2014年を締めくくるにふさわしい展示会 “Ikuta Graph の世界へようこそ 「神祇降臨する」” には
連日遠方からも沢山の方がおいで下さり、賑わっています。
2週間の会期で、 最終日は28日(日)15:00まで。
20日(土)は、予定どおり午後3時から“尾八重(おはえ)神楽”の舞が奉納されました
会場づくりには手を抜くことなく、ここは尾八重神社の境内かと思う程のおごそかな雰囲気。
夢たまごのスペースの関係で沢山の観覧席を用意できませんでしたが、
約70名が入場。入りきれずに外から窓越しにご覧の方も大勢いらっしゃいました。
中には絵筆を動かしている方も。
尾八重神楽の奉納は33番までありますが、今回はその内の4つ(1番・4番・22番・10番)ほどが舞われました。写真はその1番(清山)の場面。
神楽の最初に必ず舞うもので、一言で言うとお清め・始まりをお知らせなどの意味合いがあると聞きました。
もっと言うと“清め・祓いの舞”。
お祭りをするため、神が降臨される所をきれいな場所にする。
その土地を祭りをする場所として神様からいただく。
この区域の神と人の堺を決めるため…そのような事と、宮司さんが教えて下さいました。
「西都市 米良(めら)山中 尾八重神楽」 というパンフレットが届きました。
裏に「尾八重神楽ってなに?」とのタイトルでわかりやすい説明がありますので、転記してみます。
~「かぐら」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
巫女さんが舞う姿、歌舞伎のような派手な姿でのお芝居、滑稽なお面、太鼓と笛の音、白装束…
古事記やアメノウズメを連想したした人はかなり博学ですね。
実は「神楽」の姿にはこれと決まったものはなく、
全国的に見てその土地や地域によって特色があり、
地元の神様や有名な英雄等が様々な形で登場する芸能の原点とも言える「舞」を示す言葉なのです。
宮崎県には「神楽」が300近くもあり、尾八重神楽はその中でも特に原点を重んじる神楽の一つでもあります。
生活を共にする村人が集い、御神屋を囲んで神様の降臨を祝い、
子孫繁栄と生きる為の祈りを捧げるお祭りの原点があります。
本当の山の中とはこういう所のことを言うのか!と感じる場所に
尾八重神社は893年の歴史を持って存在していますが、
現在住民は30余名を数えるのみで、神楽の継承はおろか、
村の存続そのものが危ぶまれる事態に直面しています。
しかし毎年神楽33番を奉納する事で、他地域からのお客様も迎え、
徐々にお祭りは盛んになって来ています。
一晩中続く祭りで宿もない環境ですが、おもてなしの心と山のごちそうは沢山あるので、
もしよろしければ一度お運びいただけると幸いです。
神楽奉納日時 毎年11月第4土曜日から日曜日(尾八重神社秋の例大祭) ~
もう一つ、西都市の銀境(しろみ)神楽は、毎年12月14日~15日に行われ、
33番が舞われています。
来年こそは現地で鑑賞しようと思った次第です
連日遠方からも沢山の方がおいで下さり、賑わっています。
2週間の会期で、 最終日は28日(日)15:00まで。
20日(土)は、予定どおり午後3時から“尾八重(おはえ)神楽”の舞が奉納されました
会場づくりには手を抜くことなく、ここは尾八重神社の境内かと思う程のおごそかな雰囲気。
夢たまごのスペースの関係で沢山の観覧席を用意できませんでしたが、
約70名が入場。入りきれずに外から窓越しにご覧の方も大勢いらっしゃいました。
中には絵筆を動かしている方も。
尾八重神楽の奉納は33番までありますが、今回はその内の4つ(1番・4番・22番・10番)ほどが舞われました。写真はその1番(清山)の場面。
神楽の最初に必ず舞うもので、一言で言うとお清め・始まりをお知らせなどの意味合いがあると聞きました。
もっと言うと“清め・祓いの舞”。
お祭りをするため、神が降臨される所をきれいな場所にする。
その土地を祭りをする場所として神様からいただく。
この区域の神と人の堺を決めるため…そのような事と、宮司さんが教えて下さいました。
「西都市 米良(めら)山中 尾八重神楽」 というパンフレットが届きました。
裏に「尾八重神楽ってなに?」とのタイトルでわかりやすい説明がありますので、転記してみます。
~「かぐら」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
巫女さんが舞う姿、歌舞伎のような派手な姿でのお芝居、滑稽なお面、太鼓と笛の音、白装束…
古事記やアメノウズメを連想したした人はかなり博学ですね。
実は「神楽」の姿にはこれと決まったものはなく、
全国的に見てその土地や地域によって特色があり、
地元の神様や有名な英雄等が様々な形で登場する芸能の原点とも言える「舞」を示す言葉なのです。
宮崎県には「神楽」が300近くもあり、尾八重神楽はその中でも特に原点を重んじる神楽の一つでもあります。
生活を共にする村人が集い、御神屋を囲んで神様の降臨を祝い、
子孫繁栄と生きる為の祈りを捧げるお祭りの原点があります。
本当の山の中とはこういう所のことを言うのか!と感じる場所に
尾八重神社は893年の歴史を持って存在していますが、
現在住民は30余名を数えるのみで、神楽の継承はおろか、
村の存続そのものが危ぶまれる事態に直面しています。
しかし毎年神楽33番を奉納する事で、他地域からのお客様も迎え、
徐々にお祭りは盛んになって来ています。
一晩中続く祭りで宿もない環境ですが、おもてなしの心と山のごちそうは沢山あるので、
もしよろしければ一度お運びいただけると幸いです。
神楽奉納日時 毎年11月第4土曜日から日曜日(尾八重神社秋の例大祭) ~
もう一つ、西都市の銀境(しろみ)神楽は、毎年12月14日~15日に行われ、
33番が舞われています。
来年こそは現地で鑑賞しようと思った次第です