雉始めて鳴く候となりました。
寒さが厳しくなって霜柱がたっています。
早朝のお月さまも凍てつく空に清々しい姿です。
ゆかしい言葉の心葉はぜひ残したい言葉の一つです。
心葉は普通香壺の上に掛ける掛け袱紗のものを言いますが、花を模った飾り金具に結んだ写真のようなものも心葉と言ます。冠に付けるものもあり、これには造花などの花が付いています。
かざしの花と言って冠などに差す花は心葉から発展したものだと思います。
葵まつりの斉王代の髪飾りはこの例だと思います。五色の結びが垂れて綺麗ですが、結びには魔除けの力がありました。
後世子供の背守りに結びを付けるのもこの為です。
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