
濃霧昇降す 候となりました 。
このところの残暑は事の外厳しくて日本中で猛暑にあえいでいるようです。冷房嫌いな私も一日中かけているせいかなんだか体がだるくてお盆休みの家族のご飯作りもさぼりがちでした。
皆さまも体調に気をつけて下さいませ。
今回は伊勢型で千代紙を作ってみましょう。

着物の染めはこれに糊を引いて染まらなくして地色を染めて糊を落とすと模様が白抜きになります。
今回は紙なのでそのまま堅い刷毛で叩いて色をつけてみました。
上の写真は三角や台形の形に切り取った紙を伊勢型の上に置き部分的に色を付けたもので封筒やポチ袋を作ったり箱に貼たものです。
先日文具屋さんに行きましたらステンシルの紙形がありました。
伊勢型が手に入らない時はこんなものやケーキなどを載せる銀色のレースペーパーでも応用出来るのではないでしょうか?
伊勢型と言う伝統文化のお話をしながら親子で工夫して楽しい夏休みを過ごして下さい。
私の生家の近くに竺仙があって娘時代に作ってもらったことがあります。ここは江戸小紋などを染める老舗で、江戸小紋は伊勢型で染めます。
浴衣も同じように伊勢型で染める長板があります。裏表違った柄の両面染めなど凝ったものがあってその技術はたいへん高度です。
改築の折母の長板の残り布が出てきました。
「長板よ」と言っていましたから母にとっても贅沢な浴衣だったのでしょう。




yayaさんも、どうぞ体調崩されませんように。
伊勢型を作る作業はテレビなどで見たことがありますが、ほんとうにたいへんな作業ですよね。
日本人の手先に器用さ、細やかさは素晴らしいと思います。
伊勢型で色をつけた封筒やポチ袋、とてもきれいです。
親子で楽しめたら、ほんとうによいでしょうね。
出来るだけ外出を避けて体調維持に努めております、ご心配ありがとうございます、風花さん。
今月のお稽古はお休みでしょうか?
若い時は暑さにめげずにお稽古に励ましたがそれも気力が充実していてこそ出来るのでしょう。暑い時のお稽古も大事ですよね。
私は万筋に憧れていましたが万筋のような線をどうして失敗なく彫ることが出来るのでしょうね。伊勢型を彫るのも至難ですがそれを染めるのもすごい手技です。
職人さんの技術あってこその着物ですね。
大切に着ないといけません~ そしてこの技術は継承されなければなりませんね。
先ほどの投稿もまだ表示がありません~(投稿は出ますがカウントの表示が出ません)
でも修正されると思いますので表示のない時は気にせず投稿後暫くお待ちになって(PC閉じて)下さいませ。
風花さんもお困りでしたか?すみませんでした