SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

包む 結ぶ 遊ぶ いにしえに学ぶ

押絵

2010-01-25 00:00:00 | 










水沢あつく堅しの候となりました

梅の花もちらほらと咲きだしました。日ごとにお月さまも膨らんで30日は二度目の満月、ブルームーンが見られます。


 
                             暮れに左のような羽子板の箱に入ったお菓子を頂きました。
箱はもともと好きで捨てられませんがご御厚意を残しておきたくて少し手を加えて写真のような押絵を作って貼ってみました。
あまり上手くは出来ませんが自分で作ったものは不細工でもいとおしいものです。

羽子板の事は2007年1月(6日と11日)に胡鬼板の事など書いています。この折り大きな押絵の羽子板を載せました。大羽子板の押絵はまさに飛び出している立体で迫力満点です。

押絵はその立体感で羽子板の定番になっっていますがお細工物として古くから子女のたしなみでありました。こちらは小物や身の回りの持ち物などの細工で、東福門院さまのお作もいくつか目にしました。各大名家の奥向きにも「◎◎さまお手作り」と言ったものが残っていて高貴な方も楽しまれたのが分かります。


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2 コメント

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Unknown (さくら)
2010-01-25 23:14:55
最近は凧揚げもそうですが羽根突きをしている光景を見かけませんね。
凧揚げは家が立ち並び電線も多くなれば仕方ないですね。
小さい頃妹と羽根突きに興じたのを思い出しました。
むくろじのカチンカチンといいう音が懐かしいです。
お菓子の小箱がお化粧直しをして綺麗な押絵が施され素敵な小箱に大変身ですね。
鮫小紋の三宝がいいですね。
本棚の整理をしていて久し振りに花房昌古さんの縮緬細工の本を開いたのが今日でした。
SAKURAで又お細工物を目にし不思議な気持ちです。

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Unknown (yaya)
2010-01-26 00:12:54
さくらさん、お正月の遊びをしなくなってもう何年たつでしょう。羽根つきも凧揚げも、百人一首も~
夏に友人と投扇興で遊びましたがお正月が殺風景になりました。
羽根付きの音、懐かしいです。

可愛い箱でしたのでそのまま残すつもりでしたがちょうど高山順子さんのご本を見ていたら押絵をしたくなりました。
材料が揃えば作業は楽ですが布選びが時間がかかりますね。
これから毎年お正月に登場する箱となりました。頂いた方の事も思い出すことでしょう。

>花房昌古さんの縮緬細工の本を開いたのが今日でした。
花房さんのご本はいいですね。
暮れの慌ただしさから解放されて布を持つのは嬉しい時です。女正月と言うところでしょうか?
二月のSAKURAはお細工物にしてみようと思っています。何が出来ますか?

私も縮緬細工のご本を開いていたのは奇遇ですね。

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