今日は休日なのでお休みのつもりでしたが開いて写真がないのは淋しいので急遽守貞漫稿の頁を撮りました。守貞漫稿は絵がふんだんで見るだけで楽しくてどの絵にするか迷いました。
実家の象牙の室町雛にそっくりの雛の絵などお見せしたいのが沢山ありますが今日は十三夜ですのでお月見の頁にしました。(これは十五夜のお飾りですが)
十三夜と言うとどうしても樋口一葉を思います。幼い時から「十三夜」の主人公のあの儚げな姿に惹かれました。あの頃の女性は弱々しげでいて凛としたところがあります。つつましい振る舞いが残る中に自立の心が芽生えた時代なのでしょう。
生活の規範もきっりとしていて、何事もルーズになり勝ちな私自身を含めた最近の世相を反省しないとなりません。
こんなサイトを見つけました。いろいろ楽しめそうですからご覧になっては如何でしょうか?
http://www.taitocity.net/taito/ichiyo/ 一葉記念館
今日の十三夜はお月さまを楽しめそうです。五日は満月で、月が美しい夜が続きます。
風花さんの所はお寒いのでしょうね。こちらは例年より暖かです。
風花さんも十三夜のヒロインに惹かれたようですね。昔の女性はよく辛抱しました。偉いです。最近は我慢が足りなくなった自分を感じています。たまには反省しないといけませんね。
「十三夜」、幼なじみ(だったと思いますが…)とのつかの間の再会と別れが、なんとも侘しかったのと、諭されて婚家へ帰らねばならないことに、若かった私は理不尽さを感じたものでした。
昔の女性はほんとうに芯が強かったですね。