ちょうど、上の姉ちゃんが3年生くらいの頃だっか、小学校PTA開催のバザーがあって、こりゃあ学校に貢献しないと、と決起盛んに繰り出して、品物たくさん買いまして、
その前に話はちょっと遡り、その年の前に、たまたまうちの奥さんが学級委員をしていて、学校で開催する父兄対象の、夜のちょっとしたのんびり講演会に、ぜひ接骨院の先生としてなにかお話を!!とのことで引き受けて、
「こどもとおとなの身体の違い」(いやらしい変な内容ではありません。ちゃんとした骨
の成長と運動との関連性と、将来の発展医学、成長する子供の栄養学でありますっ)
と題して40分間ばかりお話しをさせていただいて、たいしたこともしてないのに、そのときにもらった講演料、ずっと使わずにとっておいたのを、このときに貢献だー、と学校でちょうどバザーに併せてこどもたちが募金運動もしていたので、どんっと全額(っていってもわずかです)寄付して、やっといい父兄の面目たてて、いやはやいい気になっていました。
ところが、その年のPTA決算期、学校からのおたよりに、「今年のバザーの収益金、図書室に文庫本を寄贈」までは良かったのですが、「教職員室に待望のクーラーを設置」・・・・え?ちょっとそれはどういうことなん?子供たちの開催が主体のバザーで、たとえPTAが中心っていっても、やっぱり子供のために使うのが収益金の本来の主旨じゃん。まして、おとなの職員室に、涼しい環境を整えて、子供たちは暑い暑い教室で、汗拭きながら授業うけてんのに、アトピーの子だって我慢しているってのに、おとなだけぬくぬくと(涼しく)楽するために収益金を使うのは、ちょっといただけないんじゃないの
(ちなみに、この学校には図書室などにもクーラーはなく、あるのは保健室のみでした。)
怒りを覚えたわたくしモンスターペアレントなる父兄のひとりとして、学校の校長に猛抗議!!、どうも校長側は、あくまでいただく側としての受身の立場らしく、事の発端はPTAにあるとのことで、たじたじでPTA会長にあたってくださいとの返答に、怒りが収まらないわたくしは、当時のPTA会長にミサイル攻撃ならぬ、ちょっと冷静を保ちながらのちくりちくり攻撃をして事の重大性を訴えたところ、「いやぁ、そういった意見、批判をどんどんしてきてください。そんな風にPTA活動に参加してくださることも、大いに歓迎いたします、それでは!!。」答えも何も回答されず、軽くあしらわれた・・・・いわば無視、決まったものはか・わ・り・ま・せ・ん。というようなものでした。まさしくP=T=Aの思うがまま。
自らの学生時代、反逆児だったわたくし、さすがにこのことを通して、違った意味での学校嫌いになってしまいました。
そんなこんなで10年ちかくの年月が過ぎ、そのバカ親が、今度はPTA役員になろうとは、誰が想像したでしょうか。わたしもわかりませんでした。 でも、なにか赤い糸・・・運命ではなくて因縁の糸がつながっているのか、引っ張られるようにこのような所存になってしまっているのも、やっぱり以前のごたごたが、自分の中で整理し切れていないんだろうと思います。
遠い過去のことでも、今現在はそんなに考えもしていなかったのにふと目の前にしたり、感情がよみがえってくると、潜在意識が勝手に湧き出てきて、こうしなきゃ、ああしなきゃって無意識の中に、意識してしまう事が起こってきたり、行動してしまうのも、皆さんの中にもあるんじゃないでしょうか。
それにしても、日々人生の勉強中です、まだまだ成長し切れていない45歳、いいオヤジです、
