SAKURA ふるきよきうつくしきもの 

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紙縒りの犬

2007-10-12 14:31:29 | 








浮羽さん、さくらさんが紙縒りに挑戦しているようで嬉しく思います。私も刺激されて紙縒りの犬を思い出しながら作ってみましたので臨時のアップと致します。

紙縒りは昔は紐として役立ていました。一番ポピュラーなのは水引きや元結でしょう。元結はかなりシッカリ結べますし弛みません。
紙は貴重品でしたから手紙の反古を使って紙縒りにして下着なども編んだようです。これは吸湿性抜群だったでしょうし、洗濯可能だったと聞いています。もっと強度を持たせるには漆などを塗って帽子や箱なども編みあげて作ったようです。
日常では和綴じの本の仮綴や煙管のお掃除、遊びや占いにも活躍していました。
こんな便利な手技が残るといいですね。



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6 コメント

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Unknown (yaya)
2007-10-16 06:40:01
紙縒りの犬は昔知人がアッと言う間に作ってくれたのがて可愛くてびっくりしました。さくらさんもお孫さんにジャッククンを作ってあげたらきっと喜ぶことでしょう。子供の目には手品のように見えると思いますよ。そうした驚きが次の代に伝わって残ってきたのだと思います。
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Unknown (さくら)
2007-10-15 08:10:29
この紙縒りの犬は我が家で飼っている犬をほっそりさせるとこんな感じになると思います。
テリア同士のハーフ犬で名前はジャックです。
可愛い紙縒りのワンちゃん、まだピンとした紙縒りになりませんが挑戦してみます。
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Unknown (yaya)
2007-10-14 00:42:38
この和紙は繊維がたくさん出ているのが面白くて紙の市で求めたものです。浮羽さん。本当は白い紙で作ると紙縒りらしくていいのですが私の技術?不足でとても犬にはならないと思い端から諦めました。
これはとても簡単で一本の紙縒りを半分にして顔から作り耳(1本)⇒耳⇒首(2本)⇒前足(1本)⇒足⇒胴(2本)⇒後足⇒足⇒尾(カットして1本) と一筆書きのように作るだけです。
ちょっと時間が無かったので、ズルをして中に針金を巻いて紙縒りを作りました~~ こうすると紙縒りの巻きが戻ることがないので容易に形が出来ました。
でも私は絵がダメですから犬のイメージがなくて馬になったりして~  
これは4センチくらいの出来上がりで紙は1.5弱×25㎝くらいで出来ました。
針金を入れると紙縒りが上手く出来ていなくても作れますから皆さんもお試し下さいな。
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Unknown (浮羽)
2007-10-13 09:04:09
とても素朴なワンちゃんでプードルのようですね。手に取って見たくなります。紙縒りだけで出来ているんですね! 毛羽立ったところが温もりを感じさせて、どういう和紙なんでしょう~ 
巻いた紙は紙縒りで縛るといいんですね。輪ゴムは溶けるし、ゆるすぎたりきつすぎたりで使いにくいですが、紙縒りだと巻いた紙に無理がなさそうですね。練習した紙縒りの使い道になりますし。
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Unknown (yaya)
2007-10-13 00:02:54
私は巻いた紙を縛るのに紙縒りを使います。輪ゴムなど使うと最近の輪ゴムはすぐに溶けて紙を痛めます。全く紙は良い素材です。
あのジャムの紙縒りは開けた袋をとじたりするのにいいですよ。月見さん。
ラッピング用の紙縒りなど買うと結構高いのでお遊びがてらトライしてみては如何ですか。

話が飛びますがこの犬は伯父さまが教えてくれたように覚えていますが、月見さんの記憶ではどうですか?
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Unknown (月見)
2007-10-12 18:03:49
紙縒りは難しくて私も上手く縒れません。それ故どんなに短いものでも捨てられず、箱に何本も取ってあります。この頃はジャムに付いている同じ紙縒りが随分たまりました。短いものは繋げるといくらでも長くなるのですね。環境にも優しく、思いの他丈夫なので見直しました。
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