SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

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KAMON-ORI 10 四角八角

2006-09-27 07:05:12 | 






写真は正方形の紙で底辺が8角形です。 これと逆に8角形の紙で底辺が四角も出来ます。紙の枚数や重ねる紙の角度、色目の変化によって花紋折は万華鏡のような変化をみせてくれます。
一昨日お弁当の容器となった立体花紋折のことを書きましたが、折は畳めば小さく開けば大きくなる利点があり、これを生かした三浦折(三浦公亮氏考案)と言うのがあります。最初は地図を手早く開閉する為に考案されたようですが、宇宙のアンテナとして使われて一躍有名になりました。小さく運んで宇宙で開きアンテナや太陽電池のパネルとして使われています。
http://homepage.mac.com/kamenoseiji/MountNotes/Miura_Fold.html

私はこれを自分で屏風折と言っていますが画数が多い時の多角形を作るにはこうして屏風折にすると紙の厚みが1箇所に集まらずに狂いが少なくなります。
明日は矩形をお届け致しますがおまけに16角も折ってみましたのでご覧下さい。



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5 コメント

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Unknown (浮羽)
2006-09-27 10:18:14
私は花紋折りは初めてで、今、六角形と五角形の重ね折りが面白くなってきたところです。ちょっとしたコツやポイントに少しずつ気付いてきました。手持ちの紙がまたたく間に心細くなってきたので、紙探しに出かける楽しみもできました。まだまだ美しく折ったり、画数の違う重ね折りまでいきませんが、yayaさまの作品を見ながら楽しく折っていこうと思っております。
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Unknown (yaya)
2006-09-27 12:33:25
今日の折り方を別記しておきますね、浮羽さん。お試めし頂いているようで嬉しいので~。
五角形は結構難しいのです。でも何度もトライすると綺麗に出来ますから根気よくなさって下さいね。今日の四角で八角折りはわりと上手く出来る形です。見た目もちょっと意表をついて面白い形なのでマスターなさるといいですね。こんな中に頂いた写真のお代など入れてお返ししたら楽しいでしょ?

#折り紙で底辺8角の折り方#
(今日アップした右側を参考にして下さい)

折り紙を四角に二度折り、次に三角に折ります。開くと十字と×の線が出来ています。
その8本の線に八角形の頂点を合わせて底辺になる八角形の印をつけます。
それに従い折りますが底辺の印にあまり拘らず、折り紙の角角を45で折るようにした方が綺麗に折れます。角(つの)四つがイメージです。それでコツをつかんでから少し角度をずらすと角角が半分(45度)でなく開いた形になります。

15センチの折紙なら底辺は3.5センチ。17.5センチでしたら4センチくらいの半径の八角形がいいでしょう。お試し下さいませ。

ひどい風雨も上がってきました。お使いに行かないとなりません~
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Unknown (yuki)
2006-09-27 21:42:05
こんにちは。こちらで花紋折の美しさに触れているうちに、どうしても本がほしくなりました。縁あって銀花55号が手に入りました。少しずつ練習してきれいに折れるようになりたいです。
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Unknown (yaya)
2006-09-27 23:07:59
銀花55号手に入ってよかったですね。yukiさん。あれにはサンプルが沢山出ています。私のはまだまだでしょ? もし又縁があれば「をる」秋NO6を探してみて下さい。これには折り方が出ています。八重女さんの「古典折り紙」も古書展や古書検索で見つかることもありますよ。やはりこれが一番詳しいです。
基本は対角線で折返すだけなのですが~
皆さんが興味を持って下さって嬉しいです。

# 折り紙で底辺八角の折り方 Ⅱ #
浮羽さんのコメントのお返事に折り方を書きましたがそれが折れた方は今度は Ⅱ をお試し下さい。

今度は十字と×の線に八角の各辺の真ん中を合わせてください。写真の左側に近い形が出来ると思います。

この前にKAMON-ORI 6 で折り方を説明していますので基本の折り方は省いてあります。それをご覧になっていない方はそちらを見てからこちらをお作り下さいね。
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Unknown (yaya)
2006-09-27 23:19:53
今古書検索をしましたら「古典折り紙」10冊も出てきました。http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon_result ここです。値段の高低があります。
これがあると私がアップしたほとんどのものが出来ると思います。

「をる」もありました。http://www.kosho.or.jp/servlet/bookselect.Kihon_result  こちらです。こちらは一冊ですから早い者勝ちです。
お知らせまで。
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