市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

絵手紙作品展

2012年08月28日 | 展覧会情報
もうすぐ9月。
近所の小学生が、一回り大きくなって登校して行きました。
9月を待たず、2学期が始まったようです。
ギャラリー夢たまごも、今日から次の展覧会の開始です。

 「彩美会」 絵手紙作品展

展示期間:8月28日(火)~9月2日(日)
開館時間:10時~18時
 


      

今年も「彩美会」の皆様の作品が夢たまごに登場です。
西都市で絵手紙を学んでいる方々で、講師は小安美和子氏。
絵ももちろんですが、
隙間にさりげなくちりばめられた言葉を
読むのが楽しみですね。
言葉を考えるのもまた、楽しいそうですよ。

講師・子安美和子氏の作品

「あなたが居ないと つまらない」。
「居なくていいよね、私なんか」なんて強がりを言ってしまった…
そんな1週間後、こんな絵手紙が届いたら…
もう、胸が痛くて仕方ないよね~
すぐに飛んで行く! 
そして、ミョウガの薬味が効いたそうめんを食べよう



~「彩美会」ご案内~より

 今年で7回目の発表となりました。
なかなか上達は致しませんが、四季に恵まれ
感動して、その力で描き続けております。
皆様に観ていただいて、ご感想やご意見などをいただきながら、
又新たな気持ちで描いて参りたいと存じます。
どうぞ「夢たまご」へお立ち寄り下さい。
心よりお待ちしております。



原田律子・作

ベゴニアでしょうか。
戴いた絵手紙を、このようにお気に入りの布に貼り、
寝室に飾れば、差出人に夢で再会出来そうですね。
ちなみに、ベゴニアの花ことばは
「幸福な日々」「片思い」など。



水谷ツタエ・作

ホオズキが衣も実も赤くなると
そうです、夏祭りの季節です。
ふるさとの神社の境内に灯りがともり、
子ども達は待ちきれずに駆け出していく…
ひもに吊るされた、裸電球の下で
黄色いヒヨコが売られている…
ホオズキには、そんな遠い昔の祭りが似合うように思えるアムです。



清 スナ・作

おいしそうなビワですね~。
おばあちゃん、木に登ってちぎってくれたのかなぁ…
だとすれば、若くて活発なおばあちゃんにちがいない…
ところで、ビワの種はどうしてあんなに大きいのでしょう。


宮越恵子・作

家庭菜園が趣味のご主人。
それを「ありがとう!」と言って食べる家族…
こんな、なにげない生活が最高に幸せ。
スイカも家族も完熟ですね!
食べきれなかったら一声かけて下さい
いつでもスタンバイして待ってます



橋口喜久代・作

まっすぐに生きている麦。
青い麦の実を潰すと、乳白色の汁。
命をはぐくむ色です。
刈り取って麦わらとなった茎を
ストローみたいに切り、
石けん水で作った液につけ、
シャボン玉して遊んだアムは、いったい何歳か…


展示されている作品は、
  子安美和子氏・13点
  原田律子氏 ・14点
  水谷ツタエ氏・16点
  清 スナ氏 ・15点
  宮越恵子氏 ・22点
  橋口喜久代氏・19点


どの作品も心温まるものばかりです。
どうぞ、夢たまごでご覧下さい。
お待ちしております。



次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:税田啓一郎「絵画作品展」

展示期間:9月4日(火)~9月9日(日)
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第38回ぞろ目ライブのお知らせ

2012年08月25日 | ぞろ目ライブ
9月のギャラリー夢たまご「ぞろ目ライブ」のお知らせです。
西都市のマルチ人間(もしかしたら宇宙人か)、清野憲一氏を中心に大活躍の
音楽隊の初めてのライブです。

第38回 夢たまご「ぞろ目ライブ」


 「本町ちんどん隊」初ライブ


「本町ちんどん隊」は、
西都市 本町商店街の店主によるチームです。
市内外のイベントの応援隊として
8周年を迎えましたので、
ここに初めて「ぞろ目ライブ」に発表することになりました。
皆様お揃いでお越し下さいませ。

さてさて、どんな楽しい音楽パフォーマンスが繰り広げられるのでしょうか
楽しみですね


日時:9月9日(日)   午後6:30 スタート (6:00開場)

場所:まちなかギャラリー「夢たまご」
    西都市小野崎1-76 ショッピングセンター パオ 別館1階
    
    駐車場は、宮崎交通バスセンター前のをご利用になれます。

入場料:¥500
    好評発売中  
    夢たまご・さどわら店(みせ)にあります。
    お電話での予約もできます。




なお、9月2日(日) 午後2:00から

~宮沢賢治作品の朗読を、笙の調べにのせて~
「古代の幽玄に誘う笙の響き」

が開催されます。

笙:田島和枝さん   朗読:中尾幸世さん

場所は西都市文化ホール

入場料は無料ですが、入場整理券が必要です。「夢たまご」にもあります。

主催:西都市
企画:NPO法人 iさいと“ふらっと”  (TEL0983-42-6518)
  









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ピーマンを眺めて

2012年08月24日 | 日記
まあまあ、めまぐるしく変わる気まぐれな空模様…
岡山の倉敷市から、はるばる西都市に来られて、
「ピーマンオブジェ展」のために滞在されている加藤直樹氏。
「西都に来て、今日初めて晴れました」と。
あぁ、でもでも少しずつ雲が…シッシッ
皆様の町ではいかがでしょうか。

さて、非常に個性的なピーマンたちを見てみたいと、
連日多くのお客様が来館されている夢たまごです。
今日(24日)の宮崎日日新聞でも紹介されました。


また、初日の「ギャラリートーク」の時間には
25名の方々が参加されて、
加藤氏の陶芸・ピーマンによせる熱い思いを聴いていらっしゃいました。




ピーマンだらけの中に、写真のような作品が目を引いています。
「コノハナサクヤヒメ」。
3月に下見に来られた加藤氏は、
歴史資料館や、西都原などを訪ね回り、
「コノハナサクヤヒメ」に「無垢」「花嫁」のイメージを持ち、
このような作品に仕上げたと聞きました。
和服とドレスが合体したような真っ白な衣裳。
小さな小さな花がたくさんあしらわれ、とても美しい姫ですよ。
細かな作業にため息が出ます。



下見に来られた時、ピーマンのメッカということで
生産者や農協の方、市長さんとも会い、
ビニールハウス、選果場を見学したそうです。
「とても刺激的で、あふれ出るピ-マンの生命感を肌で感じました」と加藤氏。

また、「ピーマンの形や色はすべて違います。
自然界に同じものは一つとしてないからです。
自然を尊敬し、ピーマンにただならぬ愛を感じています」
「2年前に娘も生まれ、最近では特に命について考えることが増えました。
僕のピーマンの中にも命を宿したいと、
強く思いながら制作しています」ともおっしゃっています。


  コンペイトウなど入れるとよさそうね。
     

私アムもピーマンが好きです。食べるのがです。
でも、ひたすら「どう料理しようか」とか、
「このデコボコをどう切ろうかなぁ」と思うくらいでした。
この展示が始まってからというもの、
調理する前にマジマジとクルクルと
ピーマン君に見入ってしまいます。
西都のピーマン(ご近所さんによく戴きます)、
ほんとにツヤツヤでプリッとしてておいしいのです。
おかげで私も元気に生きています


種がいっぱい付いてるかわいい作品。


「加藤直樹 陶展」は、明後日26日(日)までです。
どうぞ実物をご鑑賞下さいませ。
お待ちしております。




次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:「彩美会」絵てがみ作品展

展示期間:8月28日(火)~9月2日(日) 

なお、9月9日(日)は「ぞろ目ライブ」もあります!



コメント (4)
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加藤直樹 陶展

2012年08月21日 | 展覧会情報
岡山に旅行をした宮崎市の女性が、偶然入った展覧会会場。
ピーマンのオブジェに出会ったのが昨年の5月のこと。
ピーマンの産地での展覧会開催へのスタートでした。

加藤直樹 陶展
ナオキショウEX

展示期間:8月21日(火)~8月26日(日)
開館時間:10時~18時



600個以上のピ-マンオブジェを作り続けて6年。
多くの芸術家が生まれた岡山から宮崎に!!
ピーマンのメッカ西都市で個展が開催されます。

初日の21日(火)は、14:00からギャラリートークが開催されます。(無料)
加藤直樹さんとじかに触れ合って、
なぜオクラやニガウリじゃなくてピーマンなのか、
聞いてみたいではありませんか…

~プロフィールより~

倉敷市在住の陶芸家。
ピーマンへの恩返しから、
2006年よりピーマンシリーズの製作にかかる。
今までに9シリーズ600個以上、
すべて異なる形や絵付けで表す理由は
「自然界にはまったく同じものがないから」
マニアックにピーマンを愛し続けている。

1979年 岡山市に生まれる
2002年 岡山大学教育学部卒業
      岡山テレサ陶芸教室講師
2004年 岡山市に開窯
      エレキボウイ結成
2006年 ピーマンシリーズの製作をはじめる
2009年 十河隆史氏のスタジオアシスタントを務める
      越後妻有アートトリエンナーレ 妻有焼展 入選
現在、中国デザイン専門学校非常勤講師


パネル一面に、カッコよく展示されたピーマンたち
一つひとつ違う形と色。
人もまた、一人ひとり違う…違って当たり前ですよね。

体調を崩し養生していたある日、
庭の菜園で青々ツヤツヤと元気に生きているピーマンが
印象的に目に入った…
そこからピーマンオブジェへと発展していかれたようです。
オクラでもニガウリでもなく、
そこにピーマンが健康をアピールしていた訳ですね~。
ピーマンをたくさん食べ、健康を取り戻し、
加藤氏はピーマンシリーズに取り組みます。
「群虫シリーズ」や「枯れピーマンシリーズ」「種シリーズ」などなど
9シリーズあるとのことです。


けっこう大きな作品です。
蜂がたくさんいます。穴は六角形で、蜂の巣の入り口とのこと。

他の作品にも様々な生き物が描かれていますが、
すべて自宅(倉敷)周辺で、網にて捕獲し、スケッチするそうです。
大の大人が昼間、虫取り網を持って虫を追いかけることに
最初は抵抗があったんです、と加藤氏。
いえいえ、いいではありませんか。光景が浮かびます。
麦わら帽子の、上の写真のように。


弥勒菩薩。他の作品は磁器ですが、これは土で作ったそうです。
弥勒菩薩は、より人間に近い所(地位)にとどまり、
人間に寄り添った方なので、土に近いイメージを持たれたとのこと。
ピーマンも土から育っているわけで、このような色に…
初めて人の顔を作品にしたとも聞きました。頭の上にもピーマンが。
慈悲深いお顔をされています。



                                             UMKテレビの取材を受ける加藤氏。
                  スクーピー ラジオ実況中継          今日夕方6:15~のスーパーニュースで放映されます。
     



我が夢たまご館長も取材。
館長(別名・親分または、じぃじぃとも呼ばれています)が日々
東へ西へと駆け回る努力のおかげで、ギャラリー(展覧会)に穴はあきません。
いろんな名前で呼ばれるのは、それだけたくさんの人に慕われているということ。
最近、最愛の奥さまを亡くされましたが、暗くなると寂しさが募るよ、と…
どうぞ励ましにおいで下さい。
        


どうぞ、個性的なピーマン達をご覧ください。
加藤氏は毎日会場にいらっしゃいますので、
お話して下さいね。



次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:彩美会「絵てがみ作品展」

展示期間:8月28日(火)~9月2日(日





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西都のおみやげ展

2012年08月14日 | 展覧会情報
お盆です。故郷に帰ってきていらっしゃる方、
おじいちゃんおばあちゃんの家に来ている方、
旅行で滞在している方、
逆にどこかへ旅行に出かけている方、と
いろいろでしょうが、
今日あたりの西都の人口は増えているのでしょうか、
減っているのでしょうか…

そんなお盆に合わせて「ギャラリー夢たまご」の今週は
西都のお・い・し・い・物を展示・販売しています。
おみやげに、ご進物にちょうどいい物ばかりが集合しています。
西都が誇るお菓子や鮮度のいい朝採れ果物、西都のお茶などなど…

12店舗が出店していますのでどうぞご覧ください。
そして是非お買い求め下さいませ。

西都おみやげ展

展示期間:8月14日(火)~8月19日(日)
開館時間:10時~18時



      
      

出展者のご案内
あかのや  焼き冷や汁 など
市原製茶工場  深蒸し煎茶・西都で育った逢染紅茶 など
えびす堂  カラーピーマンパイ
大黒屋  チーズ饅頭
かぐらの里  ゆずこしょう・ゆずみそ・ゆずまるごと絞り などのゆず製品多種
九州シモン  シモン芋せんべい・シモン芋あめ・シモン茶 など
このはな館  地元産の菜種油・はちみつ
篠原製茶  徳用玉緑茶・上煎茶・国産の和紅茶 など
ブルーベリーファーム川崎  ブルーベリー・マンゴーとのセット
ベーカーズ ロイ  ケーク・クラシック
水野屋  涼菓詰合せ・のずみ など
みずまぶどう園  朝採れの新鮮なぶどう 各種 



    

皆様のお越しをお待ちしております




次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:加藤直樹陶展 ナオキショウEX
        (ピーマンオブジェ)

展示期間:8月21日(火)~8月26日(日)
 
 
    
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夢たまご・街なかの今日あした

2012年08月11日 | イベント情報
朝から西都の空は泣いたり泣きやんだり。
ギャラリー夢たまご前の「あいそめ広場」では、
「第2回さいとマルシェ」のイベントが開催されています。
西都の農産物が並び、ヤマメの塩焼きも香ばしい香りを放っていますよ        キャピキャピ、ピチピチとお手伝い
        


こちらはマンショ窯。おいしいピザが焼けています。大人気


なお、明日12日(日)もイベントがあります。
「オリエンタルバザール」 です!


ステージイベントは…
「カンボジア舞踊カポエラ」
水かけ祭りタイムもあります。

出店は…
 ルチル(天然石、ビーズアクセサリー)
 ジュイチタグ(ヘアアクセサリー、雑貨)
 ギィ(アジアン雑貨)
 リラクゼーションKitoNe(薬草ハーバルボール 実演・販売)
 マヤ暦
 ChapatiL Tarm(ヘナアート)
 アプサラルーム(タイ・トークセン、インドヘッド)

どうぞお出かけ下さい。

さて、ギャラリー夢たまごでは明日まで「盲目のカメラマン・伊藤邦明写真展」を開催中ですが、
あちこちにのマスメディアで紹介され、
連日多くのお客様が見え、感動の嵐が起きています。
「本当に見えないんですか?」
「どうやって被写体をキチンとカメラに収めるんですか?」
などなど、私も同じように思った質問が
連日繰り返されています。
それほどに、瞬間をとらえた作品ばかり。

UMKテレビの取材中。                        朝日新聞の取材では取材する人をパチリ!
夕方の放映を見て来館される方も。
          

スクーピー ラジオ実況中継リハ                          画家・弥勒祐徳氏と歓談中       
     
          

折り紙をする伊藤氏。ゴミ箱折りも1回でキッチリ記憶!             著書の一部 よく売れています
          

まだご覧になっていない方、是非是非「夢たまご」にお出かけ下さいませ。



次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:「西都の名菓展」

展示期間:8月14日(火)~8月19日(日)








 



 
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フォークライブと夫婦愛に癒されて

2012年08月09日 | 日記
8月8日の「ハートフルぞろ目ライブ」は、「暑中お見舞い」を戴いたような気分。
それも、真っ青な朝顔が満開の鉢植えを。
爽やかな気分に、心も軽やかです。
今回のライブは、「盲目のカメラマン・伊藤邦明写真展」の
作品に囲まれて開催しました。
演奏者のミッキー大野さんの強いご希望でもありました。


          伊藤邦明ご夫婦のご挨拶。
            このライブを楽しみにしていらっしゃいました。      
      

ミッキー大野さん。フォークライブの始まりです。
「宮崎サンシャインFM」のパーソナリティーでもあります。
合間合間のトークは、サ・ス・ガ・笑いの渦巻きがあちこちに…
会場には、「あの頃」のフォークソングを聴いて
懐かしい自分に会いたい…                           仲間の千田 勉さんと。
そんな年齢層のお客様が多かったように思います。               お二人とも、とっても優しい歌声でした。
     



                              続いて、ユニット「マーシーサウザンド」のお二人の出番。
                               千田 勉さんのギターに合わせて、ボーカルのKAZUEさんの美しい歌声が
                                みんなの心を洗っていきます。息もピッタリ
                               ミッキーさんと千田さんは高校の先輩後輩の関係。
                               6年位前の出会いから、3人でコラボする時もあるとのこと。



                               今宵はノリノリ
                                昔々のその昔、う~んと若くて、も少しきれいだった「あの頃」…
                                 今日は「その気」で受付嬢ヨ
                                「やだもう。私お化粧がぁ… え?やっぱり写すのぉ~?」


ラストは、ミッキーさんオリジナル曲「宮崎のお酒の歌」で
会場は乗りのいいメロディーに手拍子で大盛り上がり。
飲んでもいないのに酔いしれて…
アンコールを含めて14曲に堪能した夜でした。
帰りの足取りは「あの頃」のように若々しく…ネ

来月のぞろ目ライブは 9月9日(日) 夜6:30~
「本町ちんどん」初ライブ です。
後日、ブログでご案内致します。          


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伊藤邦明 写真展

2012年08月07日 | 展覧会情報
1999年、転落事故で視力と嗅覚を失うが、
奇跡的に一命をとりとめた男性。
その後「何のために生きるのか」と考えた末、
辿りついた答えが写真だった~
盲目のカメラマン・伊藤邦明が心でとらえた無垢の写真を
じっくりご覧ください。
宮崎では初めての展覧会です!


盲目のカメラマン
伊藤邦明 写真展
~心でとらえた風と音の詩(うた)~

展示期間:8月7日(火)~8月12日(日)
開館時間:10時~18時




フォークシンガーの「ミッキー大野さん」が東京在住の伊藤氏の写真展を見て、
「是非、宮崎で展示会を開きたい」と橋渡しされて実現しました。
素晴らしい作品が50点、皆様をお待ちしています。


       二人三脚で作品を生み出す伊藤邦明・七重ご夫妻
     


伊藤氏は22年前50歳の時、仕事上の転落事故で九死に一生を得たけど、
視覚と臭覚を失いました。
奥さまの献身的なお世話もあって、
回復後、船旅をする機会に出会って…。
そんなこと無理と思ったけど、
かねがね「海外旅行が夢」だった奥さまの七重さんの「思い」、
これを諦めさせることは出来ない…
たまたま手にしたのが「ピースボ-ト主催、地球1周の旅」のパンフレット。

第1回目のこの旅行では、「世界の音」を録音しようと、
カセットなど用意していたけど、
壮行会の席にいた、カメラマンに勧められ、高感度フィルムをプレゼントされ、
写真を撮ることになったそうです。
カメラマンとしての第一歩の出発は
1994年(平成6年)6月9日。事故後、4年たってのこと。(帰国は8月31日)


イースター島を出航間近、船のデッキからとらえた
今にも沈もうとする夕陽。



もともと趣味で写真は撮っていたとのことです。
ベトナム・エジプト・ニューヨーク・ホノルル…
七重さんが状況を説明し、邦明氏は撮る旅。
「妻の言葉、妻の感性」で写すのですと。


 ブラジル側から見たイグアスの滝。
幅3800mのしぶきと、太陽によって幾本もの虹がかかる。




邦明氏はとってもにこやかに、どこまでも優しくお話して下さいます。
「写真は全身で撮ります。
目が見えない中で、様々な気配を感じる。
これがシャッターチャンスです。
それが写真に写っていると嬉しい。」

カンボジア アンコールワット付近。
夕ぐれ時、子ども達は食べられる木の実を選び分けていた。



帰国してから勧められて写真展を開き、マスコミに取り上げられ
全国90ケ所で展示会をされ大反響。
その後、今日までピースボートに14回乗り、
地球1周は7回に及びます。
今年8月24日~11月16日まで、また地球1周のこの船に乗るそうです。
会場には、世界中の写真(空・人・自然・南極などなど)と、
著書・写真集・ポストカードなども展示してあります。


第23回チャリティ協会会長賞 「平和を願う」
アフリカのエリトリアは激しい内戦の末、数年前やっと独立を勝ち取ったが、
街はまだ瓦礫のまま。港町マッサワの老婦人は、錆びた戦車の近くに黙って座った。



初日の今日は、朝から「朝日新聞」「宮崎日日新聞」「スクーピー ラジオ実況放送」の
マスコミ取材がありました。
明日は「テレビ宮崎」の取材があり、夕方のニュースで放送の予定です。
伊藤ご夫妻は、連日「ギャラリー夢たまご」にいらしゃいますので、
どうぞ鑑賞の後、お話して下さいね。
お待ちしております。


なお、明日8月8日(水)は、19:00より
「ぞろ目ライブ」もこの会場で開催いたします。
チケット¥600






次回の展覧会のお知らせ

展覧会名:西都の名菓展

展示期間:8月14日(火)~8月19日(日)

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