雉始めて鳴く候となりました。
寒中とは言え寒さがこたえます。各地で大雪のようですがこちらはまだ初雪が降りません。
画像は友人の繍子さんがさしてくれた袱紗です。とても繊細な刺繍です。
袱紗には掛袱紗や物を包む袱紗、お茶などのように清めの袱紗等いろいろあります。
平安の頃より香壺の上に心葉と言う袱紗の原型のような布を掛けていましたから掛け袱紗が初めでしょうか。
掛け袱紗には隅に亀房や結の房が付いていて大きさの決まりはなく掛ける物の大小でいろいろあります。
金封などを包んだ袱紗は包んだままさし上げてよく、掛け袱紗も掛けたままお渡しします。頂いた方はおうつりがあればそれに付けてお戻しします。
不祝儀には派手な色を避け哀悼の心を示す色目になります。
ちょっと話がそれますが不祝儀の水引に黄色を使うことがあります。これは
昔の水引の赤が紫に近い濃い色で黒のようにも見えるので間違わないように避けたと言うお話を聞いたことがあります。
物を包みさらに袱紗を掛けてお渡しする作法はずいぶん念入りなようですがふるきよき習いですからもっと袱紗を活用したいものですね。
封皮は奉書で結構と思います。
普通奉書サイズの紙をワサを下にして折り上げ三つ折りにすると奉書では包めませんので美濃紙などを使いますが、折紙が小さそうですので奉書でも十分包めると思います。
立派な極め書になることでしょう。
追加です
私か行ったハンズは
広島東急ハンズです
東京ではありません
せっかくアドバイスがあったのに見落としました
失礼しました
檀紙はハンズに有りました
檀紙と奉書を入手
墨で表書きの計画があるため、封被は奉書で作成しました
檀紙はまた出番がありそうです
有難うございました
東京でしたら銀座のイトウ屋さんか日本橋の小津和紙など紙屋さんに置いてあります。
もしハンズにもあれば教えて下さいませね。
檀紙はシボのある紙です。ふんわりと折るといいと思います。
早速町に行ったとき”檀紙”なるものを買ってきます
東急ハンズに行くつもりです
王一亭の遺品の硯の書付の封被になります
王一亭は関東大震災の救援に中国から船で急行した日本としての恩人です
敬意を払うつもりです
それでしたら三つ折りして上下を重ねる、金封包みのような形がよいと思います。
小さいので少し大き目にしないと貧弱かもしれません。
よいものなら檀紙を使うと格が出ます。
内容と紙とは相応しいものを選びたいですね。
書付は1枚を3折して有ります
9cm×18cm
内容は日本で言う「極め書き」硯について書いてあります
中国の方の書です
書付の包方とのことですが、どのような書付でしょうか?
普通は三折りにして上下を折るのが一般的だと思います。
短冊包が2009/7/7ありますがこれも応用できそうです。
2009/7/23「立文・捻文」として古い書面の包方を載せましたのでご参考になればと思います。
あまりお役にはたちませんでしょうが思いつきましたまま~
筆書きの書付を頂きましたが
包みが有りません
裸では保存上も不都合です
ふさわしい包み方について参考になる情報が無いでしょうか
雪国の方は雪を疎んでいるのかと思いましたら雀の足跡を見つけて楽しんでいらしゃるのに風花さんのお人柄が忍ばれます。朝の雪景色を美しいと思われるのも優れた美の心がおありだからでしょう。
風花さんも美しい刺繍をなさるので素敵な袱紗が出来ることでしょう。出来ましたら見せて下さると嬉しいです。
朝、真っ白に雪が積もっている景色はやはり美しいです。
まだ誰も歩いていないところに足跡をつけるのは、なんとなく楽しくて嬉しいです。
時々、すずめなどの足跡がちょんちょんと付いているのを見つけるのも楽しいです。
見事な刺繍ですね。
私も今度袱紗を作ろうと思っていましたので、参考にさせていただこうと思います。
雪国の方には悪いけれど朝銀世界を見るのは感動です。雪は「いやしけよごと」でよい事をもたらしてくれる気がします。
繍子さんの刺繍はほんとうに丁寧で見事です。
彼女のバイタリテーにいつも刺激されています。
他にもお見せしたい物もありますがまたいづれ~
「おうつり」の習慣は言葉と共に残していきたいものです。昔の方はちょっとした物をいつも用意なさっていたようで見習いたいと思います。
朝目を覚ましましたら銀世界が広がっていました。
偶に降る雪は空からのプレゼントのようで嬉しいですが、毎日雪の中で生活なさっている方は大変でしょうね。
とても素敵な色の袱紗ですねそのお色に合わせた日本刺繍の見事な事、松竹梅に鶴とおめでたい図柄松は相良刺繍のようですね。
「おうつり」は先様のお気持ちを心よく頂く為に考えられた日本の古き良き習慣ですね。