彩雲弦楽器工房

山形市にあるギター等の弦楽器工房です。製作、メンテナンスや修理、改造はお任せください。

次回作の下ごしらえ

2015年01月26日 | 製作日記

ウクレレの次回作も進めています。

とりあえずがっつりと下ごしらえをします。

表板と裏板の厚みを出しておいて、乾燥させます。

こうして見ると表板は圧倒的に針葉樹が多いですね。

冬は接着作業がしにくいので春まで乾燥させておいていい季節になったらまた製作再開します。

 

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新ルーター

2015年01月22日 | 工房内の紹介

今まで使っていたルーターの調子がいまいち良くないので思い切って新しいのを買ってみました。

我が国が誇る電動工具メーカー「makita」だぜ!

ちょっと憧れていた洋物のルーターも候補に入れていたんですがビットやテンプレートガイドの関係でインチサイズにしてしまうと今まで作ったルーター用のテンプレートが使えなくなってしまうので結局国産のメーカーにしました。

届いて早速使ってみたところ、今までのルーターと重さが200gしか違わないのにあまり重く感じないです。重心が低いからかな?

今までのはものすごく重く感じていたんですがこれならストレスを感じないで作業できそう。

プランジ機構の昇降も今までのとは比べものにならないくらい凄くスムーズだし。

実は工房を立ち上げてルーターを買う時、今までのルーターとこのルーターで迷って、少し安いという事で今までのを買ったんですがこんな事なら初めからこっちにしておけば良かった。

 

今後ルーターを使う作業が楽しくなりそうです。

うん。いい買い物をした!

 

 

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ソレラ作り2

2015年01月18日 | 製作日記

ソレラの方が出来たら塗装の準備をします。

塗装は表面の保護の為とソレラが湿度の影響で歪まないようにする為です。

 

まずは砥の粉で目止めをします。

 

砥の粉を塗ったら再度サンドペーパで表面をならします。

そしてスプレーガンで塗装

 

コンサートウクレレの「米-よね-」もスペイン式で作っているので米用のソレラがあります。

こちらも少し手直しと塗装をします。

 

 


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クラシックギターのソレラを作る

2015年01月16日 | 製作日記

クラシックギターをスペイン式で作る際「ソレラ」と呼ばれる組み立て台を使います。

スペイン式の場合このソレラの上でボディを箱にします。

ドイツ式の作り方に慣れている私にとってはかなり独特の作り方で、製作を進めていくと「いつの間にかボディが出来て、ネックまでくっついている」という感覚になります。

 

そのソレラを作ります。

まずはコンパネを切り出して厚みを持たせるため3枚程接着します。

接着剤が乾いたら表面の平面を出してネック角を決定する傾斜をつけます

次は表板をドーミングさせる為にブリッジ付近を頂点に皿状にえぐります

今日はここまで。

 

 

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指板修正から塗装

2015年01月12日 | 製作日記

ブリッジを無事接着し終えたので指板修正と指板Rを付けます。

ガットギターだけどすこ~しだけRを付けます。

そして木地調整

木地調整を終えたところで試しにペグを取り付け記念撮影

なかなかいかしてますね。

そしてマスキングをして塗装に入ります。

 

 

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ブリッジ接着まで

2015年01月09日 | 製作日記

指板を接着したのでネックシェイプを90%くらい仕上げます。

ここまでやったら数日置いてネックを歪ませます。(実際に歪むかどうかは別として歪む木の場合はこのタイミングで歪ませておくと後々歪まなくて済むのです)

ネックを置いている間ブリッジを作ります。

私の場合はトリマーと彫刻刀を使ってブリッジを作ります。

そしてブリッジを接着する位置を割り出して

接着

こんなにうまくサウンドホールからクランプが入るとは思っていませんでした。

 

 

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2日分の作業

2015年01月06日 | 製作日記

こちらは昨日の作業。

ネックの接合です。

そしてこちらは今日の作業

指板接着です。

明日はブリッジの接着まで出来るかな~。

 

 

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トラスロッドを仕込む

2015年01月03日 | 製作日記

今日はエレガットのネックにトラスロッドを仕込みます。

いわゆる正統派のクラシックギターにはアジャスタブルトラスロッドは仕込まれていませんがこのギターには仕込もうかと思います。

 ロッドにはチャンネルロッドや2Wayのダブルロッド等ありますがうちでは基本的に古典的な鉄棒をしならせて仕込むタイプのロッドを仕込んでいます。

まずは溝を掘ります。

ロッドが弓なりにたわむように溝を掘ります。

そして接着。

 

 

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謹賀新年

2015年01月01日 | 製作日記

明けましておめでとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年もいっそう技術向上に注力したいと思っておりますので楽器に関するご依頼いただければ嬉しく思います。

元日から工房開けておりますので何かございましたらいらして下さい。

 

さて、今年一発目の作業は箱になったエレガットのバインディング貼りです。

まずはトリマーで溝を掘ります。

トリマーで削った後は刃物ややすり等で溝の形を微調整して整えます。

その後専用のボンドで接着します。

今回はウッドバインディングじゃないので紐でなくテープで固定します。

 

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