市民の憩いの場 宮崎県西都市「まちなかギャラリー夢たまご」ブログ

宮崎県西都市小野崎1丁目76番地 電話0983-42-0027 入場無料 月曜休館

「夢たまご」で走る「思い出の妻線」

2014年11月27日 | 展覧会情報
思い出の妻線イベント実行委員会 企画の3週間にわたる「メモリアル展」も、今週末(30日)までです。


 「妻線廃線30周年記念焼酎」 (神楽酒造)

“入妻キップ”と“木札ストラップ”が付いて¥1600です。
ご希望の方は夢たまごでお申込みできます。



 写真で見る思い出

“存続を”……住民の願いかなわず、お別れのイベントを開催。妻線への愛着をひしひしと感じます。
この電車に付けてある“丸いヘッド”も展示されています。
さらに、1914年・大正3年 妻線開業時の線路のレールも


 弥勒祐徳先生の絵 (100号) 「最後の夜行列車 S59.11.30 午後9 : 56」です。

~絵に書かれている言葉より  「赤い列車によせて」~
赤い列車に顔がある。毎日毎日の顔がある。
顔をかいているうちに、いつの間にか不思議な顔になった。
激しい息づかいで走る。何だか苦しい顔で走っている。
今日、顔は怖い顔をしていた。真っ暗な闇の中を一つの目玉が走っている。
火の玉のように走っている。やがてそれが二つになってきた。
笑顔で走ってくれるのか。でも今日までで走らない。顔も動かない。赤い列車はもう走らない。
顔も見られない。警笛も聞こえない。赤い列車はもういない。
美とは瞬間だ。その瞬間をどう持続させるか。
消えて幻となる赤い列車は、感動のかたまり。去ってかえらぬ惜別をかく。  1984.11.30



最終日である11月30日(日)  イベントのプログラムのご紹介
 

妻駅跡(警察署となりの大駐車場)にみんなで行きましょう
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国鉄妻線 廃線30周年記念事業

2014年11月21日 | 展覧会情報
今週も引き続き「国鉄妻線 廃線30周年記念事業」 続行中です
11月2日(土)~11月30日(日)までのイベントです。
散策ウオーキングは11月2日(土)に終了。
「思い出の妻線メモリアル展」は只今、ギャラリー夢たまごにて好評開催中です。(11月11日~30日まで)
そして、最終日にも楽しい催しが用意されています
どうぞお誘い合わせてご参加下さい










「ギャラリー夢たまご」では、日に日に展示品が増えております。
今日も、廃線が決まった後、列車のヘッド部分に付けて走ったという丸い大きな飾り(?)看板(?)(名前がわかりません)や、
年代物の鑑定団に出したいほどのレアな“切符に日付スタンプ機”(?)などが展示ざれました。
他にもさまざまな鉄道グッスが
夢たまごの展示は11月30日(日)までです
こちらにもおいで下さい。





次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 税田啓一郎 絵画作品展
展示期間 : 12月2日(火)~12月7日(日)

※ なお、会期中の12月6日(土) 午後6:30~ 第9回「一夜の歌声喫茶」を開催いたします。
みんなで懐かしい昭和の歌を歌いましょう。 参加費 前売り¥450
お問合せ 080-5065-5932 (西都市レクリエーション協会・松下)
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思い出の妻線 メモリアル展(絵画・写真)

2014年11月12日 | 展覧会情報
夢たまご前、あいそめ広場の木々はすっかり葉を落とし、
ひそやかに春への準備を始めるようです。
このギャラリー「夢たまご」は、元「国鉄 妻駅」だった所のすぐ近くにあります。
今週から3週間の会期で、これらにまつわる展示会が始まりました


~妻線廃線30周年記念事業~
思い出の妻線 メモリアル展 (絵画・写真ほか)    

展示期間 : 11月11日(火)~11月30日(日)  3週間ですので、間の月曜日も開館致します。
開館時間 : 10時~17時  (最終日は16:00まで)



      

この企画は「思い出の妻線イベント実行委員会」が行い、
妻駅西地区商店街振興組合の主催となっています。

先だって行われた「散策ウオーキング」…この展示会…
そして11月30(日)のイベントへと企画は繋がっていきます。


(左)弥勒祐徳・作 「妻駅」 1984年      (右)スケッチ「杉安駅ホーム」 1984年
        
~作者の言葉より~
ここは終点杉安駅のホームである。九州山脈の山がそこに迫ってきている。
ホームには誰もいない。雑草と赤さびた線路が強く印象に残る。
あと何日かで消えるこの路線も何となく淋しい。
秋も深まれば杉安峡も山々が紅葉し、日向嵐山としての多くのファンを観光客に呼んだ。
それがダムによる汚染・妻線の廃止という二重のパンチに、この杉安駅も消えていく。
この杉安駅では九州山地から筏で運ばれた木材が、ここから汽車に積み込まれ、県外に輸送された。


その杉安狭には屋形船も浮かび、大変な賑わいだったそうです。

会場には油絵による妻線の列車や風景(サイズ100号まで)が20点。
他には線路(実物)・駅員さん、乗務員さんグッズ・記念キップ・機関車ミニチュア・
さらに、廃線に伴う市民の俳句や短歌などを展示。

        



懐かしい鼻のバス。(国鉄バス)

車掌さん(バスガールと言っていましたね)のこのカバンと紺の制服。女の子の憧れの職業だった時代もありました。
妻線が廃止になった後も、10年くらい国鉄バスは走っていたそうです。
この写真のご本人が、たくさんの思い出話をして下さいました。


妻線廃止反対運動の時のスナップや、何気ない駅の風景など…
佐土原駅~西佐土原~黒生野~妻~穂北~杉安 という20分くらいで終点に着くと言うこの路線
どれほどの人々の夢や希望を運んだことでしょう。

どうぞ、懐かしいふるさとを思い出し、味わいにお出かけ下さい。
鉄道マニアの方にも楽しい展示会です。

次回は、11月30日(日)に妻駅跡駐車場とその周辺で行われる、楽しいイベントについてお知らせ致します。





次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 税田啓一郎 絵画作品展
展示期間 : 12月2日(火)~12月7日(日)




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宮日総合美展 「無鑑査絵画小品展」 開催中!

2014年11月04日 | 展覧会情報
西都市「まちなかギャラリー 夢たまご」では、

今週も引き続き 宮日総合美展 「無鑑査絵画小品展」を開催 しております。

県内の無鑑査作家さん 16人もの作品を一堂に展示して鑑賞できる…
そんな機会はそうないと思います。
「夢たまご」は入場無料どなたでもご自由にご覧になれます。
お気軽にご来場くださいませ
最終日は11月9日(日) 16:00までです。

16人の中には、この春3月にご逝去された後藤静雄さんの遺作品も展示されています


 後藤静雄・作 「松林(2)」 F10号 油彩   
       
弥勒祐徳先生に師事し、特選10回・準特選5回・奨励賞3回に輝いています。
絵について沢山の事を教えていただきましたし、
いつもギャラリーの事を思って下さっていました。
弥勒先生の一番弟子として、常に一緒に行動なさってた姿が今でもここにありそうな気がします。



 河野宗平・作 「おはよう」 F6号 アクリル

とっても楽しい頭には桜が咲いて犬らしき影も。
背景のお花畑は何となく西都原にも似ていますが…


皆様のお越しをお待ちしております



次回の展示会のお知らせ

展示会名 : 思い出の妻線 メモリアル展(絵画・写真)

展示期間 : 11月11日(火)~11月30日(日) ※3週間ですので、間の月曜は開館致します。 

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