シャロームとは,イスラエルの言葉(ヘブライ語)で「平和」の意味だそうだが,日常的には「こんにちは」「さようなら」の両方の意味で使われているそう。
私の聞いた和訳の歌詞では「またいつか どこかで 会えるさ また会おう どこかで」という意味だったと思うので,明らかに別れの歌だ。
このカトリーン・デラノイの編曲は,寂し気に何度も何度も繰り返し,輪唱なども取り混ぜていて,心を揺さぶるものだ。
後半,テンポやスケールも変えていて編曲には頷けるが,演奏は「pesante」過ぎて動けていない。
前半は透明な音楽になっていて非常に良いのではないかな,と思った。
この曲のキモである「別れの設定」については,諸説あるもののはっきりしていない。
どちらかが遠いところに行ってしまうのか,遠い所とは世界の果てというような二度と会えぬ場所なのか。
歌う立場としては,いろいろ仮定してしつつ聴き手に想像してもらわないといけない。
追記
「全画面表示」にすると,楽譜がまあまあ見えるので,読みながら聴けば良いと思います。
私の聞いた和訳の歌詞では「またいつか どこかで 会えるさ また会おう どこかで」という意味だったと思うので,明らかに別れの歌だ。
Shalom Chaverim - Arranged by Catherine Delanoy
このカトリーン・デラノイの編曲は,寂し気に何度も何度も繰り返し,輪唱なども取り混ぜていて,心を揺さぶるものだ。
後半,テンポやスケールも変えていて編曲には頷けるが,演奏は「pesante」過ぎて動けていない。
前半は透明な音楽になっていて非常に良いのではないかな,と思った。
この曲のキモである「別れの設定」については,諸説あるもののはっきりしていない。
どちらかが遠いところに行ってしまうのか,遠い所とは世界の果てというような二度と会えぬ場所なのか。
歌う立場としては,いろいろ仮定してしつつ聴き手に想像してもらわないといけない。
追記
「全画面表示」にすると,楽譜がまあまあ見えるので,読みながら聴けば良いと思います。