
燕去る候となりました 。
赤蜻蛉がすいすいと飛び交って草むらには早くも彼岸花が咲きました。今年の秋は早いのをちゃんと感じているのでしょう。
前回の古書から桔梗袋を作りました。本ではバッグになりそうな大きさでしたがぐっと縮小しました。実際には房が付いて優雅なものですが小物入れ用なので房は付けず結びも自己流です。すんなりしていますが4枚接ぎなので結構入ります。
昔は手提げも手作りでいろいろ工夫がなされ、底に鏡を仕込んだものも見ます。古い袋物は底が凝っていて切嵌めや押し絵が施されていて『見えないところに心をつくす』奥ゆかしさと遊び心が見えます。針仕事は女性の楽しみだったのでしょう。
