蟋蟀戸にありの候となりました。
朝夕は冷え込んで今日はセーターをだしました。べったら市も始まりますがこの頃から晩秋の気配が濃くなるようです。冬支度もしないといけませんね。
写真は ふくら雀です。婚約や出産の品物に向いています。
こうした形物は熟練した方でないと結べないものでどうもよい形にはなりませんがこんな感じと言うことでお許し下さい。
前回書くことを全く考えていない内に更新の時間となり急きょ昔の映画のことを捻りだしました。その後当時の映画をいろいろ思い出しました。残菊物語 春琴抄、の他にも「虞美人」(森雅人、京マチ子でした)鳴神(タイトルは覚えていませんが、氷室の氷を食べたり、神輿振りなど印象が強いです)「夫婦善哉」、杉村春子の「千羽鶴」(これもお茶碗を割るシーンが恐ろしかったです)。など思い出しますがどれも小学生の頃でした。
父が見たい映画に付いて行ったのでしょうが姉達は思春期、妹は小さすぎたので私が徳をしたようです。
姉妹全員ではデズニー映画に行きました。ピノキオ、ファンタジーなどほどんどの映画は見ていると思います。洋画は東劇で父は娘達と銀座をぶらつくのが好きでした。父とはグレースケリーの「成金泥棒」なども見ているのですが洋画の記憶は薄いです。
祖母には美空ひばりの「りんご追分」などもねだって連れて行ってもらいました。父には映画や宝塚、母にはお芝居でした。寿海さんや先代の吉衛門など歳にしては古い役者を見ているのが嬉しいです。(寿海さんと言えば雷蔵の光源氏なども見てはいるのですが中学になるととんと記憶が薄れます)
小さい時から演劇は身近なものでしたがこれは姪にも伝わって姪っ子ちゃんの子にも芝居好きの遺伝子はちゃんと伝わりました。子供の頃の体験は貴重な財産ですよね。
追伸
掲示板に花兆会のお知らせを載せましたのでご興味のある方はご覧下さいませ。
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