
奇跡的に一命をとりとめた男性。
その後「何のために生きるのか」と考えた末、
辿りついた答えが写真だった~
盲目のカメラマン・伊藤邦明が心でとらえた無垢の写真を
じっくりご覧ください。
宮崎では初めての展覧会です!
盲目のカメラマン
伊藤邦明 写真展
~心でとらえた風と音の詩(うた)~
展示期間:8月7日(火)~8月12日(日)
開館時間:10時~18時


「是非、宮崎で展示会を開きたい」と橋渡しされて実現しました。
素晴らしい作品が50点、皆様をお待ちしています。




視覚と臭覚を失いました。
奥さまの献身的なお世話もあって、
回復後、船旅をする機会に出会って…。
そんなこと無理と思ったけど、
かねがね「海外旅行が夢」だった奥さまの七重さんの「思い」、
これを諦めさせることは出来ない…
たまたま手にしたのが「ピースボ-ト主催、地球1周の旅」のパンフレット。
第1回目のこの旅行では、「世界の音」を録音しようと、
カセットなど用意していたけど、
壮行会の席にいた、カメラマンに勧められ、高感度フィルムをプレゼントされ、
写真を撮ることになったそうです。
カメラマンとしての第一歩の出発は
1994年(平成6年)6月9日。事故後、4年たってのこと。(帰国は8月31日)

今にも沈もうとする夕陽。


ベトナム・エジプト・ニューヨーク・ホノルル…
七重さんが状況を説明し、邦明氏は撮る旅。
「妻の言葉、妻の感性」で写すのですと。

幅3800mのしぶきと、太陽によって幾本もの虹がかかる。


「写真は全身で撮ります。
目が見えない中で、様々な気配を感じる。
これがシャッターチャンスです。
それが写真に写っていると嬉しい。」

夕ぐれ時、子ども達は食べられる木の実を選び分けていた。


全国90ケ所で展示会をされ大反響。
その後、今日までピースボートに14回乗り、
地球1周は7回に及びます。
今年8月24日~11月16日まで、また地球1周のこの船に乗るそうです。
会場には、世界中の写真(空・人・自然・南極などなど)と、
著書・写真集・ポストカードなども展示してあります。

アフリカのエリトリアは激しい内戦の末、数年前やっと独立を勝ち取ったが、
街はまだ瓦礫のまま。港町マッサワの老婦人は、錆びた戦車の近くに黙って座った。


マスコミ取材がありました。
明日は「テレビ宮崎」の取材があり、夕方のニュースで放送の予定です。
伊藤ご夫妻は、連日「ギャラリー夢たまご」にいらしゃいますので、
どうぞ鑑賞の後、お話して下さいね。
お待ちしております。
なお、明日8月8日(水)は、19:00より
「ぞろ目ライブ」もこの会場で開催いたします。
チケット¥600


























次回の展覧会のお知らせ
展覧会名:西都の名菓展
展示期間:8月14日(火)~8月19日(日)