市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

洋裁クラブ「糸音」作品展

2015年03月24日 | 展覧会情報

  夢たまご前の広場の桜も早めに咲いて、西都原の菜の花は満開。

ユキヤナギの通りを走ると、広大な大地に三々五々と散策している人々の風景が広がり

心ウキウキしてきます。

ちょっと寒の戻りがあるものの、田んぼには早苗が整然と植えられ始めた西の都です。

そんな今週のギャラリーのご案内です

 

洋裁クラブ「糸音」作品展

展示期間 : 3月24日(火)~3月29日(日)

開館時間 : 10:00~17:00         

                  

 主宰者のご案内文より~

桜の開花を待ち望まれますこの時期、

今年も洋裁クラブ糸音(代表 岩見万喜子先生 生徒19名)の作品展を開催致します。

お忙しい時期とは存じますが、どうぞ足を運んで頂ければ大変うれしく思います。

尚、今回はご来場の方全員へおみやげもご用意致しました。

洋服(大人・子供用)、手作りバッグ・布地の端切れ・小物類などの

展示即売会も開催致します。

                                                                     着物からのリフォーム。様々な場面で活躍しそう

                    

  洋裁クラブ「糸音」の前身は、

岩見万喜子先生が講師をされていた職業訓練校の授業。

それが終了した後、洋裁クラブとして出発したと聞きました。

20年以上前のことで、その当時からのメンバーもいらっしゃるそうです。

活動場所は同じ訓練校で、毎週水曜日と金曜日に楽しく活動しており、

メンバーはそのどちらかに参加するとのこと。

                                       スマホケースやブローチに草履だってあります                     財布でも化粧ポーチでも。ガーゼのマスクも可愛い

                

 

 例年と同じく、着物からのリフォームが多いのですが、

普通の生地から作られた作品もたくさん。

これからの季節にピッタリの

軽くて着心地のいいワンピースやチュニックなどなど…

楽しく自分に合った、好みの服がきっと見つかると思います。

また、今回は小物の種類も多いように思います。

帽子・巾着・スマホケース…どの作品も長い年月で身につけた技で、

丁寧で美しいデザインが、来場された方々に大評判です

                                     

                                                ちょっと大判の素敵な生地と柄のコースター                      新学期のお子様の必需品

               

 

 初日の今日を待ち焦がれた方々で、10時のオープンと同時に大賑わいでした。

また、無料体験コーナーも用意されており、

今回は小さなコサージュ(ブローチ)用の「チューリップの花」を作るそうですよ。

こちらにもどしどしご参加下さい

皆様のお越しをお待ちしております

 

次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 「弥勒祐徳」 作品展

展示期間 : 3月31日(火)~4月12日(日)  ※2週間です

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

里帰り展示会 続行中のこぼれ話

2015年03月17日 | 展覧会情報

 三崎冬男さん(崎の文字は立の方です)の里帰り個展とも言える 「油彩画展」 は、後半に入りました。

三崎さんは日本美術会会員・美術集団8月会員としても活躍されています。

今週末(22日)が最終日ですのでお見逃しなく。

毎日幼なじみや同級生の方々が来られ、かいがいしくお手伝いなさっています。

沢山の来館者で館内は花が咲いたような雰囲気

                                            

 「3回の個展を通して、その度に印象的な出会いが生まれることが本当に嬉しい」とおっしゃいます。

三崎さんは愛知県東海市にお住まいですので、西都市に滞在中はホテル住まい。

夜になると、日替わり(?!)でお友達と “縄のれん” をくぐるのも楽しみだそうで。

そんなある夜、止まり木で隣になった見知らぬ方と話し始めた三崎さん。

「どこから?」 「何しに?」

ポケットから出した案内のはがきを見たお隣さん。印刷されている1枚の作品を見て、

「あら~!ここは俺が工事した所じゃが!

そうそう、この柵は防風柵でね、間伐材で作ったとよ。高さは4mもあるんだわ」

更に眺めて、

「はぁ…こんな所が絵になるとはね~、大したもんだなぁ…」

そして夜が更けるまでお話が弾んだとのこと。

その絵が右の写真です。(2つの場所は繋がっています)            

                                                                                       「天と海の間で」  新富町・冨田浜   F80号  (2014年)

                                   

 この絵にはもう一つの出会いがありました。

よく “夢たまご” においでになるUさん。油絵を描く人です。

「私は、ここの近くに住んでいて、ここら一帯は毎朝のウオーキングコースなんですよ。10000歩の。

ハマヒルガオが綺麗な所でね。アカウミガメの産卵地でもあって。

左側は細長い入り江になってて、奥の突き当りは冨田浜公園です。

歩く時はゴミ袋を持って、ついでに公園と浜の清掃をしています」

「あら~、そうなんですか~!浜にゴミがないのは、そう言うことだったんですね!」

施設設備を作る人・そこを綺麗にする人、その美しい所を絵に描き残す人…

「一つの絵を媒体に、色々な人との出会いがあることが本当に僕は嬉しくてね~」

とこぼれるような笑顔で話す三崎さんです

周りの人といい関係を続け、大切にしてこられた三崎さんの人柄もまた、

作品に劣らず人を引きつけるのでしょうね

今日は、隣の大分県から仕事仲間だったという方が、JRに乗ってはるばるおいでになりました。

右の作品は、前回の個展をご覧になった女性からのたっての依頼で写真を預かり、描いた絵とのこと。

先日ご本人が来場され、作品とご対面。大変喜んでいらっしゃいました。踊っているのはご本人

 

                                                       「舞う人」   F25号   (2014年)

                                             

 ガラスに背景が写ってしまいました。ごめんなさい

そしてそして、今日は三崎さんの中学校時代の恩師(平野 平先生)が来て下さいまして、

他の皆さんにとっても久しぶりに会うわけで、涙涙のひと時に、私の胸も熱くなりました

                                                      三崎さん(左端)と平野先生(中央車椅子)とお仲間

                                                     

 “ギャラリー夢たまご”という空間は、様々な作品の展示を通して

人と人が交流する、キャッチフレーズ通りの“癒しの空間”となっています。

どうぞこれからも沢山の方がご利用下さいますよう願っております

次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 洋裁クラブ 「糸音」 作品展

展示期間: 3月24日8火)~3月29日(日)

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三崎冬男 油彩画作品展  

2015年03月10日 | 展覧会情報

いよいよ近所の田んぼに水が張られ、苗を待つばかり。

どこからか白鷺も飛んできて、虫をあさっています。

ガードレールのない道を走っていると、「油断すると脇の湖に落ちてしまいそう」な錯覚に…。

そんな西都市にて「里帰り展示会」が始まりました

 

 三崎冬男油彩画作品展     ※(お断り…崎は立つ方の崎です)

展示期間 : 3月10日(火)~3月22日(日)

開館時間 : 10時~17:00  (2週間ですので 16日の月曜日も開館 いたします)

 

                                               会場風景。中央の方が三崎冬男さん。

                 

~作者のご案内文より~

故郷西都市での作品展も三回目となりました。

皆様との再会、新たな出会いを楽しみにしているところです。

ご高覧下さいますようご案内申し上げます。

 

 三崎さんの個展は夢たまごでは3回目。前回は2012年11月でした。

西都市三財の並木出身で、20歳の時から愛知県東海市にお住まい。

今回も大きな作品をマイカーに積み込んで持って来られました。

いわゆる “里帰り展示会”沢山の幼なじみや同窓生がお手伝いや呼びかけに奔走されたそうで、

毎日が 「同窓会」 模様。

賑やかで微笑ましく、記憶に残る展示会でした。

今回も初日から 「久しぶり~」 「…おぉ~!」 とやはり同窓会。 

 

 「大地の詩(うた)」 F160号 2009年 

  

会場に入ると、圧倒的な迫力で迫る阿蘇山の絵。

現在噴火を繰り返している火口は、この絵の左側に位置するそうです。

 

東京の「新国立美術館」によく出品しているという三崎さん。

絵画サークル等の講師をされることも。

「絵を描く上で大切にしているのはリアルさの追求」。

長年ロッククライミングをして来たことは前回お聞きしました。

心身ともに何時も大自然の中にある方なのでしょう。

今回も思ったことですが、

いつも自分の傍にある自然。それが壊されたり、近づくことすらできなくなることへの

熱い思いがあるのでしょうか。

山登りと旅行と絵を描くこと…この三つが大好きととおっしゃってた前回、

「冬の棚田の絵を描きたい」 との思いはその後叶ったのでしょうか。

後で聞いてみましょう

 

  「住めない故郷(1) 牛と少年」 F80号  2014 年  

あの日から3年が経ち……福島県飯館村の様子。

この地に入れるのは現地の人のみとか。

三崎さんはバスツアーで入ることが出来たと話して下さいました。

被災地の宿泊施設は再開したけど、お客様はなかなか戻らない現実…

ならばバスツアーで皆で泊まりましょう。これも一つの復興支援。

その現状を絵を通してお知らせ出来たら…そういう思いのこもった作品。

  

     「カラーとアンスリューム」 F10号  1978年          「ひまわり」 F10号    1984年     「ダリア」  F6号   2014年

            

花の絵を三つ並べてみました。

「年月を経て作風も変化します。それも含めてご覧いただけたら…」

「ダリアの絵を描いて欲しいんです」との依頼を受けた三崎さん。

「ダリアの苗を手に入れて育て、花を咲かせてそれを描いたのがこれなの」 

と笑っておっしゃいます。

みずみずしさあふれるこの絵もお見逃しなく。

 

ふるさとの山や海。旅先の風景。生物や人物。

4号~160号まで計22点の展示です。

豊かな自然あふれるふるさとの景色は、遠くに離れて久しい作者を

少年の頃に連れ戻し、

あの頃泳いだり魚を捕ったりした川は様変わりすれど、

絵筆を握らせてしまうのでしょうか…

遠く尾鈴山を望む西の都の大地が美しく描かれています。

どうぞ皆様、お誘い合わせてご鑑賞下さい。

お待ちしております

 

 

次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 洋裁クラブ 「糸音」 作品展

展示期間 : 3月24日(火)~29日(日)

 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひなまつり展 開催中

2015年03月03日 | 展覧会情報

ひなまつり展 開催中

夢たまごでは今週も引き続き 「ひなまつり展」 を行っております。

最終日は3月8日(日) 

 

 近くのカトリック幼稚園の園児作のひな人形も、訪れる方々の心を和ませてくれて、

どなたも、ついつい顔がほころび一つひとつ眺めていかれます。

そしてみんなで見学に。

  

 

 「栃の実雛」 の登場。

清野憲一・作

西都市にも栃の木がわずかにあるそうです。

 

                                 「柚子の種雛」                              ついでに 「世界一小さな椿」

          

                                    アップで写していますが、                  小さな椿の実雛」 のとなりにふさわしく

                             あまりの小ささに虫めがねも用意してあります。                バラの花に似た可憐な椿。

 

 

 この六地蔵様はマテバシイ出身。

虫が付かないように蒸すと、ツヤツヤになるそうです。

六体なのは“六根清浄(ろっこんしょうじょう)”にちなんで、と聞きました。

調べてみました。

「欲や迷いを断ち切って、心身が清らかになること。」

「六根」 は私欲や煩悩、迷いを引き起こす、

眼根(視覚) ・ 耳根(聴覚) ・ 鼻根(嗅覚) ・ 舌根(味覚) ・ 身根(触覚)の五つの器官 と 意根(意識) のこと。

「清浄」 は、煩悩や私欲から遠ざかり、清らかで汚れがない境地。

登山する修行者が「六根清浄」と称えながら登っていく事もあるそうで…

いわゆる 「どっこいしょ」 はここからきた言葉との説もあるようです。

 

美しい七段飾り や、大きな近代的な雛壇のお内裏様とお雛様たちも

 皆様のお越しをお待ちしています。

 

 次回の展示会のお知らせ

 展示会名 : 「三冬男」 油彩画展

 展示期間 : 3月10日(火)~3月22日(日) ※2週間です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カウンター