市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

端午の節句展

2013年04月30日 | 展覧会情報
朝からシトシト降りだした雨に、
通勤途中の道端や、民家の庭先に咲いているショウブの花が
一段と色鮮やかに映えています。
ショウブとアヤメとカキツバタ。
よく似ているけど、どう違うの?と聞かれました。
調べてみますね。
さて、今週の夢たまごは
男の子の節句の展示を致します

端午の節句

展示期間:4月30日(火)~5月5日(日)
開館時間:10時~17時


                                          あいそめ広場でもたくさんの鯉が泳いでいます。

         


これまで3月の「ひな祭り展」はありましたが、
男の子の節句については初めての取り組みです。
会場はとても賑やかで、元気が出てくる…
そんな空気が流れていますよ


鯉のぼりや旗・武者人形などを、こんなに身近に見たのは初めて。
大きい~~
登り旗には、家紋や子どもの生年月日、名前まで入ってて
壁の端から端まで、まぁ~その長いこと

かわいいぬいぐるみの金太郎(?クマモンにも似ているなぁ)や、鯉のぼりも。



                                   福島正吉・作           後藤静雄・作

先日福島さんと後藤さんが上の油絵を描いていたら
下校中の小学生の女の子が通りかかり、
描いている様子をジーッと見ていること10数分…
絵が好きなの?との問いに「はい」と。
ここで一緒に描くといいよ、と言うと、いそいそと家に帰り、
クレヨンと自由帳を持って来た4年生の女の子
一緒に鯉のぼりを描いたそうです。
後藤さんが紙一面に紫のクレヨンを塗り、
上から黒を塗り重ね、硬いもので線を描くと
下の紫が浮き出てきました。
こんな描き方もあるんだと、
女の子は鯉のぼりを同様に描きました…

見ず知らずの人と絵を描く小学生…
いろいろ教わったひと時は
ずーっと彼女の記憶に残り、
いつか絵に目覚めるきっかけになるのかも知れませんね

     

会場の壁一面を埋めつくしているのは、
カトリック幼稚園の白組の皆さんの作品です。
作っている時の賑やかな声が聞こえてきそうな、かわいい作品ですね

また、鯉のぼりの陶芸品もたくさん。
見ていると楽しくなります
購入可能なものもあるそうです。


絵手紙「彩美会」の皆さんも
端午の節句にちなんだ作品を展示して下さっています。
どうぞ、お子様連れでお出かけ下さい。
楽しいですよ

なお、5月5日(日)には
「かしわもち」の販売も致します。
5コ入り¥300の原価販売。 
20セット限定です。
お楽しみに




次回の展示会のお知らせ

展示会名:長友晴久クレヨン画展

展示期間:5月7日(火)~5月12日(日)

なお、5月の「ぞろ目ライブ」は18日(土)に決定
詳細は、近々ブログでご案内致します。
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夢たまごって どげなとこ?

2013年04月28日 | 日記
今日も西の都あたりは晴天
夢たまご前の「あいそめ広場」。あちこちにあるベンチでは
人々が休日の朝日を浴びて、横になったり景色をながめたり…
とても静かな光景が見られました。
夢たまごには市外・県外からもお客様がお見えになります。
ブログを見て下さる方も増えてきましたので、
今日はあれこれご紹介してみましょう。

この「あいそめ広場」は、街の中心にあるという事で、
一年中、様々なイベントが行われる場所です


その一角に「西都市 まちなかギャラリー夢たまご」があります。
となりがコミュニティプラザ・パオで、
夢たまごの東側が宮崎交通バスセンター。
その前が、元JR妻駅があった所。
宮崎市からも、バスの終点で降りて裏に回れば1分で着きます

     

夢たまごは平成18年7月にオープンしました。
西都市商工観光課・妻駅西地区商店街振興組合に関連します。
目的として、
市民の皆様に絵画・書・陶芸・工芸・写真等の
作品発表や鑑賞の場、憩いの場として広く提供し、
文化意識の向上と、まちの賑わいを創出する…とあります

     

ただし、利用制限もあります。
たとえば、
営利を目的とした利用。
政治や宗教活動を目的とした利用。
公共の安全や秩序、善良な風俗を害する恐れのある利用。
施設の維持管理に支障を生ずる恐れのある利用…などです。

室内奥の喫茶コーナーには、書籍の委託販売スペースもあります
地方でしか手に入らないような、つい手が伸びるタイトルの本の数々…
宮崎の著者や宮崎の出版社、宮崎に関する本を中心に、たくさん並んでいます。


展示会としての利用料金は(1週間で)市民は¥3000、
市外の方は¥5000となっています。
ただし、2週間の場合は利用料は2倍になります。

営業は火曜日~日曜日の、10時~17時まで。
月曜日は入れ替えのため休館日です。
ただし、2週間続けての展示の場合、間の月曜日は休みません
他に、年末年始も1週間くらいの休館日があります。

展示会を開く場合は、
夢たまごで申込み用紙に記入して下さい。
月曜日の午後から準備(基本的に)。
火曜日~日曜日が展示期間。
そして、月曜日の午前中が片付けの時間。
これが基本です。

また、“ぞろ目ライブ”などのコンサートを開く場合は、
¥5000(市内外問わず)頂きます。
ピアノ・PAはありますので、使用可です。
「ぞろ目ライブ」は作品展示会とのコラボを特徴に
毎月1回開催。
出演者の応募もお待ちしております


飲食物など、持ち込まれた物やゴミは全てお持ち帰り下さい。
お湯を沸かしたりする設備はありません

夢たまごでは各100円で、
おいしい“コーヒー”と、“梅こぶ茶”を提供しております。
お友達、ご家族と飲みにおいで下さいね。
展示会の主催者の中には、来館者への接待としてご利用される方もありますよ


ところで、夢たまごの館長のことですが。
この度、となりのパオ2階にある「西都市文化ホール」(415席)
の館長も担当することになりました。


“夢たまご”と“働く婦人の家”、そして“文化ホール”。
これらを連携した新しいまちづくり、更なる文化の発信源へと、
熱い夢を語り、
4月からまた一段と多忙になり、県内外を飛び回っています

何かを交渉する時は必ず出向き“フェイス・ツー・フェイス”
これが信条とのこと
誰かのためになるならと、見かけによらないフットワークの軽さ
「継続は力なり」との執念たるや、それはそれはすごい“力”の持ち主なのであります
(ワタクシモ タイヘン ショクハツサレテオリマス)
どうぞ皆様、これからも変わらぬごを協力お願い致します
そしてブログを見て下さっている遠方の皆様、西都近辺に来られた際には
ブラッと夢たまごにお寄り下さいませ。
スタッフ一同お待ちしております





明後日からの展示会のお知らせ

展示会名:端午の節句展

展示期間:4月30日(火)~5月5日(日)

なお、5月のぞろ目ライブは18日(土)に決定

詳細は後日ブログでご案内致します。
  











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橋口登志郎 写真展

2013年04月23日 | 展覧会情報
西の都では、田んぼで早苗は青々と育っているのに、
知り合いが引っ越した長野県佐久市では、15センチの積雪ですと
日本列島は長~い
さて、夢たまごでは先週のカラフルな切り絵から
白と黒だけの空間へと変わりました。
でも、じ~っと観ていると“色”を感じてくる、そんな気がします。

橋口登志郎写真展 ー都市論ー

展示期間:4月23日(火)~4月28日(日)
開館時間:10時~17時



 
橋口登志郎さんは、西都市議会議員であり、
また、空手の先生でもあり、道場で教えていらっしゃいます。
そして、自転車で遠出するなどパワフルに活動なさっている方です。

橋口さんの挨拶文よりご案内していきます。

~好きなのは知らない街をあてもなく歩くこと
なるだけ身軽なかっこうで
ズミクロン50mmをつけたライカ一台だけを首にぶら下げて
感度400のフィルムをポケットに入れ
昼間の街を彷徨う
スピードは1/500、絞りは4~11の間を
距離は3mにあわせ
向こうからやってくる何かを期待する


写真を撮る行為は射撃と似ている
刹那の出会いにシュートする
シャッターを押す瞬間は快感だ
写真家は狩人、今という時を狩る
振り返ることなしに前だけ見ていく
そうやって写したものは、私自信が投影されている
知らない街角に立ち、知らない人と行き交い
写されるものと私の気持ちが合ったときに、シャッターは押されている


写真はフィルムだ
フィルムの持つ、取り返しのつかない制限が、撮り手の意識を高める
ネガを現像し、ベタを作り、何度も何度も見る
印画紙に焼き付けられた写真
私の意識のフィルターを通過したそれは
撮られているものを表さず、撮っている私を赤裸々に表している~


公募・雑誌

1997年 日本カメラB部年度2位
1997年 写ガール中村正也賞
2001年 アサヒカメラモノクロ写真年度1位
2003年 日本カメラ社 写真教室掲載
2007年 日本カメラモノクロプリント年度8位
2008年 日本カメラモノクリプリント年度1位

この、年度1位を2回。それも「アサヒカメラ」と「日本カメラ」の両方で。
この偉業は宮崎県ではただ一人。
全国でも二人いるかな?という程のスゴイことだそうですね。
しかも、毎月毎月1回提出し、年間12回の総合点で順位が決まるとのこと
1回出して、たまたま…というものではないということ。


夢たまごの常連さんと。(後ろが橋口登志郎さん)


橋口さんは言います。「人が好きです。街がすきです。」
そして街の何げない日常、ふと見かけた光景を写すと話します。
「写真」というものは、「それを観ている人」の過去を引き出したり、思い出させる力を持っていると…


そう言えば気がつきました。
展示の中に、1枚の東京新橋のガード下の写真。
小さな飲み屋が並び勤め帰りの人々でいっぱい…そんな写真があります。
よく似た所が新宿にあり、通称“しょんべん横丁”。
間口1間の、カクンターに椅子が5~6コで満員。そんな店がずらっとならんでいる路地
学生時代、たまに通ったなぁ。
肩くっつけ合うようにして、みんな人恋しいんだなぁ、
なんて思ってた頃を、写真を観ながら思い出していました

写真というものは、
「写っているものを、観た人がどう観るのか、
また、撮った人がどういうふうに撮ったかを感じ取ること」
ともおっしゃいました。

テーマの“都市論”とは?の問に
「写真によって都市を論じること。
パーソナルな視点で都市を見て、それを写真に定着させること」と。

写真を始めてから25年。
最初はカメラが好きで、写真の雑誌を見ていて写真が好きになり
そのうち撮るようになったと話して下さいました


主な撮影実績

2006年 みやざき中央新聞 広報用写真撮影
2008年 映画~39枚の年賀状~スチール写真担当
2008年 西都市制50周年記念 西都の巨匠達展 
       弥勒祐徳先生、黒木亮先生肖像撮影
2009年 歌手・水木大介 焼酎哀歌(エレジー)ポスター、CDジャケット撮影
2009年 西都古墳まつり 公式記録写真撮影
その他   成人式撮影・結婚式撮影・七五三撮影・ポスター撮影
       各種大会記録撮影・森和風 書撮影


会場にはモノクロの世界が静かに皆様を迎えてくれますよ。
東京で撮ったものを中心に141点。
どうぞ夢たまごにお出かけ下さい。
お待ちしております



次回の展示会のお知らせ

展示会名:端午の節句展

展示期間:4月30日(火)~5月5日(日) 

なお、5月の「ぞろ目ライブ」は18日(土)に決定しました。
詳細は、近々ブログでお知らせ致します。
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切り絵ものがたり

2013年04月19日 | 日記
「ナカフミヒコ切り絵作品展」は、大好評のうちに中日を迎えています。
「ナカさんはおいでですか?」
「どちらにお住まいなんでしょう」
「作者の方と会いたかったなぁ…」
お仕事があって、夢たまごに詰めていられない時もあるナカさん
「僕もおいで下さった皆様一人ひとりとお話したいんですけどね~」

でも、時間のある限りお客様を迎えていらっしゃいますから、
皆さんお誘い合わせてお出かけ下さいね

今日も開館とともに、幼い子どもとママのお客様。
鯉のぼりの切り絵のポストカードを手に話しかけてきます。
とっても楽しそうに
ご覧になった方は皆さんホンワカ、ホッコリ…
そんな表情で帰っていかれます。

「ほしひろい」より
夜空に輝く大熊座の北斗七星。近くには小熊座。お母さん星と子どもの星です。
ある時、お母さん星の中の一つが落ちてしまいました。
お母さんは七星ではなくなり、消えてしまいました。
小熊は落ちてしまった星を探しにいきます。
人間の男の子と知り合い、一緒に星を探しだし、空まで運んで登りました


子どもって、空までハシゴが伸びてても不思議と思わないですよね
いつから違うと思うんでしょうね。
この作品の物語を聞きながら、そんな話をナカさんとしました。

「アジサイ坂のみずすまし」より
学校からの帰り道。アジサイ坂には様々な色のアジサイが咲いています。
子どもって水たまりがあると、濡れるのも汚れるのも気にせず
入って遊びますまるでみずすましのように


ナカさんに聞いてみました。
作品作りで大変なことってありますか?
「お仕事をいただいた時、依頼された方のイメージに沿った
満足してもらえる作品に仕上げられるか。」という点とのこと。
よーくお話を聞いて、お渡しした時、どちらもバンザイできるようにと

また、いい事は?とも聞きました。
「作品を作り出す事がとても嬉しい。
そして、お客様と作品を介してお話ができるのも嬉しい事です」
ともおっしゃっていました。


午後になって、近くの幼稚園から先生と一緒に
小さなかわいいお客様が44名
「わ~、どうやってつくるのかな~」などと言いながら
熱心に観ていました。

最後に25枚の中で1番好きなのは?
と先生に聞かれ、それぞれに指を差し、
1番人気は、カゴをくわえた犬がいる「春の日のおつかい」
2番は、男の子が空を飛んでいる「歩きはじめた思い出」
3番目が、鯉のぼりの「風になる」…の順でした

また、夢たまごは「待ち合わせ」の場所としても利用されています。
今日も、そんな方々が作品を観ながら待っている…
という光景が見られましたよ

今日は宮崎日日新聞の取材もありました。
展示は21日(日)が最終日です。
皆様のご来館をお待ちしております



次回の展示会のお知らせ

展示会名:橋口登志郎写真展 -都市論ー

展示期間:4月23日(火)~4月28日(日)


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ナカフミヒコ切り絵作品展

2013年04月16日 | 展覧会情報
青い稲田の上に広がる4月の空。
その下で悠然と泳ぐ鯉のぼり。
絵に描いたような、歌のとおりの景色。
それぞれの鯉のぼりの下で、それぞれの祈りをいただきながら、
子どもたちはグングンと大きくなっていくことでしょう。
今週の夢たまごは、
子どもさん達にも見ていただきたい展示会を開催しています。

ナカフミヒコ切り絵作品展「やさしい気持ち」

展示期間:4月16日(火)~4月21日(日)
開館時間:10時~17時



             ナカ フミヒコさんと会場風景

     
  


 「夜間飛行」より
魔女がいて、魔女に憧れる男の子がいる。
ホウキの代わりにスコップにまたがり、
飛べないのでドラゴンが引っ張ってくれた…
これからブドウ狩りに行くんですって


主催者のごあいさつ文より

本日は ナカフミヒコ切り絵作品展「やさしい気持ち」にご来場いただき、
誠にありがとうございます。
この度素晴らしいご縁に恵まれ
西都市にて作品展を開催させていただくはこびとなりました。
前回の作品展からあまり月日がたっていないのですが、
こうしてまた作品展を開催させていただけることに大変感謝しています。
今回の作品展を開催させていただく西都市の皆様
会場を使わせていただいた夢たまごの皆様
そして本日この作品展に足を運んで下さった皆様
本日はご多用に中にお越しくださり
誠にありがとうございます。
どうぞごゆっくりご覧下さい。
                        切り絵作家 那賀史彦




 「風になる」より
左の下絵に沿って仕上げていく…
元気な子どもは、鯉と一緒に駆けていくんですね~

     

ナカさんの作品には、すべて物語があるそうです。
いくつかストーリーを話して下さいました。
でも、作品にはタイトルしか書いてありません。
見る方の感性で見てほしいから、その邪魔にならないように…と
その思いを、にこやかな優しい笑顔でおっしゃいました

ナカフミヒコさんのご紹介

1978年 宮崎県延岡市生まれ

2010年 絵本「もちもちの木」に影響を受け、独学で切り絵を始める。
      作品が感性した祭、パソコン作業にて作品をポストカードに
      することも同時に行う。

2011年 宮崎県内雑貨店にてポストカード販売を
      委託により販売。

2012年 UMKギャラリーにて初個展。

      現在、児童クラブ指導員として働きながら、作家活動中。

これまでの仕事としては、コンサートなどのポスター・チラシを作成。
2012.9月 「MisaChi アロマコンサート in Tokyo」
2013.3月 「音の香りを感じるアロマコンサート wiht MisaChi」
2013.3月 「最高な夜」~朗読と歌、言葉と音楽が絵の具のようにまじりあう~ など

その他、結婚式invitatonカード、個人オーダー、施設オーダー、年賀状オーダーなど。
 


 「次の一歩」より
口蹄疫から復興していく宮崎…そのイメージで。
解説は直接ナカさんに聞きいてみて…


夢たまごでは、過去に切り絵の展示会が一度あったと聞きましたが、
私には初めてのこと。
どの展示会もそうですが、毎週火曜日に新しい作品に会うのが
ワクワクドキドキとても楽しみです
会場にに来られる方も同じ思いではないでしょうか

ナカさんは、作品に取り入れるのは「自然・動物・子どもや女性」が多いそうですよ。
車などの金属的なものはしないと。
男性ならやさしい人を…

「切り絵とは黒くて硬いもの」というようなイメージが何となくありますが、
そのイメージをはなれて、
元気のあるカラフルな作品を作っていきたい…
そんな思いも話して下さいました。

また、「ごんぎつね」のお話を書いた「にいみ なんきち(新美南吉)」さんの
コンテストに応募し、10傑作に入ったそうですよ。
素晴らしいですね
開館一番、会場に来られたお客様から、
「童心に戻れていいね~、この切り絵。素晴らしい
「なんだかすごく癒されますね」
と称賛の声が聞かれました。
会場でナカさんをつかまえて、
それぞれの作品の物語など、教えてもらうのも楽しいと思います
どうぞ、子どもさんも一緒にご鑑賞下さいませ



次回の展示会のお知らせ

展示会名:橋口登志郎 写真展「都市論」

展示期間:4月23日(火)~4月28日(日)




  
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永友啓一郎 写真コレクション展

2013年04月09日 | 展覧会情報
2週間の渡る弥勒先生の「桜展」も終了し、
見渡せば、あたりはすっかり緑の季節になってきました。
今週の夢たまごでは「写真」の世界が広がっています

永友啓一郎 写真コレクション展

展示期間:4月9日(火)~4月14日(日)
開館時間:10時~17時


 会場風景

     


主催者のご挨拶文より

写真を撮り始めて40年がたちます。
都電、蒸気機関車、寺院仏閣などの木造建築、
仏像、舞台写真、身近な人々などを撮ってきましたが、
そんな中で色々なプロの写真家の写真を観ては感動してきました。
今回のコレクション展は、
15人のプロと7人のアマチュア写真家の45点の作品です。
会場には関連する写真集や、写真書籍を置いてありますので、
これらを参考に各写真家のこともお知りいただき、
より深く観ていただけると幸いと存じます。
                   2013年4月9日 永友啓一郎



 「ひろしま」 石内 都・作


石内 都氏のこの写真は、
2007年、広島平和記念資料館の収蔵庫に
1万9千点の中の一つとして保管されているのを
撮影されたものだそうです。
原爆が落とされた時、誰かの身を包んでいたもの…
会場に並んだ写真集のなかに、氏のこんな言葉がありました

~人は1世紀生きることは難しいが、
モノ達はもっと長い存在が与えられている。
私達よりもその先々の世まで。
決して過去になれない世界最大級の傷跡の品物として~


石内氏は、ヴェネチア・ビエンナーレ日本代表になられた、
世界的に活躍されている写真家とのことで、
永友さんの本のコレクションの中には、
氏のものが他にも幾つかあり、会場でご覧になれます


中央で活躍されている写真家の作品などの本が28冊も。

     



「Soul Blue 此岸の日々」 野村恵子・作


県内のプロ方では芥川 仁氏や小河孝浩氏の作品、
アマチュアでは橋口登志郎氏の作品などなど。
他に、中央などでご活躍され、日本を代表される方々…
高梨豊・橋口譲二・有元伸也・山本周平・冨永晋
森山大道・水越武・上杉敬・畑鐡彦・他の各氏の作品があります。

 「笑い」 小河孝浩・作

笑っているには永友啓一郎さん。
この後、宮崎市でも写真展を開くとのことです。
永友さんは、「ドキュメンタリーフォトフェスティバル宮崎」の
事務局長もされており、その本の中の始めに
こんな文章がありました

~私達の日常生活には写真が溢れています。
しかし、目にする写真のほとんどは、コマーシャリズムのものです。
写真は本来、もっと多様な表現が可能であり、
他の芸術分野にも負けない社会的役割を担っているはずです。
そこで、「ドキュメンタリーフォトフェスティバル宮崎」では
日本とアジア各国から優れたドキュメンタリー写真家を招き、
作品を展示し、県民と交流することで
写真の多様な表現と役割、楽しさを学ぶと共に、
写真文化の向上と国際交流をめざします。
本フォトフェスティバルは毎年1回開催します~

どうぞ、夢たまごで永友さんと写真談議などなさって下さいませ




次回の展示会のお知らせ

展示会名:ナカフミヒコ切り絵作品展「やさしい気持ち」

展示期間:4月16日(火)~4月21日(日)





















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絵本と音楽と…

2013年04月07日 | 日記
4月5日の夜は、これまでとは一味違ったライブになりました
タイトル「おはなしと おんがくの森」ということで、「語り」が入りました。
私アムも毎月、小学校で本の読み聞かせをしているので、
お勉強になるし、とても楽しみにしていました
弥勒祐徳先生の油絵に囲まれての音楽会です。
スクリーンに詩人・金子みすゞの詩が現れ、
ギターとピアノに乗せて朗読からスタートしました。
6編くらい。
     

この夜の入場者は60名。
小学生くらいのお子様も数名、静かに聞き入っていました。
詩のイメージにそってアレンジされたメロディ…
横山美和さんのはっきりとした、透き通った声での朗読…
さすがアナウンサーですね。
心に沁みいってきました


   

写真の背景が、弥勒祐徳先生の桜並木の絵で、
雰囲気に合ってるなー。そう思いません
スクリーンは「スーホの白い馬」のお話に変わりました。
とても有名なお話の本ですね。
読み手の言葉の間合い、そして
愛川義夫さんのギターと、日高奈津季さんのピアノの効果音。
物語がいっそう深まって聞こえます。



語りは他に、
「ありがとう」(いしづ ちひろ・作)
「神様の泣いた日」(はしもと みお・作)などなど。
どちらも、あちこちで読み聞かせや朗読など人気の本のようです。
いずれも楽器の演奏が入ることで、臨場感あふれる夢たまごでしたね。
また、ギターとピアノだけの演奏も
「リベルタンゴ」など、こちらも待ってました
時に、横山さんの優しい歌声も響き渡りました。 ギターソロ演奏の「さくら変奏曲」は、
本当に背景の桜の絵とマッチしていました。ネ



ギター奏者の愛川義夫さんは
スペイン王立テレサベルガンサ音楽院中等ギター科、
バドレアントニオソレール音楽院高等ギター科卒業。
埼玉県出身で、
現在は宮崎県三股町在住。
自宅や宮崎市内などで講師もされています。
また、様々な楽器との演奏活動も各地で展開中

ピアノを演奏した日高奈津季さんは、
以前、夢たまごのぞろ目ライブに出演された方で、
その時も、今回も素晴らしい演奏を聴かせて下さったのです

白熱した時間は2時間近くまで続いて、春の夜は更けていきました
皆様、来月もぞろ目ライブにお越しくださいね










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弥勒祐徳「桜」展 続いています

2013年04月01日 | 展覧会情報
西都市の西都原(さいとばる)。昨日行ってみました。
桜は散ってしまいましたが、
今度は、菜の花とボタン桜の競演が始まっていました。
桜祭りも行われており、たくさんの出店と人々で賑わっていました。
桜並木の裏に県立考古博物館があり、
そのまた裏まで広大な芝生が続きます。
そのはずれから、ツツジの群生が山(丘)の上まで広がり、
弥勒先生がどこかで絵筆を動かしていらっしゃるのではと、
キョロキョロしてみましたが…
「描いても 描ききれない 西都原の春」と、
言われるほどの広さ。
違う場所で描いてらしゃったのかも…
ツツジはこれからが見ごろという段階でした。

少し前の西都原の風景。


弥勒先生は今回の個展中、
絵を描きに行ってから夢たまごに来られていますが、
先日、200号の絵に加筆されていました。
「満足のいく絵はなかなか描けない」とおっしゃいますが、
油絵の場合、重ね塗りができるところが、
水彩画との違いなんですね。




出来あがり。向こうの桜との境に空がひろがり、幹の色も濃くなりました。


こうして文字を打っていた所に、先生のお弟子さんが登場
「弥勒先生は上で描いていらっしゃるよ」と。
「上」とは西都原のことで、小高い所なので…。
そうこうしていると当の弥勒先生が「下りて」こられました。
先日、先生に会いたくて西都原を探し回った女性も、ほぼ同時に。
「わ~、先生会えた~~~
先生、今日も「エヘヘへ~」。

本日は「鹿児島から来ました」とご夫婦でご来館された方もありました。
「桜展」は今週いっぱい(7日)行っています。
まだご覧になっていない方、どうぞ夢たまごへお出かけ下さいね。
お待ちしています。

そして、「ぞろ目ライブ」も今週あります
4月5日(金) 午後7:00~
~「おはなしと 音楽の森」~
ギターとピアノの音楽に乗せて
「絵本の世界の語り」をお楽し下さい
詳細はブログをご覧下さい。
チケット好評発売中




次回の展示会のお知らせ

展示会名:永友啓一郎「写真コレクション展」

展示期間:4月9日(火)~4月14日(日)
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