小寒となり芹栄う候となりました。
お正月休みも明けて仕事始めとなりました。と言っても今年はのんびりで気が抜けています。
ちょっと趣向を変えて月初の花包を掛けてみました。とてもしなかやな柳で動きが面白かったので繭玉風に玉をつけてお正月を演出した柳の花包です。
今年も月の別名を続けましょう。
1月は孟春 太郎月 年端月 年初月(としはづき) 霞初月 暮新月(くれしづき) 早緑月 子日月 初空月 初春月 初見月 祝月 正月 新春 端月(たんげつ)など。
もうじき七草で以前「七草なずな唐土の鳥が~」の囃子唄のことを書きました。こうした風習は母親から自然に習うものですがだんだん消えていくのは残念なことです。
私が小さい頃から聞いていた歌に「長き夜のとをの眠りの皆目覚め浪乗り船の音のよき哉」があります。
これは回文になっていて「ながきよのとをのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな」となります。下からよんでも同文になるでしょ。
初夢には宝舟の絵にこの回文を書いて枕の下に入れて寝るとよい初夢が見られると聞かされました。子供達にも試みましたが成長と共にしなくなりました。きっともう忘却の彼方でしょうが親が諦めると文化は継承しませんね。せめてSAKURAに残しておきましょう。
昔は「お宝、おたから」と宝船売りが来たそうですがさすがにその記憶はありません~
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