SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

扇子

2007-01-25 23:43:15 | 
水沢あつく堅し 候となりました

夜空に星が綺麗です。明るい星はシリウスでしょうか? そう言えば昨年は戌年、大犬座のシリウスはもっと注目されてもよかったような~年男ならぬ年星?でしたのに~







今月は母シリーズになりました。これも母の婚礼の折に持った扇子だと思います。
金が今でもまばゆいほどです。これにも長い紐で花結びがされています。房が付くとぐっと華やいで、格も高くなるように思います。
扇は古くは かわほり、桧扇 先の開いた中啓 もう少し狭い 雪洞 などから舞扇。お能の扇は少し大きめです。
日本舞踊の扇も二枚扇のように曲芸風に扱う物は錘を重くして扱いいいように工夫されています。あとはお茶の扇子や儀式用のもの。
お扇子一本おくだけで結界にもなって、さまざまな用途に使える日本の扇は和の文化にはなくてはならない一品ですね。



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5 コメント

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Unknown (yaya)
2007-01-29 06:55:57
>ひとりひとりのひとつひとつの行動が大切にされることでしか伝えていけないのだ、と思っています。
そうですか~私も心がけましょう。あんな小さなことにでも心を動かすbearさんの繊細さと行動にちょっと驚いきましたが、きっとよい文化の継承者になって下さると嬉しく思います。これからもよろしくお願い致します。

さくらさん、お扇子の風は涼しいのですか~。主人は大変な暑がりで真冬でもお扇子を持ち歩きます。もう必需品でお扇子が消耗品だと分かりました。骨が折れ紙は破れ年に二本はダメにします。30年も同じお扇子が使える私には全く考えられないことでした。
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Unknown (bear)
2007-01-27 10:22:19
感動を感動のままに伝えさせていただきました。文化を継承していくことは、ひとりひとりのひとつひとつの行動が大切にされることでしか伝えていけないのだ、と思っています。どうか今後ともお教えください。
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Unknown (さくら)
2007-01-26 18:14:51
金色も輝きを失わずに綺麗ですね。
本当に扇子一つとっても色々な形がありますね。
扇子の風って涼しいんですよね。
高価な品は持っておりませんが夏は着物や服の色に合わせて使用しています。
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Unknown (yaya)
2007-01-26 16:05:39
>白い部分は象牙でしょうか?
そうでしょうね、bearさん。 真っ白なのが不思議なほどです。裏は銀だったと思います。
はこせこ、がんばって下さいね。思いきって分解してみて下さい。それで型紙を取るといいと思いますよ。

今ブログを拝見… 「あらら!!」と恥ずかしいやら~
お粗末でしたのに~ ご紹介ありがとうございました。
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Unknown (bear)
2007-01-26 09:02:49
美しいですねぇ・・・・白い部分は象牙でしょうか?
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