彩雲弦楽器工房

山形市にあるギター等の弦楽器工房です。製作、メンテナンスや修理、改造はお任せください。

プの修理

2011年01月18日 | 修理日記
久しぶりのP.Uの修理です。

いろいろ調べた結果このP.Uはコイルの中で断線しているようです。

こういう場合、最後の手段としてコイルの巻き終わりから一巻きずつほどいていって、
運良くそんなにほどかないところで断線しているところが見つかればもうけもの。
しかしそんなにうまくはいかないので、ほとんどだめ元でやります。


まずはコイルを保護してある皮膜を剥がします。


コイルを保護する皮膜はだいたいテープが多いのですがこれは太めのひもをぐるぐるまきにしてありました。
なるほど、こういう手もあるんですね。

皮膜を剥がしたらいよいよコイルをほどいていきます。


300ターン程ほどいてみましたがだめでした。


残念ですがこれはもうあきらめていただくしかありません。



製作も進めています。

ウクレレの表板、裏板を切り出し厚みを出しました。
明日はロゼッタかな。
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2 コメント

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Unknown (彩雲)
2011-01-22 21:50:10
マシューさん

ポッティングしても断線する時はするようです。

リワインドできますが確実に音は変わってしまうので同じピックアップを買ってしまった方がいいかもしれません。
返信する
断線 (マシュー)
2011-01-22 08:50:01
某社ののブ○ッ○ラ○ルというPUを使用しておりましたが、断線しまくりで新規購入したものも死亡でした。
断線PUとして評判悪いみたいです。(笑)

今思い返せば、断線前にポッティングするという手も有りでしたね。

捨てずに残っていたら、リワインドをお願いするかもしれません。
返信する

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