えてるかわかんない…と思われたかな。いいけど。

そういえば、父がイライラしして当たってしまうということは相談していたらしい。
へぇ、悪いという自覚はあるんだ。
手を上げたりはないですよねと、ないと。
あったら、私に電話してくるだろうから、たぶんないんだろう。

父が母に手を上げたという話は1度聞いたことがある。
それも理不尽な身勝手は話だった。
実家に久しぶりに帰っていた妹。
友達に会いに行くと出かけた娘に、帰りが遅い、いつ帰るんだと電話しろと
何度も母に言う。(もう40代の大人だ)でも、自分では絶対しない。いつものことだ。
イライラが募った父は、母になんでお前は心配しないんだと手を上げたらしい。
意味がわからない。
日頃離れて住む娘のことをちゃんと心配したことあったか。
都会で夜出歩くことなんて日常茶飯事で、なんで急に心配して親ぶるのかわからない。

それでも、父から離れられない母。私だったらブチ切れて、家出だ。
もし家に帰っても、以前のように夫のことを信じることはできないだろう。
仮面夫婦になって、いただくものだけいただくしかない。(何の話だ)

支援センターの人にもできるだけ母と会う機会を増やした方がいいと言われる。
月一くらいで会うようにしないとな。

話していた時間は正味20分くらいか。
帰る時に父が、「治らないそうだ」と。「なるべく進行を遅らせるようにしないとね」とだけ答えておく。
ストレスの源が一番そばにいるんだから、しっかりしてよと言いたいが言えない。
でも、きっと母は父といるのが何だかんだ言って一番いいんだろうと思う。
娘家族と一緒にいても気を遣うし、自分の家で機嫌さえよければ(母にとっては)いい人だという父と一緒に。
私は機嫌がよくても悪くても、無理だけど。どこに地雷があるかわからない。

そして、駐車場でちょっとだけ話をして、どうするかと聞かれたので、帰ると。
しかし、気持ちがもやもやして家に帰りたくない。
一人で家にいたら、たぶん泣いてしまう。ていうか、もう泣いてる。
せっかくここまで出て来たからと、普段会えない友達に電話してみるが、出ない。
折り返しあるかも…と思い、ショッピングモールへ。
時間が合えば、ボヘミアンラプソディー見るかと思ったが、上映時間まで2時間もある。
結局友達から電話はなく、スケジュール帳とパンを買って帰る。

妹にライン。後日、支援センターに話をしに行くと言ったら、お兄さんに悪いから、
自分も行こうかと。来れたら来る?と聞いたら、命令してくれたら行くと。
なんで!!
私が命令しないといけないの!!
自分の意志で来いよ!
親だろ!!
と言いたかったけど、すぐには返信せず、布団に入るも悶々として眠れない。
とにかく頭に思う浮かんだことを携帯に打ち込む。(別記事)

「命令」と言ったら、こっちが立場が上で主導権握ってるみたいだけど、
実際は「命令」という名の「お願い」だ。手を貸してくれと頼むしかない。
でも、そうまでして来てもらってもというか、来てもらわなくてもという思いもある。
その後、あれこれ考えてやっと「私には命令はできない云々」返事を返したら、
「支援センターには行ってもいいけど、親とは関わりたくない」と来た。号泣。
なんで!!いちいちそれを私に言う!
「命令しろ」と言いながら、「関わりたくない」と言う。
命令なんかできるか!!
そんな状態で来てもらってもどうしようもない。

結局後日電話で話をすることにする。

 

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封印したはずが…2019

2019-02-08 12:16:17 | 日記

封印したはずのここにまた戻って来ることになったので、
とりあえず前の日記を読み返してみた。
なかなか壮絶な日々に我ながら驚く。
記憶なんて、あてにならない。

あれから5年。
私達家族は、お盆や正月も実家に泊まることはなく、
挨拶に寄る程度の生活だった。
数十分お茶を飲んで世間話をする時間は、特に問題もないが、盛り上がりもしない。
私は主に母に話しかけ、夫は極力自分からは喋らない。
(一緒に来てくれるだけでもありがたい。本来は人当たりのいい常識的ないい人なのに
つきあわせて申し訳ない)
こういう時、娘たちがいるのが救いだ。
話題の源だったり、雰囲気が多少は和らぐ。
(でも、心なしか緊張しているのはわかるし、父親がいるお陰で空気が重い。
気づいていないのは本人だけだ)

母とはたまーに映画に行ったりもしていたが、
私もパートを始めたり、正直会うのが億劫で、距離を置いていた。
連絡を数週間とらないことも珍しくなかった。
その間にも例の電話がかかってくることがあった。
お父さんの愚痴だ。

小姑みたいになっているらしく、家事や料理の味付けなどに
いちいちダメ出しをする。(じゃぁ、お前がやれ)
笑ったのは、誰とでも親しく話をする近所のおじさんと母が話しているの見て
お前に気があるんじゃないか…と言ったらしい。(開いた口が塞がらない)
そして、酒が入り機嫌が悪いと、母親を攻撃する。
その度に、うちにおいで…と言っても、今度何かあったらと言って結局来ない。
もう何十回と繰り返してきたことだ。

でも、1年半くらい前だろうか。
電話で話していて、次女が高校何年生だったかと聞いてくるので、
1年生だと答える。そして、しばらく他の話をした後に、
「2年生だったよね」と「さっき言ったし。1年生だよ」
そういう会話を2~3度しただろうか。
おかしいと思ったので、軽い感じで「病院に行って診てもらったら」と言うと、
「周りの友達もこんな感じだ」と言う。
「じゃぁ、友達と一緒に行ってみたら?何もなかったらなかったでいいんだし」と。
で、結局そのままになっていた。

いや、その前後だったか(一昨年の7月)、
一緒に映画「忍びの国」を見に行った時の反応もおかしかった。
ストーリーをちゃんと把握してるのか、今見た映画の記憶もあやふやな感じがした。

そして、去年の春頃だったろうか。
母から、「実は(半年前くらいから?)病院に通っていて、認知症の張り薬を処方してもらっている」という。
でも、認知症とはっきり診断されたわけではないと言う。
確かに喋ってる分には普通というか(元々天然ぽいところはあったし)
でも、やはり多少記憶があやふやなのが気になる。

そして、夏。妹の誕生日が近づいて来た頃に電話がかかってきて、
「〇〇(妹)が帰ってくるって言ってなかったっけ?」と言い出す。
「そんなこと一言も言ってないよ」と。(だいたい断絶状態でしょ)
それがまた翌日も同じことを聞いて来たりして明らかにおかしい。

そして、妹に連絡。
今すぐどうこうというわけではないけどと、現状をざっくり伝える。
できれば、母と連絡を取って欲しいと伝えるが、気が進まないのはわかる。
泣きのスタンプ送られてきては何も言えない。
でも、私一人では抱えきれる問題ではない。(夫がいたとしても)

そして、実家の様子を見るために次女の試合の時(8月)に私だけ泊まった。
夕飯もマメに作っていた母だが、外食して花火大会へ。
次の日は友達と約束があるので、朝早く出ていくと言う母。
私にそのことを伝えたか不安になるらしく、同じことを何度も言ってくる。
でも、家の中はかたづいていて、特におかしな感じはしない。
とにかく記憶があやふや。
約束をしても確認の電話が何回もある。
「カレンダーに書いてって言ったやろ」「ああ、書いてある」
そんな調子だ。

今年の正月は5年ぶりに家族4人実家に泊まることにしたけれど、
その時も何度も確認の電話があった。
私達が来ること自体は覚えているのに、なぜか日にちを一日ずれて覚えている。
とにかく認知症だとすれば、進行を遅らせるためにできることはやっておきたいという
思いでの5年ぶりのちゃんとした里帰り。せめてもの親孝行だ。

今回も夕食は居酒屋で。
まぁ、父親はいつもの通りだ。
自分のペースで話をし、どうでもいいことに難癖をつける。
これだけの値段で、これだけの料理ではおかしいと。
私は、「これだけあれば十分」だと言うが、聞く耳持たない。
同じこと何回も言う。
飲み放題もついていて、何が不満なのか謎だ。
母は母で、やっぱりどことなくぼーっとしているというか、
同じことを聞いてきたりするので、娘たちもやっぱりおかしいと感じている。

そして、実家に帰り、私が風呂に入っている間にまた父が夫に余計なことを言ったらしい。
居酒屋で、残っていた焼き鳥1本を目上の人に勧めるのが常識だと、
なってないと言われたらしい。
どうでもいい!!
食いたかったら、誰も食べないんなら俺がもらうぞと言ってとっとと食べればいい。
俺様感強すぎる。気を使われなかったのが気に食わないらしい。
しかも、私がお風呂に入ってる間にそんなちっちゃいことでいちいち
うちの旦那に説教するな!!
ほんとに器がおちょこみたいで、頭にくる。だから、関わり合いたくない。

一方母は私や娘たちがお風呂に入った後、自分がお風呂に入ってしまった。
夫が入ってないことに気づいてないんだ…と思ったけど、そこは黙っておく。
案の定、夫が風呂に入ろうとしたら、お風呂マットなどが綺麗にかたづけられていたらしい。
そこはちゃんとやるのに、どこか抜けてる。やっぱりちょっとずつおかしくなってる。

でも、テレビに檀ふみが出てきたら、父に「この人のお父さんは作家でしたよね」
「火宅の人の…」とか、そんな正直どうでもいいことは覚えてる。
やっぱり認知症の特徴なんだろう。

そういえば、以前はお正月には必ずぜんざいを作ってくれたけれど、
今年はなかったな。
もう母のぜんざいを食べる日はないかもな…と思うと、ちょっと切ない。

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