長月朔は雨となりました。ひんやりとして静かな秋の訪れです。
今日は二百十日、野分の心配な頃に入ります。
紫は好きな色です。深い紫もいいですが「桔梗色」も涼やかさを覚えます。
桔梗はとくにその蕾みの可憐さに引かれます。千代女さんの句に「桔梗の花 咲く時ぽんと 言ひそうな」がありますがまさに風船のような膨らみが愛らしいです。
花が揺れると秋風が通ったような涼やかさを覚えます。
この花包は「女郎花の華包」です。秋の草花にも応用出来るので桔梗を包んでみました。
女郎花がいいのですが友から届くよいお知らせを待ってこの花を包みました。
更に吉と 言う名の花の嬉しくて 飾りて待むその 玉梓を
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます