SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

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守り袋

2006-03-22 08:52:04 | 


姪の赤ちゃんに会ってきました。赤ちゃんっていいですね~symbol4
写真はお祝に作った梅の守り袋です。2月の予定でしたので梅にしましたが随分おっとり生まれました~ 臍の緒でも入れてもらおうかしら?
これは明治45年4月印刷「続裁縫お細工物」と言う古書からとったもので、この型紙はあまり見かけない形だと思います。この本には守り袋も変わったものが多く載っています。赤ちゃんの涎かけ も沢山出ていますがどれも工夫を凝らした形でしかも刺繍など手が込んだものばかりです。他にも赤ちゃん用の足袋の縫い方などもあります。今ではなんでも売っていますが昔の方はどんなものでも心をこめて作ったのでしょう。母親の子供を思う心が伝わってきます。


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4 コメント

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Unknown (月見)
2006-03-22 11:18:09
素敵なお守り袋を有難うございました。世界に一つしかないと思うと尚更大事にしなくては…と、思っています。裏地の良い色の布が無くて、大切な方からの大事な帯揚げを使って頂いたとか?孫の行く末に幸多かれと願って、有難く大事にするように娘に話ました。
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Unknown (yaya)
2006-03-23 13:30:49
月見さん、詳細はメールの通りですが、湯島のお母様の無言のお教えや思い出も一緒に伝わるといいですね。お母様は小さい物や美しい物が大好きだったそうで「きっと喜ぶと思います」とkiさんからお知らせを頂き、たいへん嬉しく思っています。
いつもあげてしまうと手下に残らないので私用に又作るのですが今回は作っていないのでたしかに「世界に一つ」です。
梅は母上にも縁がありますから曾祖母さんのことも思い出してくれるといいと思います。
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Unknown (komu)
2006-03-24 10:25:21
素敵!なんて優しい気持ちのこもったお守り袋でしょう~!背守りや付紐飾りのお話も、本当に昔のお母さんは今よりずっと家事に手間がかかり大変だったでしょうに‥子を思う気持ちを一針一針に込めて偉かったな~有難いな~!と感動いたしました。
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Unknown (yaya)
2006-03-24 12:58:06
komuさん、暫くメールが無かったので如何しているかと思っていたところでしたのでコメント嬉しいわ。
ほんとに昔のお母さん(と言っても私達の母親世代だけれど)は偉いですよね。衣類まで作っていましたもの~
母は和裁もだけれどよく編物もして丁度機械編(自動編み器)が出たころで夜なべして遠足へ行くセーターなど編んでくれました~ 母のセーターは母が70過ぎても手編してくれてずっと重宝していました~ 
komuさんのお母様も5月で三回忌ですね~ 母とは違ったモダンなお母様に羨望していました。真っ赤なお洋服のイメージが抜けません!


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