市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

写真展「えびの高原散策」 (海老原能成)

2014年09月30日 | 展覧会情報
昨日の夢たまごあたりは久しぶりに暑いほどのでしたのに今日はまた空。
なんとも気分がパーッとはしませんが、そんな日は夢たまごが一番です
今週の展示会は写真展ですが、四季折々の美しい風景が館内いっぱいに広がっています
天候に関係なく楽しめますよ

写真展「えびの高原散策」 海老原能成(えびはら よしなり)

展示期間 : 9月30日(火)~10月5日(日)
開館時間 : 10:00~17:00 (最終日は16:00まで)



 看板と会場風景。
会場の中は季節…絵のサイズ…空間の構成…全体のレイアウトなど、上品なバランスを感じました。

      


海老原さんは昨年6月、夢たまごでは初めての写真展をなさっており、今回は第2回目。
宮崎市在住の方で、西都方面へ来られたら必ずお寄りになり、
ニコニコと満面の笑顔で入って来られます

写真を始めたのはカルチャー講座に3年通ったことからで、お仕事のかたわら、もう20年以上に。
年を重ねてからも続けられる趣味を、と始めたと話して下さいました。
今までも、これからも狙っては行かない。いいショットをジーッと待つこともしない。
氏曰く「あきらめが早いんでね~」と
花や木の名前を辞典片手に調べることもしない…。
そう言われますが、どうしてなかなか、よくご存じです


 六観音御池の春。

黄色い花だと思ったのは“りょうぶ(令法)”の若葉とのこと。
今にもチョウチョウたちが一斉に飛び立ちそうな。



主催者のご案内文より~

 (「えびの高原散策」にあたって)
 えびの高原池めぐりコースは、私の最も好きな散策地のひとつです。
その四季折々毎に様々な表情を見せてくれる風景、あるいは散策の途中に出会う
新しい発見や、思いもかけない光景を目にすると嬉しくなってシャッターを押してしまいます。
撮影行といっても、ただ拙い写真の枚数を増やしていくだけのものですが、
私にとっては愛着の深い写真も多く、この度の展示会においても
その写真選択には大いに悩んでしまいました。
また、出力も自宅のプリンターで済ませるなど手作り感いっぱいですが、
皆様にご笑覧いただければ実に幸いに存じます。



     
えびの高原は3年前噴火した“新燃岳”に近く、当時は火山灰でダメージを受けたけど、
ミヤマキリシマ(ツツジ)も復活し、動物たちもどっこい生きていますね。
雨上がりの霧の中、落ち葉たちは鮮やかな色のまま美しく敷きつめて、旅人を迎えてくれているよう…



 氷と霧氷。
     
「不動池の氷は時間によって色が変わりキラキラと輝くのよ」
「たまには妻も連れて行かないとね」「これは“山のサンゴ礁“ってタイトルにしようかな」
一番後ろを歩くのが愛してやまないお連れ合い様だそうですよ。
野や山を歩きながら人は何を思うのでしょう。
 



 作品について写真談義中の海老原さん(右)と写真集。
     
“選ぶのに困った”ほどの美しい作品集も是非手にとってご覧下さい。
 




主催者のお礼文より~

 本日はお忙しいなか、また遠方よりお越しいただきまして誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

ところで、ご覧いただいた皆様方のご感想はいかがだったでしょうか。
皆様方の率直なご批評、ご意見(アドバイス)を是非お聞かせいただきたく存じます。
今後の私の写真ライフに是非生かしてゆけたらと考えておりますので
どうぞ遠慮のないご感想をたまわりますように切にお願い申し上げます。

この写真展にあたり、演出・構成を“森 幹夫さん”に、
製作・取り付けを“大黒弘海さん”にお願いいたしました。
ここに深く感謝申し上げます。
皆様本当にありがとうござういました。  


会場には65点を展示。是非是非実物をご覧下さい
私は海老原さんの作品に、リズムや歌を連想し口ずさんでしまいます
旅心もくすぐられウズウズしてきました。
皆様はどのように感じられるのでしょう。
どうぞお誘いあわせてご来場下さい。
海老原さんとえびの高原のこと、撮影のことなどお話しになったらいかがでしょう。



  

次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 「ふるさと息吹」水墨画展
展示期間 : 10月7日(火)~10月12日(日)


※コンサートのお知らせ
 10月5日(日) 17:00~
 西都市文化ホールにて(コミュニティプラザ パオ 3F)
 Live After Music ~時刻は4時を回りました~
 \2000
問合せ先 090-9792-5982(福井さん)




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工房「満」と仲間たち展

2014年09月23日 | 展覧会情報
太陽が恋しいのに、また台風ですか。
野菜果物を栽培されている方々の悲鳴が聞こえてきそうですね。
秋の運動会が延期になったり、イベントが中止になったり…
雨も太陽も丁度いいね、とはなかなかいかないものです
9月最後の展示会のお知らせです。
4人の作家さんの自慢の作品をご覧ください


工房「満(みつる)」と仲間たち

展示期間 : 9月23日(火)~9月28日(日)
開館時間 : 10:00~17:00


 会場風景



 工房「満」さん作  
     
工房「満」の名前はご自分の名前“満子”からつけたとか。西都市在住。
自宅に工房、窯、ギャラリー(販売)を構え、依頼がある時は教えてもいるとのことです。
元々陶芸に興味があり、10年くらい前に習い始め、好きとあってのめりこんで行ったとおっしゃいます
夢たまごではひな祭り展などでも出品されており、
オリジナリティーあふれる楽しい作品が並んでいます。
桜模様の灯籠やコーヒーカップ・小鉢・皿・湯呑みなどの他に、ペンダント・ネックレスも素敵です。
最近では“一貫張り”にも凝っていますと、マルチな女性



 工藤工芸店さん作品 
     
工藤工芸店さんは西都市西都原に工房(工場)があり、主に大型の家具などを手掛けていらっしゃるそうで、
西日本各地での大規模展示会にも参加。
今回は小物を展示してあります。トレーや写真立てその他。
この製作の段階で出た廃材から作ったという“クスの天然しょうのう”なるものも。
ご購入の方が多いようです。とってもいい香りが漂っています
説明書にこうあります~天然の芳香剤ですので体にやさしく、また、クスの削りかすの再利用ですから、
地球にもやさしいものです。
靴(ブーツなど)に入れるとニオイ消しや乾燥剤の役目もします~と



 和 あらかわさん作品
     

“和 あらかわ”さんは高鍋町の方。
かすり から作ったり、着物をリメイクした服など多数
オリジナルデザインのおしゃれな作品が勢揃いです。
他にはパッチワーク製品(バッグ・ポーチ・キーホルダー・アクセサリー)や、帽子など。
丁寧なお仕事に、見ているだけで楽しくなります



 ガーゼ服 彩(いろどり)さん作品
     
高鍋町在住の方です。きれいに染められたガーゼのブラウス。
柔らかで優しい風合いの染めの技術は相当高い方とうかがいました
また、スカーフは美しいグラデーションで女性の足を引き留めています。


昨日の宮日新聞「あすの宮崎」欄に掲載され、今日はケーブルテレビの取材がありました。
購入も出来るそうです。皆様お誘い合わせておいで下さいませ。 
お待ちしております





次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 海老原能成 写真展「えびの高原散策」
展示期間 : 9月30日(火)~10月5日(日)


※ なお、前回のブログでもお知らせ致しましたが、
  9月27日(土)午後2時~
  あぐりの丘(神楽酒造)でジャズフェスティバル
が開催されます。
  お誘い合わせてご参加ください。 


 
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「ジャズフェスティバル」のご案内

2014年09月21日 | イベント情報
過ごしやすくなった秋の夜、地元誘致企業「株式会社神楽酒造」あぐりの丘にて西都市あげての一大音楽イベント
皆様、お誘い合わせて是非是非ご参加ください


西都 DE JAZZ FES
~秋の夜長に上質な音楽とお酒の調べ~



神楽酒造2階にある、 「西都清水シアター」も開放 。見学できます!

チケットは ・働く婦人の家
       ・パオ インフォメーション
       ・ギャラリー夢たまご
       ・神楽酒造
       ・都於郡地域づくり協議会  その他


このフェスティバルは、 「アグリの丘の有効活用事業」として企画されました。
上質な音楽とお酒を楽しみ、音楽文化の将来や、地域コミュニティを考え、
西都市独自の方法で、将来を見越し継続事業として発信していくために。
その3つの柱とは ① 音楽文化の振興
              ② 地域コミュニティ
              ③ 地域企業との協和


誘致企業を地元市民が応援し、市内に来られた方々がトライアングル(この場合、神楽酒造ー西都原ー街中)に
回遊していただけるようにして行くのが大きな主旨。

その第1弾として、神楽酒造にて大々的にイベントを開催することが決定。
周りには地元特産品のお店・市内外のおいしい食べ物の店もズラリ。
食べて飲んで(ワイン…焼酎…)音楽をお楽しみ下さい!


アグリの丘の素晴らしいロケーションの前で、県内8団体による「エイサー」の演舞
この中にはエイサー世界大会に県代表で出場した2チームも入っています。
終わりの方では、 7団体(約140 人)での総踊り!圧巻です!

そして夜は光と音でジャズをお楽しみ下さい!お酒を飲みながら!!
地元でリクエストの多かった
鹿児島の「チャクラ(Chakula)」、
宮崎市の「球拾浩一クイーンテット」
地元西都の「カルマ・ル・ソイヤ」

各地で大活躍中のジャズマン達の演奏をご堪能下さい!



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「一夜の歌声喫茶」のご案内

2014年09月19日 | イベント情報


第7回「一夜の歌声喫茶」ご案内
主催 : 西都市レクリエーション協会&みんなで歌いたい人々



お問合せ先 : 080-5065-5932 松下 (西都レク事務局) 

主催者の一人がわたくしアムでありまして、ご案内を少し。
9月18日(木)の読売新聞に掲載してくださいました。
昨年9月に第1回「一夜の歌声喫茶」をスタートして、2カ月に1回(基本偶数月)実施してきました。
“歌って元気に”…簡単にいうと、そういうこと!西都市レクリエーション協会の活動の柱の一つです。
西都市でも高齢化の例にもれず、一人暮らしの方が多くなってきました。
これからは、団塊の世代がドッとその仲間入りしていくわけです。
この世代にいつまでも元気で活躍してもらうため、“元気起こし”の意味合いもあります。
いずれは西都市津々浦々にて「出前歌声喫茶」を開き、
出かける所がある・する事がある・会う人がいる・気にかけてくれる人がいる… 
それが孤独にならない、引きこもりにならないことへの一助になれば本望です。
みんな歌が好き。でもカラオケで一人で歌う自信はないし、恥ずかしいし…
だから「みんなで歌えばこわくない!」のです楽しいのです
上手下手関係なし。肩寄せてタンバリン鳴らして、卓を叩いて歌いまくりましょう。
216曲の歌集を用意しております。昭和の歌謡曲・青春歌謡・フォークソング・学園ソング・ロシア民謡・唱歌…
その中から、どんどんリクエストしてください。プロフェッショナルの伴奏つきです。
年齢制限なし。異年齢間交流で新たな出会いも待っています。!
なお、 西都市レクリエーション協会は仲間募集中です!西都市内外問いません。
「楽しいをつくる」をご一緒にしませんか?
活動履歴は大まかに、県レク主催「障がい者と健常者とのスポ・レク祭」、文科省委託事業で小学校の親子向けレク実施、
宮崎市のある企業の20周年祭で子供ブースのレク指導、西都児湯地区精神障がい者交流でレク実施(今年11月)などなど。 
予告 
「第8回 一夜の歌声喫茶」 10月26日(日) 18:30~20:30 夢たまごにて行います。
 
 
 

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福島正吉 「絵画展」

2014年09月17日 | 展覧会情報
日照不足からでしょう、農の町でも野菜の価格が
全国的にそのようですね。
草だけが超超超元気
今週のギャラリーのご案内です


福島正吉 「絵画展」 

展示期間 : 9月16日(火)~9月21日(日)
開館時間 : 10時~17時



桜の枝の手作りイーゼルと看板・会場風景 (何でも手作りしちゃう方

     

主催者のご案内文より~

絵を描くことは、修行みたいなものです。
同じ場所を描いても、次は同じ絵は描けません。
いつも新しい出会いで、それ故に試行錯誤を繰り返し、悪戦苦闘の積み重ねです。
今回の個展は、身近な自然・四季の風景を描いた作品を30数点展示いたします。
どうぞ、ご観覧ください。



 「高取山の春 山桜」 F20号 

山桜の絵が3枚
西都原にある高取山。山桜が咲き、ソメイヨシノなどが咲き、八重桜が咲く。
山桜でも木によって順番に咲く。その順々に咲くのを追って描いた絵を3枚展示。 


福島正吉さんは西都市在住で、
これまでも個展や、グループ展などで市民の皆様にはよく知られた方。
また昨年には、めでたく西都市美展で無監査作家になられました
会場は四季を追って観覧できるよう展示に工夫がされています。
80号~6号サイズの油絵は、ふるさとの美しい自然が更に美しく、
観る人の旅心をくすぐるのではないでしょうか

 「西都原の夏 ひまわり畑」 F15号

この絵は観覧者の皆様にも評判の1枚のようです。
私は離れて観て、西都原の大地の奥行きを強く感じました


絵を描き始めて28年ほどで、きっかけは市民講座。
講師は画家の弥勒佑徳先生。後半は故・後藤静雄先生だったそうです。
その後は自分で描いてきた…とのこと。


 「尾八重 地蔵岳」 F80号

ギャラリーの玄関を入ると、正面でこの大きな山の絵が圧倒的な迫力で迎えてくれます。
福島さんは、山を描くのがお好きだそうです。
いつもあちこちの山に出没しているそうで、「県内字(あざ)けもの道」の案内もしてくださいます
また、山奥のいいロケーションをたくさんご存知ですよ。 
お探しの方はお聞きになったらいかがでしょう
「80号もの大きさのキャンバスに描くには、先ず杭打ちから。つまりイーゼルをこしらえる訳よ。
強い風でも吹いたら支えるのが大変でね~」
「細い山道に車をガリガリこすりながら入って行くことになるわけ」
「こんな所まで…」と声をかけていく山仕事の方もいるそうですよ。




 「銀鏡(しろみ)神楽 式25番 白蓋鬼神(あまほめ)」 F50号

国指定重要無形民族文化財の銀鏡神楽は、12月凍てつくような寒さの中、夜を徹して舞うのですが、
「ここで絵を描いているのは僕と弥勒先生くらいよ。
写真を撮る人はおおぜいだけどね」と笑う福島さん
瞬間を描くので舞い手の動きを表現するのに苦心するそうです。
この25番の舞いは「天に豊作のお礼(感謝)を捧げる…そして天からの恵が降りそそぐ」、そういう内容とのこと。
絵の中に3頭のイニシシの頭が並んでいます。
この地方では“猟”を生業とする方が多かったことで、その恵を感謝して、天(神)に捧げるのだと聞きました。
だからね、と福島さんは続けます。
「この祭が近づくと、シシたちは命をかけて逃げまわるわけよ」
人間は何とかして捕まえて奉納せなならんからね~」。
そして祭りが終わったら、さばいて人間がいただき、骨は山に埋めて大地(天に)返す…
まさしく大地の恵に感謝ですね



 福島正吉さん(左)とギャラリーごひいき様(絵友だち?)。
お二人とも静かで優し~い方。


ご来場の際、アンケートにご記入下さった方の中から抽選で
2名様に額入り色紙のプレゼントがあるそうです!最終日をお楽しみに

どうぞ皆様お誘い合わせて、また、お買い物のついでにご観覧下さい。
お待ちしております




次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 四人展(木工・和小物・ガーゼ服・陶器)
展示期間 : 9月23日(火)~9月28日(日)


※なお、9月21日(日) 18:30より
夢たまごにて「第7回 一夜の歌声喫茶」が開催されます。
詳細は近日お知らせ致します。ふるってご参加下さい!

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二人展(布花・草木染め・一貫張り)

2014年09月10日 | 展覧会情報
 昨日(9日)が満月。おとといが十五夜。
ひときわ大きな月の中で、相変わらずウサギさんがモチをついていました
十五夜が満月とは限らないんだそうですね。
子どもの頃、十五夜の月明かりで「十五夜まつり」の行事がありました。
お父さん方が太くて長~い縄(綱)を編んでくれて、
丸く置いた中に白砂で土俵を作り、大人も子どもも相撲取り。
最後にこの綱で「綱引き」を楽しんだものです
時が過ぎ、いつの間にか消えてしまった懐かしい行事。
どこかの地方では今でもやっているのでしょうか

では、今週のギャラリーのご案内です。


二人展 (布花・草木染め・一貫張り)

展示期間 : 9月9日(火)~9月14日(日)
開館時間 : 10:00~17:00 (最終日は16:00まで)


     
一貫張りの手提げカゴを手に取ってずーっと見ていた男性。
「いやー、これすごいねぇすごくいいねぇ。先生の指導がいいんだろうなぁ」とつぶやいていらっしゃいました。


今回はお二人の展示会になっています。
どちらも“染色”で作品にしている点は同じですが、その染料はそれぞれ違います。

 「布花」 の出品者は、高鍋町にお住まいのアートフラワーデザイナー・澤田真理子さん
その、どこまでも繊細で丁寧なお仕事と、自然な淡い色合いに14年のキャリアを感じます。
回を重ねるごとに職人芸が増々アップしていると感じています
これまでも夢たまごで個展を開いたり、昨年11月には陶芸とのコラボもなさいましたが、
その時もご覧になった方々に大好評でした


 澤田真理子さんの作品コーナー。
「布花に魅せられて、これまで制作してきました作品を展示致します。
真っ白なシルクを染色し、創作しました布花をご覧頂ければ幸いです。」
とおっしゃっていました。

      
今回も愛らしく美しい布の花たちが、澤田さんの笑顔と共にお目見えです。
コサージュ・ブローチ・壁掛け・ブーケ・リースなどなど。さっそく、初日に購入された方も。 
まだ、お子さんが学校にいっているため、教室を開くことは出来ないけど、
知人に頼まれて作ったり教えたりする事はあるとのこと。先が楽しみですね



 結婚のお祝いにピッタリかも

このような飾りものも。どんな小さなパーツも全て布を染め、コテをあてて形をつけ作品にしていく…
そんな説明を聞き、「はぁ~。大変な作業なんですねぇ~。こんなに綺麗に出来て器用なんですね~」と
感嘆の言葉が聞こえてきます


もう一人が草木染め「彩草工房」 と、 「アトリエ祇園」  (カルチャー教室)を主宰されている松元貞博先生

 松元貞博先生・作  Uライン ストールなど
   
新作だという実用新案(特許登録認可)のストールを試着してみました。“首下モデル”はギャラリーにいた人
写真ではわかりませんが、生地は柔らかな綿レース。「フンワリ軽くて、とても肌触りがいいですね」と首下モデルさん
生地のカットに特徴があり、着けるとドレープの表情はこのような美しいものに…
また、使い方も色々と変化させて、首下モデルさんの表情も満足気でした
秋らしい色合いのグラデーションは、茜とエンジュから染めたものだそうです。 



 (左)松元先生・作       (右)野津あさ子さん・作
竹細工などで編んだカゴやザルに和紙を張り、柿渋を塗って頑丈に仕上げてあります。
      
~先生作品の説明文より~
展示会で古布リメイクされますトップスを見かけるようになりました。
私も一貫張りで布専用の糊を使い、一貫張りを作ってみました。
つやだしも色々試し、第一作が出来上がりました。
着物の古着を使い、表も裏地もそのまま使い、柿渋を塗布した後
柄模様は顔料や媒染剤を使い、鮮やかさを出しました。
今後は古布を利用し、一貫張りを作ってみます。


先生の生徒さんの作品「一貫張り」も展示されています。
習い始めてまだ日が浅いとは思えない、素敵な作品ばかり27点
手提げかご・物入れ・ティッシュケースなどなど…。
先生曰く、 「柿渋の色の出し方、顔料などの助剤を使って、
アート的に出来上がるよう、自分なりの色を出させています。」


一貫張りを出品された生徒さんのご紹介
(宮崎市) 橋本靖子・野津あさ子・前田信子・谷口美佐子・渡辺さち子
(新富町) 永友英子・東丸真理子
(佐土原町)轟 則子
(川南町)内倉由美子
(高原町) 榎薗絹子  の皆様です。


    

 生徒さんも募集中とのこと。
興味ある方は覗いてみたらいかがでしょう

ネットで検索すると「一貫張り」と「一閑張り」の二つの文字が出ました。
松元先生のホームページやブログでわかったのですが、
「一貫張り」は柿渋を使い、「一閑張」は漆を用いた工芸というのが大きな違いのようです。
名前の由来は、「丈夫で一貫目の重さの物を入れても耐えられるから」など諸説あるようです。

一貫張り以外は購入も出来るそうですので、お二人にご相談下さい



次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 福島正吉 絵画展
展示期間 : 9月16日(火)~9月21日(日)


※なお、9月21日(日) 18:30より
夢たまごにて「第7回 一夜の歌声喫茶」が開催されます。
詳細は近日お知らせ致します。ふるってご参加下さい!











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人物を描く絵画展

2014年09月03日 | 展覧会情報
9月に入り、セミの声もだんだん遠のいてきました。
軽井沢からの便りに、「もう長袖に長ズボン。夜は毛布もよ~」とありました。
こちらはまだまだ残暑が続きそうです。

夢たまごでは初めての人物画だけの展示会のお知らせです

アトリエ和(かず)の仲間たち
ー人物を描く絵画展ー


展示期間 : 9月2日(火)~9月7日(日)
開館時間 : 10:00~17:00 (最終日は16:00まで)



 看板と会場風景

      

「アトリエ和」は宮崎市小松台にあり、講師の高橋和平先生が主宰されています。
元々は自宅のアトリエで長年教えて来たけど、
現在のドームのような建物を建ててからは、ここで教えて3年とのこと。
現在、40名くらいの方が学んでいるそうです。
人物画 → 毎日曜日  時々木曜日
水彩画 → 毎水曜日


元校長先生の高橋先生は他に、
公民館での水彩画講師警察学校での似顔絵講習の講師など、
多方面で大活躍されています



出品者のご紹介

高橋和平 ・ 税田啓一郎 ・ 齋藤さゆり ・高橋 太 ・ 堤 勝信
足立鋭次 ・ 坂本英彦 ・ 有木正浩 ・ 甲斐京子 ・ 菅 弘子 
小西裕幸 ・ 児玉基広 ・ 三重朋恵 ・ 仲元幸子 ・ 柳本理名 
柳本正雄 ・ 土井誠一 ・ 米山弘子 ・ 黒木節子   
                             以上の皆様です
 

年2回グループ展開催。


 税田啓一郎・作 「白と青の女」(油彩)

税田(さいた)さんは夢たまごで個展もなさいます。
港の船や風景、静物なども描かれますが、
「一番好きなジャンルはどれですか?」と聞きましたら
「それはやっぱり人物だな~」と。
だからこそ、西都から宮崎市までセッセと通うのだそうです



 菅 弘子・作 「習作」(アクリル画)

人物画の難しさを聞いてみました。
立っている場合など縦長の絵になるから、左右の空白とのバランスに気を使うとのこと。
どこか一点に集中して描いていると、いつの間にか他とのバランスが崩れている…
という事もあるそうです。
ん~、なるほど。その道にはその道の苦労があって、今、こうしてお披露目できている訳ですね~
おめでとう 乾杯


 小西裕幸・作 「未来へ」 (パステル画)

「アトリエ和」は、人物画の好きな仲間が描く会です、と先生。
モデルさんは一般の人ですが、来てくれる人が40~40人位いるそうです。
モデルさんがいるのは2時間ということも知りました。
同じポーズをとり続けるのもまた、大変なことでしょうねぇ

「クロッキー」が好き、という方もいらっしゃいました。
クロッキーとは、いわゆる「早描き」ということで、
モデルさんがポーズをとるのが5~10分だけ。
“デッサン力”がもの言う場面なんでしょうね

(左)齋藤さゆり・作「つくる人」(油彩) (右)右から高橋先生・税田さん・菅さん
     

どうしても反射光が入ってしまいます。ご免なさい
絵を描き終えたあと、全員で合評会をするとのこと。
自分で絵の説明をし、皆さんからの意見を聞き、先生からのアドバイスをいただき、
今後の制作の糧とするそうです
 
他の皆様の作品もご紹介したい所ですが、
是非、ギャラリーで本物をご覧いただきますように。
10号サイズを中心に、全35点が展示されています。
お待ちしております



 

次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 「二人展」 布花・草木染め、一貫張り
展示期間 : 9月9日(火)~9月14日(日)


※なお、9月21日(日) 18:30より
夢たまごにて「第7回 一夜の歌声喫茶」が開催されます。
詳細は後日お知らせ致します。ふるってご参加下さい!





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