SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

守貞漫稿

2008-02-26 10:45:09 | 
思わぬ怪我で4週間も家事から解放されていましたが、ギブスもあと1週間ではずせそうです。そろそろ家の片付けでもと思い、書棚を開けましたら守貞漫稿を見始めてしまいました。
これは母から貰った大事な本で、江戸中期の風俗辞典のような本です。守貞さんと言う人は絵心があってスケッチ風の絵が沢山入っていて見ても楽しめます。その中で羽織の紐が目に止まったので面白いと思ったことを少し加えておきます。

 武家の紐は紫色の八つ打の紐で、「紫を用ひずば小児」。

 京阪では平紐、江戸にては丸紐が多かった。

 火事装束の羽織の紐はボタン風な留め金。 (陣羽織にもそうした物が多いようでした)

 紐の長さは時代の好みによって変わる
 
羽織の紐だけでも調べれば楽しいことが分かります。item5



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2 コメント

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Unknown (yaya)
2008-02-27 00:21:45
あと少しと思えたらやっと怪我の事が書けました。お見舞いありがとうございます、職人さん。

主婦は家事から解放されませんから初体験に結構わくわくして、一日中手のことをしていました。これが手の骨折だったらどんなに辛かったことでしょう。
お互い体は大事にいたしましょう。私こそいつも見習っています。
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Unknown (職人さん)
2008-02-26 22:14:01
大変な目に遭われていたようですね。
もう少しの辛抱のようですがお大事に・・・!
どんな時も他人を思えるゆとりをお持ちでいらっしゃる。素晴らしいです。
少しでも近づけるよう、磨きに励みます。
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