1.17学園の様子(避難訓練、模擬引き渡し訓練、全市一斉総合防災訓練、地区防災委員会の活動、9年面接練習、りんごの木)

避難訓練

8時40分、校内放送で「これは訓練です。これは訓練です。ただ今、地震が発生しました。机の下にもぐって頭を守ってください。揺れが収まるまで待機してください」のアナウンスから避難訓練が始まりました。1-9年のどの学年の教室を見てもしっかりと指示を聞き、机の下で静かに頭を守っていました。

続いて「（1分後）揺れが収まり、避難経路の安全が確認できました。『おはしも』を守り、避難経路図の通りに避難を開始してください。避難先は小グラウンドです」との放送が入ると、1-9年生の児童生徒が避難を始めます。どの学年も「おはしも」を守りながら行動していることが素晴らしかったです！

1-9年生の全ての学年が小グラウンドに避難完了し、生徒指導担当の先生と校長先生からのお話がありました。生徒指導の先生からは、「今年は7分40秒で避難完了しました。今回は事前告知なし、移動教室からの移動もありましたが、1600人みんなの避難の素早さを感じることができました。災害はいつ起こるか分かりません。羽田空港での飛行機事故がありましたが、乗務員さんの普段からの訓練のおかげで全員が避難できました。これは奇跡ではなく必然です。みなさんも、いざというときに備えて避難訓練に取り組みましょう」と話がありました。

 

校長先生は「29年前の1月17日、阪神淡路大震災がありました。今年のお正月には能登半島で大きな地震がありました。過去の話ではなく、違う場所の話でもなく、自分のこととして、『大きな地震が起こったらどうしたらいいか』について、3つのことを大切にしましょう。①一生懸命に訓練すること。②登下校中に地震が起こったらどうするかをおうちでお話しておくこと。③今過ごしている毎日が当たり前のことではなく、ありがとうの気持ちを大切にすること。これらを大切に過ごしましょう。」と伝えました。

「8年生のフロアには『大切にしたいこと』が書かれています。いろいろな大切があります。みなさんも通った時には読んでください」と紹介もありました。

小グラウンドに集まった後は教室に戻りますが、ここでも列を整えた状態で教室に戻りました。7.8.9年生は1～6年生が先に戻るのを待ち、上靴のまま避難したので、校舎内には雑巾で上靴の底をきれいにしてから入ります。教室ではパワーポイントの資料を使って防災学習に取り組みましたが、どのクラスも真剣でした。「もしものこと」が起こってほしくはないですが、今日学んだことを備えとして覚えておきましょう。

今日は、「大地震を想定した児童生徒の模擬引き渡し訓練」「全市一斉総合防災訓練」も同時に行われ、地区防災委員の方はFMタッキーさんから取材も受けられていました。また、粟生分団消防団の方にも来ていただきました。いつも彩都地区にもご支援くださいまして心強いです。ありがとうございます。

アベニューで地区防災委員会スタッフさんが、模擬引き渡し訓練に参加してくださった保護者さんがたに非常食の配布や非常用マンホールトイレの設置等についてお話をされました。多くの方にご参加いただきました。地震に備えることの大切さを改めて学ぶ1月17日になりました。みなさん、ありがとうございました。

9年面接練習

本日は9年生の面接練習の最終日でした。少人数で進路担当の先生から面接についてのお話を聞いてから、校長先生と副校長先生との面接練習に臨みました。3日間の練習が終了し、気持ちも本番モードに近づいてきたことと思います。体調キープをこころがけて、私立入試に備えましょう。

りんごの木

25分休みには「りんごの木」さんの活動があり、多くの子どもたちが集まりました。いつもは本を読みながらページをめくられるのですが、今日は本を読まれる方とページをめくられる方を分けられており、普段とは違った読み方をしていただきました。今日も子どもたちは本の世界に引き込まれていき、とても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。