立夏となり蛙始めて鳴く候となりました。
八十八夜も過ぎて立夏となりました。
雨の続いた連休の初めでしたが一昨日やっと庭の三寸あやめが雨に促されるように咲きました。早速包んで飾りました。
これは荒木真喜雄氏の本に依る、端午 菖蒲、蓬包です。菖蒲、蓬包は他にもありましたが珍しい形の方を選びました。ずいぶんいつもの華包とは趣が違いますね。
今月の月の異称は
仲夏 梅夏 皐月 早(さ)月 鬱林 菖蒲月 五色月 狭雲(さくも)月 早苗月 多草月 田草月 橘月 雨月 梅月 鶉(じゅん)月 賎間(しずま)月 悪月 月見ず月 吹雪月 鳧鐘(ふしよう) などがあります。
先月、コメントで書きましたように最初の仲夏の仲は四季を孟仲季の三つに分けた呼び名で、孟には始め頭の意味があり季には末=すえ、終わりの意があります。これが分かれば春夏秋冬にそれぞれ孟、仲、季をつければそれぞれの月名が分かります。
鳧鐘については長くなりましたので来月に譲りましょう。
先客万来は嬉しいことですが主婦としてはさぞおたいへんだったことでしょう。
なかなかお目にかかれませんが私は10日にAに参ります。