鳥を飼う人、鳥を描く人、鳥を写す人、そして鳥を彫る人…
中にはトリヲタベルヒトもあり…
そんな人間を当の鳥達はどう見てるんだろう…
なんて思いながら、今週の「バードカービング作品展」を見ています。
何の分野でも、その道の専門的書籍や、指導書、団体誌などがあるもので、
バードカービングもそう。
展示会場のテーブルの上には、参考にと様々な本が置いてあります
今日は出展者の中のお二人のメッセージをご紹介します
「バードカービング再発見」(その1)
私がバードカービングを始めたのは、
平成20年度の「西都市生涯学習講座」を受講した時でした。
事前の案内に従い、切り出しナイフ1本を購入し、
最初の作品「すずめ」の製作が始まりました。
悪戦苦闘しながら木のブロックを鳥の形に削り上げてから、
鳥に色を塗ります。
塗っている最中に、講師の先生に見てもらったところ思わぬ注意が。
「五島さん、三列風切は羽が3枚ですよ!」と。
私は鳥の背中に広いスペースが出来たので、
左右に4枚の羽を描いていたのです。(鳥の羽は胴体の付け根から先端にかけて、
三列風切、次列風切、そして初列風切と呼ばれる3つの部位の順で生えている。)
バードカービングの良いところは、色の塗り直しが出来るので、
さっそく修正しました。
この三列風切の事があってから、
自宅に飛来するメジロや渡り鳥に対して
それまで単純に鳥として見ていたのが、
それぞれの羽の形状や色などを確認しながら
観察するように変化しました。
早めの失敗から得た新発見でした。
「バードカービング再発見」(その2)
約20年前に旧知の渡辺耕作さんからバードカービング=BCの誘いを受け、
電動工具を使ってハーフキットを削り、
アクリル絵の具で彩色する作品作りを続けてきました。
始めてから10年ほどは、自分の趣味として楽しみながら、
小学校の子ども達とも一緒に、少しずつ作っていました。
そして約10年ちょっと前に、
学校現場で総合的な学習の時間が始まると、環境教育を柱に、
授業の中で約1年かけて、主に4年生の子ども達とバードカービングの製作に
取り組んできました。
職場の管理職、同僚の先生方の理解と協力、
保護者の方々からの暖かい応援の言葉がありました。
そして子ども達を熱心に指導していただいた
バードカービング愛好家の方々の熱意に支えられました。
感謝しています。
バードウオッチングや野鳥の生態写真、「若冲」の躍動する絵画などから
製作のヒントを得ての、オリジナルな作品作りに挑戦しています。
BC教室で渡辺先生の指導を受けながら、
自分でも納得・満足するものづくりをこれからも続けていきたいと考えています。
自分の知らない世界を知る楽しさ。
楽しそうに、ていねいに教えて下さる作者の皆様。
どんどんアタマデッカチになっていく私。
しばらくすると記憶がアイマイになっていく都合の良さよ
なかなか魅力的な仕事に感謝です
バードカービング展は明後日22日(日)までです。
出かけやすい気候にもなりました。
お誘い合わせてお出かけ下さい。
また、22日(日)は隣のパオ3階の西都市文化ホールにてコンサートがあります。
チケット好評発売中ですこちらにも是非お出で下さい。
西都 DE JAZZ 第2弾
出演 山本美恵トリオ
日時:9月22日(日) 18:30開演 (18:00開場)
場所:西都市文化ホール (ショッピングセンター・パオ 3階)
入場料:¥1,000
チケットのお求めは→パオインフォメーション・ギャラリー夢たまご・働く婦人の家・青少年ホーム他
出演者のプロフィール
山本美恵さんのプロフィール
新潟出身、東京在住。
小学校時代よりテレビ出演。
14才で初リサイタル開催。コンクールにて各賞受賞。
国立音大卒後、音楽劇の助手、稽古場付きピアニスト、劇伴などで活躍。
CDリリース。
繊細かつ大胆なピアノプレイにはファンが多い。
樋口恭雄さん(ベース)
第1弾にも出演。県内で長年演奏活動のベテラン奏者。
GUTCHY音楽事務所を開設し、音楽プロデュース・ライヴ企画・作曲編曲・
音楽教室・ライヴ活動等を展開中。
児玉安浩さん(ドラム)
西都市では知らない人がいない程の有名人。
カルマルソイヤという音楽グループを率いてウン十年。
市内市外で大活躍の人。
エネルギッシュな演奏で聴衆を惹き付けている。
主催:シティーサイト(株)
中にはトリヲタベルヒトもあり…
そんな人間を当の鳥達はどう見てるんだろう…
なんて思いながら、今週の「バードカービング作品展」を見ています。
何の分野でも、その道の専門的書籍や、指導書、団体誌などがあるもので、
バードカービングもそう。
展示会場のテーブルの上には、参考にと様々な本が置いてあります
今日は出展者の中のお二人のメッセージをご紹介します
「バードカービング再発見」(その1)
私がバードカービングを始めたのは、
平成20年度の「西都市生涯学習講座」を受講した時でした。
事前の案内に従い、切り出しナイフ1本を購入し、
最初の作品「すずめ」の製作が始まりました。
悪戦苦闘しながら木のブロックを鳥の形に削り上げてから、
鳥に色を塗ります。
塗っている最中に、講師の先生に見てもらったところ思わぬ注意が。
「五島さん、三列風切は羽が3枚ですよ!」と。
私は鳥の背中に広いスペースが出来たので、
左右に4枚の羽を描いていたのです。(鳥の羽は胴体の付け根から先端にかけて、
三列風切、次列風切、そして初列風切と呼ばれる3つの部位の順で生えている。)
バードカービングの良いところは、色の塗り直しが出来るので、
さっそく修正しました。
この三列風切の事があってから、
自宅に飛来するメジロや渡り鳥に対して
それまで単純に鳥として見ていたのが、
それぞれの羽の形状や色などを確認しながら
観察するように変化しました。
早めの失敗から得た新発見でした。
それぞれ羽の部位ごとに呼び方があるんですね。
そして部位ごとに羽の枚数も決まってて…
五島哲也さん・作の「モズ」の背中。
そして部位ごとに羽の枚数も決まってて…
五島哲也さん・作の「モズ」の背中。
専門書の中にはこんなページも。
こんな仕事をしてなければ、出会えない本です。
こんな仕事をしてなければ、出会えない本です。
「バードカービング再発見」(その2)
約20年前に旧知の渡辺耕作さんからバードカービング=BCの誘いを受け、
電動工具を使ってハーフキットを削り、
アクリル絵の具で彩色する作品作りを続けてきました。
始めてから10年ほどは、自分の趣味として楽しみながら、
小学校の子ども達とも一緒に、少しずつ作っていました。
そして約10年ちょっと前に、
学校現場で総合的な学習の時間が始まると、環境教育を柱に、
授業の中で約1年かけて、主に4年生の子ども達とバードカービングの製作に
取り組んできました。
職場の管理職、同僚の先生方の理解と協力、
保護者の方々からの暖かい応援の言葉がありました。
そして子ども達を熱心に指導していただいた
バードカービング愛好家の方々の熱意に支えられました。
感謝しています。
バードウオッチングや野鳥の生態写真、「若冲」の躍動する絵画などから
製作のヒントを得ての、オリジナルな作品作りに挑戦しています。
BC教室で渡辺先生の指導を受けながら、
自分でも納得・満足するものづくりをこれからも続けていきたいと考えています。
追立敏弘・作「薩摩鶏」
学校で作った子ども達は、どのような印象を持ったのでしょうね。
きっと、野鳥や自然の保護の事まで学んだことでしょう。
学校で作った子ども達は、どのような印象を持ったのでしょうね。
きっと、野鳥や自然の保護の事まで学んだことでしょう。
これが作り始めのハーフキット。材質はこの場合、ヘラ・ホオの木です。
左から「ルリヒダキ」「シジュウカラ」「モズ」「エナガ」。
左から「ルリヒダキ」「シジュウカラ」「モズ」「エナガ」。
これは銅線でできた足の骨の部分。
これに肉付けしていくのですが、小さい鳥の足はテープを巻きつけて、
ラッカーを塗って乾かし、ジェッソという白い色を下地として塗り、
さらに乾かして色をつけるのだそうです。ウ~ン、手間暇かかってますね~
そして右のようにリアルな足が出来上がり
これに肉付けしていくのですが、小さい鳥の足はテープを巻きつけて、
ラッカーを塗って乾かし、ジェッソという白い色を下地として塗り、
さらに乾かして色をつけるのだそうです。ウ~ン、手間暇かかってますね~
そして右のようにリアルな足が出来上がり
自分の知らない世界を知る楽しさ。
楽しそうに、ていねいに教えて下さる作者の皆様。
どんどんアタマデッカチになっていく私。
しばらくすると記憶がアイマイになっていく都合の良さよ
なかなか魅力的な仕事に感謝です
バードカービング展は明後日22日(日)までです。
出かけやすい気候にもなりました。
お誘い合わせてお出かけ下さい。
また、22日(日)は隣のパオ3階の西都市文化ホールにてコンサートがあります。
チケット好評発売中ですこちらにも是非お出で下さい。
西都 DE JAZZ 第2弾
出演 山本美恵トリオ
日時:9月22日(日) 18:30開演 (18:00開場)
場所:西都市文化ホール (ショッピングセンター・パオ 3階)
入場料:¥1,000
チケットのお求めは→パオインフォメーション・ギャラリー夢たまご・働く婦人の家・青少年ホーム他
出演者のプロフィール
山本美恵さんのプロフィール
新潟出身、東京在住。
小学校時代よりテレビ出演。
14才で初リサイタル開催。コンクールにて各賞受賞。
国立音大卒後、音楽劇の助手、稽古場付きピアニスト、劇伴などで活躍。
CDリリース。
繊細かつ大胆なピアノプレイにはファンが多い。
樋口恭雄さん(ベース)
第1弾にも出演。県内で長年演奏活動のベテラン奏者。
GUTCHY音楽事務所を開設し、音楽プロデュース・ライヴ企画・作曲編曲・
音楽教室・ライヴ活動等を展開中。
児玉安浩さん(ドラム)
西都市では知らない人がいない程の有名人。
カルマルソイヤという音楽グループを率いてウン十年。
市内市外で大活躍の人。
エネルギッシュな演奏で聴衆を惹き付けている。
主催:シティーサイト(株)
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