
もうじき七夕ですが乞巧奠のお飾りにつき物の梶の木が見つかりました。
先月植木屋さんに裏の木をごっそり切ってもらいましたら顔を出しました。今まで気付きませんでしたが裏の空き地と家の境界の微妙な所に生えていました。おそらく一人ばえでやっと気がつくほどの高さになったのでしょう。
この葉は茶事やお懐石の葉蓋に使うなど便利な葉で、裏地にあるのは喜ばしいことです。乞巧奠にはこの葉に和歌を書いたようです。
写真はその梶の葉を牽牛と織女に見立てて糸巻きの漆器に浮かべてみました。七夕さまには梶の葉を水に浮かべて両星を映すそうですよ。
その織女にはいろいろな呼び方があります。
一般的には 織姫、機織姫、糸織姫、七夕姫、梶の葉とはつき物なので梶の葉姫、邦楽にはよく薫物姫も出てきます。このくらいは耳にしますが他にも 朝顔姫、ささがに姫(ささがには蜘蛛のことですが蜘蛛の糸つながりでしょう)などとも言うそうですよ。七日のお天気が気になりますね。
民俗学的なことには興味もありますので今度はもう少し丁寧に読ませて頂きます。
拙ホームページ「古代之風」の中で「カヂの葉」と「角盥」に触れおりますが「糸巻」との発送は思いも付きませんでした。有難うございました。
HP「古代之風」ご笑覧ください
そうですね。日本人でよかったと思います。
「海外の転勤はありますか?」「NO」と言うので結婚しましたが私は日本以外の国では暮らせなかったと思います。
komuちゃん博識などと~ 好きなことだけ追っているだけですから他のことは常識音痴なのが悩みです。銀座のデパートの古書店へ行って古本以外は何も見ず、何も買わない自分を「変かしら?」と思っています。
乞巧奠は 私は きっこうでんと読んでいますが きこうでん とも発音するようで私も迷って避けたのです。確信がないときはごめんなさい。質問していただければその旨添えて書きましょう。先日は自宅のお香会の記録紙ゲットおめでとうございました!
そういえば、月も水鏡に映して見たりしますし、日本人は花鳥風月を楽しむ才に長けているのですね。
もう一度ご覧下さいね。すみません。
梶の葉ってあまりポピュラーでないらしく、お花屋さんで似た葉の鉢植えを見たので「梶ですか」って聞きましたら知らないようでした。この葉も桑だと言う人も居るのですが一応植木屋さんに確かめてみたのですが~
ちょっと葉の切れ目が微妙なような気もしています?
どなたか詳しい方がいらしゃればお教え下さい。