〈新司令へ・・〉
今日午後零時辺り頃に、、颯爽と駐車場に帰って来た黒のベンツ。
坂を上がる時に、エンジンが爆音を立てて格好が良かった。
そこから降りて来た二十代らしい若者もまた格好が良かった。
背筋を伸ばし、バルコニーから眺めている私など物ともせず、颯爽と歩く姿は実に様になっていた。
君らはみんな格好が良いのだ。素敵なのだ。お洒落なのだ。
大豪邸に今をときめく大作家を招き、、悠然と私への拷問命令を語る老婦人は、流石超上流階級だ。
己の娘の父親がのた打ち回り死の淵に瀕していることを知りつつ、、二枚目の御主人の隣の助手席に乗って新横浜のホテルへとドライブする令嬢の姿は真に素敵の一言。
若き社長に就任し微笑みを浮かべ写真撮影に応じた大越氏のその姿は上流階級の美男子そのもの。
この美男美女の姉弟が結婚式をあげる姿は、最早御洒落という言葉すらも超えている。 日本を、、いや世界を支配する夫婦の姿だ。
仙台駅近くで拝見した新司令氏、、貴方の姿も、、 髪の毛はやや長く孤独感を漂わせ、、格好が良かったですぞ。
何回も御本人に言っていることだが、、その寂しげな素敵さが御似合いのカップルで、、新司令は令嬢と結婚をするとよいと俺は思うな。
新司令、、 君さぁ、、 強烈な電磁波を浴び続けるのがどれだけ辛いか君には解るか??
今日もまた何時間もの強烈な電磁波を撃たれ続けているが、、その辛さが解るか??
布団にじっと横になっていなければならないルールの下、(業者が家に入って来るから、と)老母が重たい荷物を運び続けているのを眺めているしかなかった私の胸の張り裂ける想いが君には解るか?
この老母とやら、、鼻水すすり大きなクシャミを今日は何回していることだろうか?
新司令、、 財閥家、、、
貴方方は格好良く素敵に御洒落に、人を禽獣の如くに扱い、のた打ち回らせ殺すのだ。