燕去る候となりました
仲秋の名月に向けて三日月が夜毎膨らんでいきます。
高層マンションの建設で窓からお月さまが見えなくなったと言うお話を聞きました。月に癒されるひと時はささやかなこととは言えとても大切なことです。自然をめでる心を尊重してほしいものです。
今日はかさねあげまきです。
上と下にあげまきがあり間にあわじ結びが入ります。
あげまきは花結びの基本です。実用としていろいろに用いられています。
今秋場所中ですがお相撲の「赤房下」などと解説される四隅の房もあげまき結びです。これには入形と人型がありますからきっとお相撲のは入形でしょうね。
ちなみに四隅の房は東西南北を示しそれぞれ、青白朱黒の房です。
もちろん青龍、白虎、朱雀、玄武の四神からとられています。
青春、白秋、朱夏、玄冬の四季の色でもありますね。ちょっと横道にはずれてしまいました~
お相撲の「○○房下」と解説されている四隅の房は東西南北を示しているのですね。
hittで四季の色の事も一寸と調べてみました。
いいお勉強をさせていただいています。
平城京の朱雀門も南大門なわけですよね。
さくらさん毎回コメントを入れて頂いてありがとうございます。すぐに検索して自分の知識を深めていらしゃるのもお偉いです。いつも好奇心いっぱいで吸収する気持ちをお互い無くさないようにしましょうね。
先日、友人へ小さなプレゼントの用意があって、それにあわせたミニのたとうを作ってみました。小さいものは小さいなりの工夫がいりますよね。けっこう夢中になりました。そのかいあって、とてもとても喜んでくれました。「御誂え」と表書きしました。
人に物を差し上げる時は中身より「どうやって差し上げるか」で喜んで頂けると思います。そうした心遣いはきっとお相手に通じると思います。物ではなくて心を贈れるといいですね。