あーー、書きかけの日記を消してしまった。
要は、年末年始家族4人で実家に泊まったけれど、苦痛でしかなかった…っていう話なんだけど。
到着し、夫や娘たちが荷物を2階に持っていってる間に「お前の子供たちは挨拶もしない」といきなりカウンターパンチ。「こんにちはって言ったやろ」母も「耳が遠いから」と。だから、来たくないんだよ。
テーブルにはメモが貼ってあり、「寿司、刺身、おせちは注文済」とか、「ぜんざい、のっぺい汁、煮しめを作る」とか書いてある。台所に行くと、すでにちゃんと作ってある。でも、作ったこと忘れてるので、何度も鍋の中身を確認する母。
夫の提案もあり、4人で窓を拭いたりと1時間ほど大掃除。夫にしてみれば、普段何もしていなからたまには…という気持ちと、うちの父と向き合う時間を少しでも減らしたいというのもあったらしい。ほんと申し訳ない。そして、洗い物の時には長女がシンク周りや水切りラック(確か1年前にも掃除したと思うだけど、ひどいことになっていた)を一緒に掃除してくれた。
父はというと、注文していた寿司と刺身を取りにいったものの、帰ってくるなりポイントカードを忘れていたとまたお店へ。帰って来たと思ったら、今度はポイントカードないと言ってまたお店へ。結局うちの駐車場に落ちていたんだけど。まぁありがちなミスと言えばそうだけど、そんな感じでバタバタ。
その間、私と母も買い物に行って、夕食の準備。とはいっても、寿司や煮しめなどはあるので、冷蔵庫の中を見て(冷蔵や冷凍に肉がいろいろ入ってる)鶏の唐揚げを作ることに。根菜類もいろいろあったので、レンコン餅も。とりあえず下ごしらえだけしておく。
父はいつも夕飯前に風呂に入るので、風呂も入れておく。母の「もう揚げていいかな」「お父さんが帰って来てお風呂に入っている間でいいよ」というやりとりを何度も繰り返す。
ところが、帰って来た父がさあ始めるぞと。もうかよ!「お風呂入ったら」と言うと、「今日は入らん」と。ええーー。とりあえず揚げ物の準備を始めると、「もう何もしなくていい」と言う。「だって、冷蔵庫に肉がいっぱい入ってるよ」と。そうだ、困ったもんだという感じの父。「だから食べないと減らんやろ」と私。「豆腐も3丁も入ってるし」と言うと、「同じものを買ってきて困る」と。「だからお父さんは冷蔵庫にあるものをチェックして、買いそうな時は止めてって言ったよね」と。「そんなのわからん」と。は???いつも俺は頭がいい、俺はすごいんだと言ってるくせにそんなこともできんのか!!!
そして、いざ食べようと思ったら、父が刺身がないと。台所に行くと、寿司がもう1皿ある。えっ寿司はあるけど?結局父が間違って注文したらしく、寿司だらけ。夫が頑張って食べてくれたけど。
そして、始まる地獄の時間。みんな黙々と食べる。父が「誰もしゃべらん」とかぶつぶつ言い出す。知らんわ!お前となんか話すことあるか!
すると、いきなりテレビ消す。不気味な静寂。ほんと地獄じゃ!仕方なしに私が「次女が今度成人式だよ」と話を振ると、そうだったかーという感じで一言二言発しただけで、全く話盛り上がらない。忘れとったやろ!ていうか、興味ないやろ!
その内、また主語のでかい話が始まる。政治がどうの歴史がどうの。その内、酒も入っていい気分になって、なぜかですます調になって「○○ですよ!!」と演説者気分だ。あーー早く寝てくれ。娘たちもうなずいて相手しくてれたが、実は途中眠かったらしい。ほんとすまん。
ある程度喋ったら気が済んだのか、テレビつける。しかし、BSの誰も見ないような番組だったので、チャネルを替えていい?と聞いて、紅白に。
食後は娘たちも手伝ってくれて、後片付け。いつもなかなか風呂に入らない夫が先に入ろうかと言い出す。よほど居心地が悪いんだろう、ほんとすまん。
だいたい9時には寝る父。もう寝ると言いながら、「誰も喋らん」とかまたぶつぶつ言って来るので、「おやすみなさい!」とデカい声で言ってやったら、「そういうことじゃない」とかぶつぶつ。ほんとイライラする。あんな主語のでかい話、隣にいる母は魂が抜けたような顔してたし、もっと地に足の着いた話できんのか、みんなが気を使ってくれてるのがわからんのか、聞いてくれただけでもありがたいと思え。
父が出て行った後、「くそじじい」と思わずつぶやく。娘がいようが我慢できん。あーどんどん性格悪くなるわ。
そして、父が寝て、みんなで紅白見る。しかし、母がうろうろして落ち着かない。いつもバッグに入れている化粧ポーチがないと言う。「その内見つかるよ。座って。もうすぐ年明けるよ」といってもうろうろ。やっと見つかったと思ったら、今度は下地クリームがないとうろうろして、結局年越し逃す。リビングに戻って来た母に「年明けたよ」と言うと、「おめでとうございます」と。思わずみんな笑っちゃいながら「おめでとうございます」父がいないと平和だわー。
翌朝は注文していたおせちをみんなで食べて、お雑煮の代わりにのっぺい汁。
すると、父が昔はのっぺい汁ももっとおいしかったのに…とか言い出すし。いやいや作れるだけでもすごくない?普通においしいし。いちいち発言が気に障るわ。
そして、台所にいる時に母に「次女のお年玉は?」と聞くと、あわてて父のところに言いに行く。そして、父から次女にお年玉を渡してくれた。しばらくして私が座ると、母が「お父さんにお礼を言って」と囁く。えっ?そこは覚えてるんだ。さんざんお前の育て方が悪いとか言われ続けたからだろうな。怖いわー。ちゃんとお礼は言ったけど、めっちゃ素っ気ない。知ってるけどー。
そんなこんなでストレスたまりまくりの4人そろっての里帰り。
しかし、夫の実家は妹さん夫婦も来ていて、なんとも穏やかなお正月で真逆。亡くなったお義父さんはうちの父とは真逆で、いつもニコニコして、主語のでかい話とかネガティブなこと一切言わないし。やっぱりいい人の方が先に逝ってしまうのかな。
そんなでお勤め果たしたと思っていたら、あの電話。うるさーーーい。ほんと顔も見たくないし、声も聞きたくない。
結局、数日後に母に電話したところ(どうしても父に電話する気になれず)、ちょうど父がそばにいたらしくちゃんと確認とってくれたので、週末こっちに母を連れてくることに。(よかったー。父に電話代わるとか言われたら、どうしようかと思ったわ)
そして、明日は母を連れてきます。気を使わず、少しでもゆっくりしてもらえるといいんだけどね。