腐草蛍となるの候となりました。
裏の枇杷の木に沢山実がつきました。ずっと実をつけなかったので驚きましたが枇杷の木の前が空き地になって日当たりがよくなったせいでしょうか?「枇杷が黄色くなると医者が忙しくなる」とか。そろそろ夏場の食中毒などに気をつけないとなりませんね。
この写真は玉手結びと言うものだそうです。
昔からお稽古事の始めは『6歳の6月6日から』と言われています。この玉手結びの中にお稽古事の上達を願った願文や石を入れて神棚にお供えする風習があったようです。このような実例を見かけませんでしたが片桐家と言う旧家の七夕の飾りの中に見つけて小躍りしました。 (こちらには雲上流の「梶の葉」のお飾りなども見えます)http://www.katagiriseiryudo.com/ktgktana14.htmlこの2枚目の写真に三方に乗ったアップがあります。お稽古事の上達を願うものですから七夕に飾ったのかもしれません。三方に乗せて大事な扱いになっていてやはりお供えするものだと分かります。
これを作るのに大変苦心しました。糸を辿るとこの編み方でいいようですが参考にした写真は二重になっているようでとても複雑に見えました。片桐家の写真も上の写真と同じなのが分かってやっと安心できました。
このようなお飾りや風習が残っているのをご存じの方はお教え頂きたいと思います。とてもかわいい形状だと思います。
って言って下さったけれど、実際は手がつったりして大変でした。物を作る方の熟練の手業にはそんな修練の美しさはあるでしょうがいつも私は四苦八苦しています。
水引って絞めるには思った以上の力が必要で、この時も手がおかしくなりました~
なんでもかじってばかりでいかません。気が多すぎるようですね。