アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

ポジティブ太郎? NHKコンクール山形県,聴けるほどのものでは..全国でも

2018年11月01日 | 音楽系(合唱,作曲・編曲など)
あまりマトモな文章を書けないのでゴメンなさい。

しばらく前,Nコンの山形県大会の演奏を聴いた。
高校の部の話になるが,女声だらけで聴くところがなかった。
心にも響かない。
昨年の実績で東北へは3枠あるのだが,「それで代表か」という演奏だった。

何度も書いてきたが,合唱に「立派な声」は不要だ。
たとえ拙くとも,声を合わせられるのがよろしい。
それで合格なのは県内では鶴岡北だけかな,好きではないが。

それを含めて思うのは,アカペラ曲の音程だ。

という前に,
1.女声にもアカペラ曲?という従来的な疑問
2.なぜ女声はピアノ伴奏が外れる途端に音程がおかしくなるのか

1.の前に,そもそもNコンの女声は3声部,混声は4声部であり,技術ハンデがあることを指摘しておく(女声不利の意味ではない)
女声にアカペラが困難に聴こえるのは,作曲・編曲家の下手さにも起因している。
西洋の曲の前では,女声のアカペラに問題は感じない。
ところが,そもそもがおかしく聴こえるのは何故だ。
それはピアノ伴奏という平均律に慣れすぎているから。
ピアノというタガが外れた時,単純に声だけの美しい音楽を追求すればよい。

下手は下手だが,私のところでは,ドミソわ出すときに,ミの位置をいじっている,というか認識させている。
全国大会のお嬢様演奏でも,ポイントは同じだ。
アカペラ曲を課題曲に採用した年は,必ず違和感を感じていて,それをクリアしてくる学校は,未だない。
さらに3声部でベース音もないのだから,こういう年は間違いなく混声の学校が金賞になる。

結果,私の涙が流れるのは今年も混声の高校となるのだった。
(それ以外の理由もいろいろとあるけれど)

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