先日の続き
先日は表側でしたが今回は裏側
まずはブロックを用意
そして接着
こんな感じになりました
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html
先日の続き
先日は表側でしたが今回は裏側
まずはブロックを用意
そして接着
こんな感じになりました
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html
今年制作する楽器のサイド板をひたすら作っていましたが、これが最後
普通にネックブロック、エンドブロック、サイドの割れ止めを貼って・・・
ここまではいつも道り
ここからは私は未経験のゾーンに入ります
なにやらマホガニーのブロックを用意します
このブロックを「ブラケット」と呼ぼう
うん、そうしよう
ブラケットをサイド板に貼る為、接着面をサイド板の形に合わせます
ちまちま削っては合わせ、削っては合わせをしながらぴったりになるまで
そして接着
さて、うまくいくのか・・・
そして何をやろうとしているのか
乞うご期待!
今日の一枚
「サンダー」
ほ、欲しい~
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html
もう少し暖かくなるまで表板と裏板の接着は待って、今はひたすらサイド板を加工しておきます。
モールドに固定してあるサイド板は収縮膨張による形状の変化がほとんど無いので
接着時の室温だけ気にして進めます。
まずボディの厚みを出すために表板と裏板の接着面を削ってボディ厚を決めます。
当然表板と裏板の厚みを計算に入れて削ります
サイドの割れ止めを接着したらライニングの接着です
ぴったり収まるように微調整してから
接着します
洗濯バサミで固定していますが、洗濯バサミを買う際のポイントもいくつかあります。
①出来るだけ挟む力が強い物
やっぱり接着するのでこれは当然ですね
②懐が深い物
深くないと懐の部分にライニングが当たって力がうまく伝わらない
③先っちょにギザギザが付いている物
ギザギザが無いとつるっと滑ってしまい狙った所を挟めない
これでひとまずサイド板はひと段落終了
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html
楽器の道具やら材料を売ってる海外のサプライで必要な物を買うんですが
いやぁ~、インターネットって上手く出来てますね
私が欲しそうな物を次から次へと提示してくる
見ると欲しくなるからなるべく見ないようにしているけど
どぉ~~しても欲しい物があり・・・
ポチっちゃいました(笑)
材料は仕事で必要だからストックしておくって言うよりも
もはや趣味ですね
見てるだけでわくわくしてくる
今回インターネット君が売り込んできたのが右の材
シトカスプルースなんですが、販売元は「Torrefied Tone Wood」と言っています
Torrefiedを調べてみると古語でRoasted(ローストさせた)という意味だそう
ローストというとあぶり焼や蒸し焼きという意味みたいだけど
この木はどちらかというと燻製のスモークチーズみたいな匂いがした
販売元の詳細を読んでみると「無酸素窯で熱処理した」とある
ほほう
経年変化を人工で再現しようとする試みは色々な手法があるみたいですね
本当は何年も前から物凄く興味があったけど、このような手法に頼って楽器作りをしてしまうと
作り手の腕と経験で音作りが出来なくなってしまいそうなのであえて避けてきたんですが
ぼちぼち良いかなと
表板の研究もそこそこ出来てきたし(実際はまだまだですが)
それにしてもまず見た目が本当に何十年も経過したような色ですね
左は何も処理されていないスプルース、右がTorrefied Woodです。
触った感触もガサガサとした感じ
音は・・・う~ん、どうだろう
バンドソーで挽割りしただけの状態だからなんとも言えないけど
厚みの割には軽やかな音かなぁ
うまい具合にシスターピース(同じ木から採った材)っぽいし
これで少しは研究の精度が上がるかな
経年変化を再現しているとの事で、ひずみや狂いも少ないかと思うけど
一応一年くらい様子をみてから来年あたりに使ってみようかな
へっへっへ
楽しみ^^
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html
今回のロゼッタのデザインもそれぞれ個性的な面々なので一つづつご紹介致します
まずエントリーナンバー1番
O様オーダー「ヘリンボーン」
接着層だらけなので曲げるのに難儀しそうでしたが上手く出来ました
エントリーナンバー2番
「なす型」
民田ナスをイメージしました。
ある所に依頼してうちでは初のレーザー彫刻機で加工して頂きました。
エントリーナンバー3番
「竹」
通算100本目になるオール国産材の小豆のロゼッタも日本の素材が良いかなと
地味だけどシンプルで気に入っています
エントリーナンバー4番
「古楽器風」
古い楽器によく見られるロープバインディングとロゼッタ
そんなイメージです
エントリーナンバー5番
「モダンクラシック」
これはクラシックギターなんですが、個人的にはモザイク柄があまり好みでないので
こんな感じにしてみました
ヘリンボーンとブラッドウッドの組み合わせだと若々しくなりますね
クラシックギターは加工の都合上この時点ではまだサウンドホールは開けません
エントリーナンバー6番
「The マーチン」
今年は初心に戻り、ドレッドノートを作ります
という訳でロゼッタも完コピ
エントリーナンバー7番
N様、R様オーダー「ロゼッタ無し」
ロゼッタ無しも潔くて好きです
シンプルで良いですね
今日の一枚
「ブルーな渦」
本物のタイトルは忘れましたが何年か前の芸工大の卒展で見たこの作品
こういうの好きなんです
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html
今日は一日ロゼッタ三昧
まずはロゼッタに埋める木のパーツを丸く曲げます
まぁこの時点では大体で
狙ったロゼッタの径に合わせてまずは試し
試しがうまくいったらいよいよ本番
うん、なかなかいい感じ
0.1mm狂うとうまく仕上がらないので凄く気を使う作業です。
溝が出来たら埋めます
写真のロゼッタはスタンダードなマーチンタイプ
セルロイド(実際はCABという素材)なので専用のボンドで溶かしながら接着します。
木のロゼッタはボンドで接着します。
接着剤が固まったら出っ張った部分を削ぎます
こちらも
あとはサウンドホールを開けて終了です
今日の一枚
「アルフォンス」
コミック全部読んでたからグッと来るものがありますね
*ギター、ウクレレの製作をウェブでも受け付けています。
詳しくはこちら
http://saiun-koubou.com/weborder.html
*ギター、ウクレレの修理・調整も随時受け付けています。
お気軽にお問い合わせ下さい。
http://saiun-koubou.com/index.html