『誰かが自分のことを分かってくれている』という実感は、心を強くしてくれます。
親となった方々にも、辛い時や悲しい時に、自分を分かってくれている人の存在に、
支えられ慰められた経験をお持ちの方も多いと思います。
ただ、こんな人間の在り様を教えてくれる貴重な経験をしていても、
親としての役割に活かすのは、なかなか難しいようです。
「なんでこんな態度をとるのか…」
「こんなこと言うなんて…」
こんな言葉をお母さん方からよく聞きますが、結局は、自分の思うようにしてくれない子供に、
腹を立てておられる場合が多いようです。
お母さん達の心の奥には、子供への愛を感じるのですが、それが上手に子供に届いていないようです。
心に寄り添うとは、
『その態度や言動を生み出している、心情を理解する』ということです。
心情を理解するとは、その心情に賛成するということではありません。
…かな~と、想像しながら察して、感じるということです。
自分が同じような状況に出会っても、そんな経験の仕方はしないにしても、
その人の今の心情を、感じるということです。
この子供の心に寄り添うということに関して、改めて存在に聞いてみました。
『子供は、あなたの人生に現れてる、あなたの一つの表現である。
だから、あなたが変われば、子供は変化せざるを得なくなる。
それは、同じモノが引きつけ合うという、この世界のエネルギー構造から見ても、
子供は、あなたの一部であり、あなた自身でもある訳だから。
試しに、目につく子供の態度を、あなたにも探してみるといい。
同じ態度を見つけたら、あなたの心を見つめてみよう。
すると、子供がその態度をとる心を、あなたの中に見つけることができる。
見つかったあなたの心を、自分への思いやりとともに理解してみよう。
すると、あなたの心は穏やかになり、目についていた態度が違って見えてくるはずだ。
そしてあなたの心が、その態度をとる必要がなくなると、
子供のその態度もなくなってくるものだ。
子供の心に寄り添っていくというのは、
つまりは、親である自分の心を理解していく、愛していくということでもあるのだ。
~地球をサポートしている意識体~』