先日、9/6に一部を紹介した、「読売ファミリー」の中居君のインタビューの全文を、譲っていただいたのでまだ、未見の皆様にご紹介します。
読売ファミリー 2012/9/5号 NO.1248 ~引用文~
「 【 「最高の二番手」を目指して】
歌手、俳優としてのほか、バラエティ番組、ロンドン五輪のキャスターなど、SMAPの中居正広さん(40)は、今や日本を代表する司会者の一人として活躍しています。特に、何人もの出演者の個性を引き出しながら、番組を巧みにまとめあげる「中居正広の怪しい噂の集まる図書館」(テレビ朝日系)で見せる進行ぶりは絶妙です。
(聞き手/松田千明)
いかに話しやすい雰囲気にできるか
― 番組では「シーフードカレーとトマトカレー、カロリーが高いのはどちら?」といった二択問題で、出演者が主張をぶつけ合うスピード感が楽しいです。
活発な会話が一番の面白さなので、一緒にご飯を食べに行ってしゃべってるような雰囲気には気を配っています。話しやすいように出演者同士の距離を少し詰めたセットにしてもらったんです。
― 出演者は毎回替わります。
「この流れだと次はあの人に振ろうかな」 なんて考えながら 常に全員を観察しています。
― 他のバラエティ番組と違うところは?
ほかではSMAPのメンバーがいたり、タモさん(タモリさん)やべーさん(笑福亭鶴瓶さん)がいますが、この番組は全行程を僕一人でやらないといけないので、すごくエネルギーを使いますね。
― なるほど。
睡眠不足ではできない番組です(笑)。 最初は特に大変でしたね。 なぜか汗びっしょりになっておなかがすくんです。ですから、いつも横にチョコレートを置いて、「やばい」と思った時に食べていました。
― お気に入りのコーナーは?
飲食店の人気メニューを当てるとその料理を食べられるコーナーですね。 プライベートで高級イタリアンレストランには行かないので。 本当、おいしいですよ(笑)。
― ジャニーズ事務所の後輩「Kis-My-Ft2」のメンバーも毎回、出演してます。
みんなちゃんとしているし、すごくいい子たちばかりなんで先輩としてのアドバイスなんて全くないですし、年齢が離れすぎちゃって後輩というより「今、人気のある人たち」という感じです。 後輩って感覚は「タッキー&翼」くらいまでかなぁ。
― 「司会ができるアイドル」は中居さんが草分けかもしれませんね。
SMAPの中でも「一番しゃべりができる人」になりたくて、司会の仕事も10代の頃から憧れていました。 先輩にもいなかったですし、多分、人と違うことをやりたかったんでしょうね。
― 目指す司会者像はありましたか。
以前から「最高の二番手」でいたいと思っていました。
五輪の時は主役は選手の皆さんで、紅白歌合戦なら一番が歌手の皆さん。 司会は常にその後ろです。10代の頃に思い描いた将来像には近づいたかもしれません。
<読者から中居さんへの質問>
Q:もし休みが1か月取れたら何をしますか。
「1ヶ月も!?船で世界一周しに行きたいです。」
Q:休日の一番の息抜きは?
「地元の友達と、僕の父の家に集まってバーベキューをします。お昼から外で遊んでしゃべると楽しいです。」
Q:芸能界でお手本にしている人は?
「いないに近いかな。 若い時は少年隊の先輩みたいに踊りたいと思いましたけど、この仕事をして20年も過ぎるとすべてがオリジナルになります。 ただ、今年の「FNS 27時間テレビ」(フジテレビ)でタモさん、ビートたけしさん、べーさん、さんまさんと共演した時は、誇らしげな自分と同時に、すごく小さな自分を痛感しました。 頑張んなきゃな。」
Q:SMAPのメンバーでルームシェアするなら誰ですか。
「ありえません。 呼吸ができなくなっちゃいます。(笑)仲が悪いとか、けんかしているわけじゃないんです。」
Q:どんなタイプの女性が好きですか。
「普通の感覚を持っていて、穏やか、和やか、清らかな人がいいですね。 自分はおとなしいほうなので、同じタイプが好きかもしれません。 芸能界ってすごくかわいい人が多いですが、そこでときめくことも、そういう目で見ることもないです。」
【僕はいつも SMAPの中居】
メンバーは特別な存在
― おちゃめだったり、まじめだったり番組によって変幻自在にカラーを変えますね。
バラエティー番組でも先輩や後輩がいて、自分の立ち位置が変わりますからスタジオに入ると“オートに”切り替わります。
― ところで、CDデビュー21年目を迎え、先頃、SMAPとして20枚目のアルバムを出されました。 中居さんにとってもSMAPとはどんな存在ですか。
家族や友達、ビジネスパートナーとも違う。
SMAPはSMAPですね。 これはメンバーしか分からないと思います。
― メンバーの出演番組は見ますか。
昔はトークの時に面白いネタになるんじゃないかと思ってよく見ましたが、最近は見ないですね。 自分の番組も見るものと見ないものがあって、連続ドラマは2話ぐらいまで見ると大体画面で見た時の雰囲気が分かるので、それ以降は見ないです。
なので、感想を求められると答えられません(笑)
― グループで良かったと思うことは?
今の仕事すべてが「SMAPの中居」だからやれていると思うんです。 だからいつも僕は「SMAPの中居」なんです。
他のメンバーもすごいですから、置いて行かれないようにしがみついています。 」
インタビューの最後を締めくくっている「だからいつも僕は「SMAPの中居」なんです。」 ・・という言葉に心ひかれて、先日、その部分だけを紹介させてもらっていたんですが・・
このインタビュー記事、いいですね。
「図書館」の番組をもとに中居君に司会について質問してるんだけど・・質問はあまりにフツーでありきたり?で(失礼な)・・だからこそ、中居君の素直な言葉を引き出して、彼の奥深さが出ている。
中居ファンは、中居君が司会をしてる番組を見ても・・どうしても「中居君」をもっと見たい。
中居君のことが話題になってると身を乗り出す(笑)
反対に、中居君があまり映らない・・・中居君がクローズアップされていない・・・その上、番組じたいが面白くない・・となると色々ツラくなってしまう(苦笑)
でも、中居君自身は、いちアイドルとして・・というより、いち司会者として・・取り組んでいる
「図書館」のセットが変わったのも、中居君の提案があった・・・といったところとか
「全行程を僕一人でやらないといけないので、すごくエネルギーを使いますね」
「睡眠不足ではできない番組です」
・・とか。
私たちがきゃあきゃあ 言ってた「カミスン!」のMCをしてる時に、中居君が言っていたことだなあ・・って。
彼は、いつもコツコツと
常に先を見据えて・・「今」をコツコツとやっている
そんなこと、よく分かってるはずなのに。
こうした、インタビューの飾らない言葉に、改めて気づかされる。
「27時間テレビ」で、BIG3、ベーさんと共演して・・
「すごく小さな自分を痛感しました。 頑張んなきゃな。」 って。
それぞれが、好きなことをして
そして、「SMAP」に戻ればいい・・ って、昔 中居君言ってたよね。
個人でやりたいことを、思いっきり頑張って・・・5人はいつも「SMAP」に集結する
リスペクトする他のメンバーに、チームSMAPに、恥じない自分でいるためにも・・
21周年を迎えて 40歳を迎えて ますます楽しみだね、SMAPは。