2016年4月です。
あの騒動から、3ヶ月経とうとしています・・ていうか、もっと長い長い月日を出口の見えないトンネルに入り込んでいる気がする。
いろんなスタンスのSMAPファンがいる。
たまたま見かければ見るよ、という好意的なスタンスの方。
テレビ欄をチェックしてSMAPがあれば、合わせて見るよ、という方。
ファンクラブには入っていないけど、積極的にSMAPのお仕事はチェックしてCDも買うし、ライブも行くよ、という方。
自分に何が出来るか分からないけれど気が気じゃない、とにかくSMAPを信じてる、何かしたい!って日々格闘している方。
みんな それぞれにSMAPが好きなんだ。
だけど、あれ以来・・操作された情報
あることないことに 心を乱される
そして、「なんか変」な動きについ、疑心暗鬼になってしまうね。
久々に「プロフェッショナル 仕事の流儀 SMAPスペシャル」 を見ました。
冒頭の数分だけで泣きそうになるじゃないか。
「真実のSMAP」
この番組が放送されたのは、2011年10月10日。
中国・北京でのコンサートを中心に被災地を訪れたり、ファンミで各地をまわるSMAPが描かれる。
“デビュー20年目のSMAP”として。
ナレーション『エンターテインメントの歴史を塗り替え続けるSMAP。華やかなステージの舞台裏に初めて長期密着取材のカメラが入った。20年目のSMAP。その真実の記録。』
職業:エンターテイナー
ナレーション『アイドルの枠を突き破ったスーパーグループ。その歩みはタブーへの挑戦の連続だった。』
中居 「非常識なことをやっぱり自分たちで常識化していくというのかな・・」
「それがSMAPの最大の武器になっているんじゃないかな。」
そこには「今」と変わらぬSMAPの姿がある。
彼らの変わらぬ真摯な姿。
被災地を訪れる5人・・
情報を公開せずに訪れた各地で限られた条件の中でふれあいを大切にする姿。
会場に集まった1500人ひとりひとり、と握手する彼ら。
はにかむ子供たちの目を見て「またね」。
「もっと、ぐっと!」力強く握る手。
「こういうことって何でしょう 変な話ですけど、あんまりテレビでやりたくないっていうのはちょっとありますよね。評価のためにやっていることでもなく、見返りを求めてやっていることではないので。できる事って本当に微力ですから。限られてますんで。」
「そんな思いだったりしますよね。 やらさせてもらっている。」(by中居君)
ナレーション 『ここにシンプルだが、5人が貫き通してきた流儀がある。』
「目の前のことに、全力を尽くす」
吾郎 「やっぱもう 目の前のことなんですよね。ちゃんと自分ができる中で一生懸命、全力投球していくっていう。」
慎吾 「本当に小さなことでも 常に必死で。なんか必死なんですよ。常に。」
握手の列にいた男性に「復興したらまた来てください」と言われた中居君。
「もう一回来ます。」・・個人としてはもちろん、SMAPとしてもこの気持ちは本心。
中居 「またがんばりましょう。一緒にがんばりましょう。」
彼らはいつだって必死で
カッコ悪くても、泥臭くもがきながら目の前のことに全力で取り組んできた。
私たちはそれを見て来た。
アイドルとしてかつてない、切り開いてきた「新たな領域」は数知れず・・
すでに若い世代には当たり前になっていることさえ、SMAPが恥かき、汗かき、叩かれながら「非常識を常識化」してきたことだったりする。
ナレーション 『長きに渡り、第一線で活躍してきた5人。しかし彼らは異口同音にこう語る』
木村 「自分らは別にそうたいしたことやってないから」
中居 「僕はそんなもう・・本当にそんなんじゃないですから。あんまり僕を追っかけてもそんなにおもしろくないですよ。本当に。」
吾郎 「劣等感との戦いみたいな・・意外とそういうのはありますよ」
ナレーション 『SMAPをSMAPたらしめている強烈な自覚。』
「俺たちは、たいしたことない」
吾郎 「踊りだけっだったら本当にプロのダンサーもいるわけだし。お芝居だってそれだけを一本でやっている人には僕らはかなわないので・・」
「じゃ何がっていったらもう、それでも下手でもやっぱり一生懸命 頑張るしかないのかなっていうか」
「だから常にそこは全力で頑張っているところを見せていかなきゃなと思いますけどね」
彼らが全力で全身で 覚悟をして取り組んでいることは誰でもできることではない。
その時、その時、ぶつかる壁は違うだろうけど、その取り組み方は変わらない。
彼らを支えている思いはきっと・・
「エンターテインメントの力を信じている」
木村 「エンターテインメントってことを信じてますね。信じてなかったら絶対できないと思うし。」
「無条件に自分がここにいて その相手がいて」
「自分に何かできることをすると、その人たちが子どもじゃねえのっていう顔して笑うの」
「あれはすごいですよ」
「うん。やっぱりそうやって気持ちを自分たちに向けてくれる人がいる限りは」
「全力でやるべきことじゃないかなと思う。」
結成1988年。今年で丸28年。
デビューは1991年。
6人で始まったSMAP。
いろいろ、いろいろあったね。
エンターテインメントを信じて
生活や人生をかけて全力で歩んでいるのと同時に・・慎吾はこうも言っている。
慎吾 「エンターテインメントに 僕らSMAPに何ができるんだって言っても」
「とても微力と言えば微力なんですよ。何もできないんですよ。」
慎吾 「だけど、今までやってきた中で僕らのことを知っていて、いつも明るく元気で笑顔でいるSMAPっていうのを知ってる人たちが、いてくれるんですよね。」
「その人たちと会えたら。辛く苦しい状況の人達でも一瞬、笑顔になれると。その一瞬の笑顔のために、僕ら20年やってきたんだなって・・初めて思ってますね。」
木村 「楽なのは?って考えると、個人活動が充実しているのならば、個人活動をしていって、自分のペースで・・っていうふうになるとは思うんだけど。楽・・しようとは思ってないんじゃないですか?SMAP。・・うん。」
「楽したらSMAPじゃないと思うし。」
ナレーション 『5人は立ち止まらない。前だけを見据えている。』
この放送から5年が経った。
今年は“25年目のSMAP”だ。
中居君が言う通り、今年のSMAPは「前だけ」じゃなくて「振り返る」こともあるかもしれない。でも、それは後退とか、懐古でないはず。
「前に」進むためのものであると・・この番組を見て確信はより強くなった。
北京のステージを前に緊張感漂う控室。
「スタンバイお願いします」
この声を何度、彼らは聞いてきただろう
そして
ステージにあがってきたことだろう・・
きっと 彼らは私たちを置いて行ったりしない。
番組タイトル「プロフェッショナル」とは?恒例の質問。
中居 「一流の素人ですね。ま、一流の二流みたいな。うん。最高の二番手みたいなのが自分は合ってるかな。」
木村 「前線から逃げない人。うん、最前線から。前に進み続ける限り、前線にはいられるから。」
「うん、いたいなぁと思う。風当りが強いけど(笑)」
吾郎 「こう敢えて人を否定することもなく、そして自分に与えられた仕事を責任を持って、その仕事が持っているメッセージというものを人に伝えてゆく・・っていうことなんじゃないかなと思います。」
剛 「チームワーク、仲間を大切にする人だと思います。自分の力以上のものを出すにはやっぱり、仲間だとかチームワークを大事にするっていうのが僕はプロフェッショナルなんじゃないかなと思います。」
慎吾 「明日を生きる人。 今を生きるのはもちろんですけど、一歩二歩先へ、明日を生きる。」
「振り返りません、僕らは。」
シンプルに・・
彼らを信じる。信頼に値する人たちだ・・って知っているもの。
不安から、真実のSMAPを見誤らないように・・
NHKに再放送のリクエストもしましたけど、ぜひまたやって欲しいなあ。
まだ見ていない人にぜひ、見てもらいたい。
「さくさく」姉妹版 「中居語録」はコチラ。