雪が止むことだけが決まっているなら

モラハラの父と認知症の母と…

母と面会

2024-11-07 13:03:49 | 日記 第2部

母に会いに施設に行って来た。
到着して母に会う前に、まず支援センターや施設の方と少しお話。
母はコロナもたいしたことなく元気にしているらしいが、やはり時々父のことを気にしているらしい。

母とは入所当時に電話で話しただけで、20日近く会っていないがどうなんだろう。
すると、部屋に入って来た母は状況が飲みこめていないのか、私が声をかけても反応ない。
やばい、私がわからんか…と思ったら、すぐにわかった様子で一安心(驚かすなよー)
お化粧も一応しているが、まだらになっているのはしょうがない。
椅子に浅く腰かけ背筋も伸びてるし、ほんとにぱっと見は普通のおばあちゃんなんだよな。

まず支援センターの方が母がどの程度日常作業ができるかを確認するために
母にお茶を淹れてもらうことに。
施設の方が「娘さんにお茶を淹れてあげてくださいねー」と促し、これは特に問題なくこなす。
(家でも急須はどこ置いたっけ?とかは日常茶飯事だが、作業自体はそんなに問題ない)

職員の方から母に今日はお話を聞きに来ましたと説明。

まずは私から質問する(これは動画に撮るということだったので、私も若干かしこまってしまう)
最初は、体調はどう?とかそんな感じで入り、
これからどうするか決めないといけないけど家に帰るか、施設に入るかどうする?と聞いたら、
家に帰る。(まぁ予想通り)
家に帰ったら何をしたい?と聞くとしばらく考えて、家事と。
家事をするのは負担じゃないしと言うので、そうだね、ずっとやってきたもんねと。
それから、お父さんとも話すようにしないといけないと。
(これは父親にしょっちゅう言われてるから、ずっと気にしてるんだろう)
それも少しずつだねと声をかける。
お父さんに要望とかある?と聞いても特に思いつかない感じなので、
大きな声を出したりするのがいやだったら、そういうのはしないでってお願いすることもできるよと
伝えるが、本人はそこまで気にしていない様子。(やっぱり忘れちゃったか)

支援センターの方からも質問。
家に帰りたいという気持ちは変わらず。
父のことを聞いても、主人はあまり厳しくないとかそんなに怒られていないとか言ってて
おいおいとなるが、知らない人が相手ということもあって多少気を遣ってるのか。
他には、一緒に散歩をするのが楽しい。そんなに話すわけでもないけれど、景色のこととかを話すとか。
そんな感じだったかな。(メモを取ってなかったので、うろ覚えだけど)

職員の方が席を外して二人になった時に
お父さんが一緒に住みたくないって言ったらしょうがないけど、
自分からは言わないみたいなことを言っていて、相変わらずだなと。

気を紛らわすために孫の近況を話したり、スマホの写真を見せたり。
(孫の写真は何回も見せてるのに、毎回新鮮に驚いて笑顔になるので孫最強)

でも、やっぱり父のことが気になるみたいで、
私と会ったことはお父さんに話していいのかと聞くので、いいよと。
やはり父のことをいちいち気にするのはしょうがない。

話してる中でどうもおかしいと思ったら、
自分が今施設に滞在していること自体を把握してないというか、
その事実そのものを記憶できていなんだよな。
今日はどこに泊まるの?と聞いてくるので、
ここだよ。あと何日かしたら帰れるから、しばらくゆっくりしてたらいいよと答える。
家にいれば、自分がどこにいるのかどんな状況なのかという不安はないけれど、
知らない場所だと不安なんだろうなとは思う。

施設の方は、母が家に帰ってから家事をするのはどうかと不安がっていらしたが、
勝手がわかる我が家だとあれこれやりそうな気がする。
一昨年、3回入院した時も電話口では支離滅裂だったし、特にやることもない生活で、
退院したらどうなるんだ…と思っていたが、家に帰るとあれをしないとこれをしないとと動いていたし。

それから、母は退席し、支援センターの方とお話。
在宅介護の条件はどうするか。
まずヘルパーさんを月2回から週1回に増やす。
(週1ヘルパーさんが家に入ることで、家の様子も多少なりとも知れるだろう)
月に1回ショートステイもいいかも…というお話だったが、
うちに連れて来てもいいというお話はした。
あとは、父に受診してもらうこと。これは本人を納得させるのが難しいんじゃないかと
言われたが、どうなんだろう。でも行かせるしかない。

そして、怒鳴ったり怖い思いをさせないは絶対条件。もしもの時は施設に。

それから、母のできないことは家事だけでなく、言葉掛けだったりもする。
父はとにかくかまってほしい人だけれど、言葉が少なくなるもの認知症の症状の一つだと
理解して欲しいと伝えたところ、これについては、
担当のお医者さんから話してもらうようにお願いするとのこと。

母は足腰もしっかりしていて身体的には特に問題はないのに介護1の認定になるというのは
それだけ認知症の症状が進んでいるということらしい。
確かに進行は遅いけれど、確実にゆっくりと症状は進んでいるんだよな。

父はかなり反省している様子で、支援センターに連絡してきたり、
反省している旨の手紙を送ってきたりもしているらしい。
今回のことはかなり堪えた様子なので、しばらくはおとなしくしているだろう。

しかし、私に関してはいなくても大丈夫だと思っている節があるし、
嫌われていると思っているので(本当なんだけど)
全力拒否されそうだし、下手に刺激したくないし、距離感の取り方が難しい。
今まではなるべく月に1回は泊まるようにしていたけれど、逆効果にもなりそう。
すると、職員の方が泊まらずに短時間顔を出すだけでもいいのではないかと。
少しずつ様子を見ながらだな。

とにかく私的には娘と思われるより家政婦と思ってくれた方が楽なんだけどな。
前回はあんな騒ぎになってしまったせいで、トイレ掃除と冷蔵庫の整理くらいしかしてないので、
いろんな所がかなり汚れてるだろう。
母が施設を出る日に実家に行くとしても2ヶ月くらい家の中を放置していることになるので、
とりあえず風呂の掃除と掃除機かけはやりたい。

これから私に何ができるかはわからないけれど、
たくさんの人たちが協力して見守って下さっていることを思うとだいぶ心強い。
今思えば、もっと早くはっきりSOSを出すべきだったのかもな。
もう父のあの性格は治らない、しょうがない、とにかくなるべく波風立たないように我慢するしかないと
あきらめていたけれど、これから2人の生活がどれだけ続くのかあっという間に終わるのかはわからないけれど、
私もあまり考え過ぎず、適度に距離を置き、困った時には周りの人の手を借りたり、
お話を聞いてもらったりしながら、自分のできる範囲でやるしかない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 今後の方向性 | トップ | 2回目の話し合い »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記 第2部」カテゴリの最新記事