
菜虫蝶と化す候となりました。
お水取りもすんでいよいよ春本番です。
実家の庭のラッパ水仙は必ずお水取りの頃に咲き母が毎年感嘆しておりました。最近妹から分けてもらったミニラッパ水仙が花壇でこの時期に咲くようになり母の言葉を思い出しています。
この画像は友人のY子さんが作られた吊雛とその中の鶏のアップです。(Y子さんお写真ありがとうございます)
この鶏の袋は珍しいものですが
天を照らし闇を葬る。天照大神のお使い、伊勢神宮に放し飼いになっているニワトリとか。
昨年こちらの「吊雛の会」のお知らせを頂いたのですがまだ足が完治せずお伺いできませんでした。
下の写真はずいぶん沢山のお細工ものが下がっていて素晴らしいものですがこれだけ作るにはどれだけの思いがこめられているのかと感動を覚えます。

先日80年前の母の手作りの吊雛のお細工物を解いて型紙を取り直したと言う80歳の方のTVを見ました。母の跡を辿ることでその思いや形が継承されるのでしょう。
吊雛の中には袋物が多く、眺めるだけでなく女性達の楽しい持物でもあったと思います。
偶然さくらさんが掲示板に吊雛の写真を載せてくれました。この写真がY子さん宅の吊雛の会の折りの写真に似ています。合わせてご覧になって下さい。(さくらさんお写真ありがとうございます)